断食

週1回の1日断食で、アトピーはみるみる改善

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腸を元気にし、デトックス(排毒)を促進するには、断食がうってつけです。アトピー完治を目指すなら、ぜひとも挑戦したいところ。水やジュース、寒天、すまし汁などを使った、いくつかの断食方法と注意点、復食(補食)の大切さなどを伝授します。

胃腸を休ませるのにうってつけ

胃腸を休ませるという点で、断食にまさる方法はありません。1日2食も、いうなれば半日の断食です。

1日2食に慣れてきたころ、1日断食に挑戦しました。さらなる効果を実感しました。丸1日、水だけで過ごす水断食が基本形ですが、ほかにも野菜ジュースやすまし汁だけを飲む方法、寒天だけを食べる方法といろいろあるようです。

ポイントは、丸1日固形物を摂らない、という点です。それと、前日の夕食を腹6分目くらいにしておかないと、断食の空腹のつらさが増します。

わたしは最初、朝昼晩とニンジンリンゴジュースを飲んでいましたが、3回目あたりから水断食に切り替えました。断食中はからだが重く、ジュースをつくるのが億劫ですし、水断食のほうが効果が顕著に感じましたもので。

断食の方法は複数ある

断食の方法をいくつか紹介しましょう。

水断食

1日に2リットル以上の水を飲みます。ほかの断食法にもいえることですが、食事からの水分摂取ができないぶん、意識して水分を摂取する必要があります。

ニンジンリンゴジュース断食

ニンジンリンゴジュース(レシピはニンジンリンゴジュースの記事)を朝昼晩と2杯ずつ飲みます。ほかに午前中と午後に生姜紅茶(レシピは生姜紅茶、生姜湯の記事)を1杯ずついただきます。

寒天断食

10gの寒天を540mlの水で煮ます。450mlまで煮つめて、黒砂糖30gと塩5gを溶かせば完成です。これを昼と夜、熱いまま飲むか、冷蔵庫で固めて食べます。黒砂糖を入れずに固めて、冷やしたものに蜂蜜をかけてもOKです。空腹のつらさが緩和され、腸捻転とか腸閉塞を防ぐ効果もあるそうです。

酵素断食

専用の酵素ドリンクを昼と夜に飲む断食で、腸内の掃除がしっかりできます。甘いものが好きな方にはいいかも。「酵素ファスティング」ともいわれ、女性のモデルさんタレントさんで実践している方も多いようです。

すまし汁断食

540mlの水に昆布と干し椎茸を10gずつ入れて、数時間おきます。それから火にかけて、沸騰寸前に昆布と椎茸をとりだし、しょうゆを30ml入れます。黒糖30gも溶かします。これを昼夜2回、熱いうちにいただきます。断食のストレスがやわらぎ、宿便が出やすいそうです。

青汁断食

ミキサーかジューサーを使って、5種類以上の野菜250gからつくった青汁を昼と夜に飲みます。面倒なら市販品でもOK。断食中は青汁でも胃への負担が大きいので、倍に薄めるといいそうです。蜂蜜30gや酵素をプラスする方法もあります。参考記事/青汁。

断食中にめまいやふらつきがあらわれたら?

おなかがすいた、と感じるのは、低血糖の反応です。めまいやふらつきなどの低血糖症状がでたときは、黒糖などをひとかじりすればすぐにおさまりました。

断食で最も注意すべきなのは、復食(補食)

断食明けの復食

断食道場や断食病院では、3~7日間くらいの断食(もっと長いのも)を行なっているところもあります。長期間やればそれだけ効果が高いからですが、単独で行なうのは危険です。

断食終了後、少しずつ時間をかけて普通食に戻していくことを「復食」とか「補食」といいます。復食に失敗すると望むような効果は得られません。かえって胃腸を痛めてしまいます。腸捻転を起こすこともあるといいます。

1日断食を週1回やれば、4日間の断食を月1回やるのと同等の効果が得られると知りましたので、わたしは1日断食を採用しました。

なお断食明けの食事は、おかゆ(数日間の断食ではおもゆ)と梅干しなどが推奨されています。消化器に極力負担をかけないようにするためです。

わたしは断食の翌日、朝はニンジンリンゴジュース1杯、昼は少量のおかゆと梅干し(昆布出汁に味噌を溶いただけのお味噌汁をつけることも)、夜は普通食をごく軽めにいただいていました。

おかゆというのは煮てあるために咀嚼回数が減ります。するとかえって消化にはよくない。よく噛む必要があります。

断食に挑戦する理由がもうひとつある

わたしたちのからだには「自食作用」があることが近年わかってきています。細胞内の不要物をリサイクルして、エネルギーに変えたり、たんぱく質を生みだしたりする働きです。「細胞内解毒」と呼ばれることもあります。

アトピーの方の体内は、「ゴミ屋敷」のようなものです。というと、かなりたとえは悪いですが、でも事実ですね。老廃物や毒素で全身が汚染されている。それが皮膚から外へ無理やり追いだされているのです。

自食作用を上手に利用できれば、効率的にゴミが減らせるのではないのか。自分で活性化させる方法はないものか、わたしはこう考えました。

通常は細胞が必要に応じて勝手にやっているものです。ところが調べてみたら、手動でスイッチを入れる方法があった。

それが断食だったのです。

飢餓状態になると自食作用が発動すると研究でわかっています。体内で栄養が枯渇し、そのうえでたんぱく質が補給されない状態になる。細胞には一大事です。生死に関わる問題です。だから自分で自分を食べるという思い切った挙に出る(まるでおなかをすかせたタコのよう)。ある実験でマウスにひと晩エサを与えないようにしたら、肝臓で自食作用がはじまったことがたしかめられています。

細胞が最初に食べるのは、からだに溜まったゴミです。老廃物、毒素、そういうもの。

断食には、こんなメリットもあるのです。

memo

先日、東京工業大学の大隅良典教授がノーベル賞を受賞しました。これも細胞の自食作用のメカニズムを解明したから。新聞かテレビでしばらく話題でしたので、「オートファジー」という言葉くらいは耳に残っていると思います。「オート」は「自分」、「ファジー」は「食べる」という意味です。つまり「自食」。自食作用にはオートファジーのほかにも「ペルオキシソーム」などがあります。

栄養失調に効果のあった方法とは

長らく食事制限をつづけて、ときおり断食などを行なっていると、栄養状態が悪くなることがあります。低たんぱく食を実施しているとなおさらでしょうね。わたしの場合、お肉はおろかお魚もほとんど食べていなかったので、食事制限を開始して1か月くらいで、爪の先ががたがたになり、表面が剥離しはじめました。当時、ほかの病気の回復期で体重が落ちていたことや、基礎代謝が生来高いことなんかも関係していると思います。

その病気を完全に治癒させるためにも、なんとかせねば、と考えて、ある方法を思いつきました。その方法は、栄養失調の記事にまとめています。邪道ですから、おすすめはしませんが、栄養失調を自覚されたら目を通してみてください。

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管理人/イチロー

アトピー歴十数年。数年前、ずっと目をそむけてきたアトピーが仕事もできないほど悪化。否応なく病気とがっぷり四つに組み、100日かけてねじふせました。その実践術のすべてを公開します。また食生活アドバイザー(社団法人FLAネットワーク協会認定)の視点から、健康に暮らしていくための正しい食事法を提案。ひとりでも多くの方が、あの苦しみから逃れられますように。