あとがき

アトピーは自分で治す

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アトピー治療を他人に任せるのは禁物。病院では治らないし、医師も薬では治せないことを知っています。アトピーは、食事や生活が乱れている、ということを本人に告げる危険信号。これをきっかけに、わたしたちは今後の人生をより健康的で豊かなものにしていくべきなのです。

海が好き

からだが発する危険信号がアトピー

根治したいま、つくづく思うことがあります。

アトピーは、からだが不摂生を本人に知らせる危険シグナルだということです。このままの生活をつづけていけば、近年にはもっと重篤な病気にかかりますよ、命にかかわることだから早めに手を打ってくださいよ、と。

そう考えると、アトピーになったこともそんなに悲観したものではないなあ、心からそう思います。

食べ物のありがたさとおいしさも実感できるようになりました。自然食が中心の食生活をつづけていると、化学調味料に慣らされて鈍化していた舌がやがて生来の鋭敏さをとりもどし、素材一つひとつの滋味を心ゆくまで堪能させてくれます。いま、わたしは毎食、そんな幸せを噛みしめています。

思わぬ拾いものもしました。10代のころから海が好きで、毎年、夏がくるとまっ黒になっていました。それがたたって、30代では顔中しみだらけ。ところが、生活習慣を変えたおかげか、ある日、鏡をみて驚きました。シミが薄くなり、肌つやがずいぶんよくなっていたのです。事実、近ごろでは初めて会った方から5~10歳は若く見られます(最近、夏は娘と海ざんまいのため、またシミが……)。

アトピーになる人は、お肌が人よりちょっとだけデリケートなのでしょう。そのおかげで、自分のからだと真剣に向き合い、健康で幸せに長生きするということを本気で考えるきっかけが得られたのです。

完治をめざすにあたっては、そうした意識が大切です。

アトピーは他人に頼らず、自分の力で治す病気

他人任せは禁物です。

医者に頼っても一向に治らなかったように、アトピーは自分で治す病気です。病状や体質も十人十色。だから、わたしはさまざまな書物やネットの情報、体験談などを渉猟し、それらを一度解体して自分に合うであろう方法を再構築したのです。ここで公開している5つのステップはそういうものです。

これから本気で根治にとりくもうという方、ぜひトライアル&エラーを繰り返してください。日記をつけることを強くおすすめします。わたしは食事の内容やその日の摂取カロリー(現在これは不要と考えます)、運動量、排便の回数と状態、肌のコンディションから、その日に行なった手当て、さぼった手当てまで、微に入り細にわたりメモしていました。

ひとつの情報に依存するのではなく、心をオープンに。アンテナを張ってください。自分にもっとフィットする方法が存在するかもしれません。かならず治る、自力で治してやるぞ、そういう気持ちをキープしてください。

くじけそうになったとき、食養生や不眠などのストレスからどか食いしそうになったとき、そういう気持ちはあなたを鼓舞してくれます。

「なんで自分だけがこんな目に」とか「医師にステロイド漬けにされたせいで」などいう被害者意識は足を引っ張るだけで、けっしていい方向には働きません。

病は気から。

プラス思考でいきましょう。

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管理人/イチロー

アトピー歴十数年。数年前、ずっと目をそむけてきたアトピーが仕事もできないほど悪化。否応なく病気とがっぷり四つに組み、100日かけてねじふせました。その実践術のすべてを公開します。また食生活アドバイザー(社団法人FLAネットワーク協会認定)の視点から、健康に暮らしていくための正しい食事法を提案。ひとりでも多くの方が、あの苦しみから逃れられますように。