完治までにかかる時間

完治までの期間――最短100日、めざすは半年

この記事の重要度:

アトピーと向きあうことを決心したとき、いちばん気になるのはこの生活――食事制限、禁酒、禁煙、禁カフェインなど――をいつまでつづけることになるのだろうか、ということです。ブログ開設から5年間のあいだ、いろいろな読者の方とやりとりするなかでのわたしの印象をお話ししています。

この章の最後に、いちばん気になる話をします。

治るまでにどのくらいの時間が必要か、という話です。

アトピーの最初の症状が肌にあらわれるはるか昔から、アトピー発症の条件がそろい踏みしていた、これが真実とわたしは考えます。アトピーの主原因である毒素や老廃物などが、からだを内側から汚染していたのです。汚染がピークを超えて肌から押しだされてきたわけです。

そう考えると、一朝一夕で癒えるものではない。

ましてアトピー歴10数年の方が、発症したばかりの方と同じ期間で完治する、ということなど期待できません。

症状が長引けば長引くほど、体内に蓄積したゴミの量は増えていますし、汚染が拡大している。解毒排泄器官は弱り果て、自然治癒力も衰えているはずです。からだの細胞のすみずみまでがきれいになるには、それなりの時間がかかると考えるべきです。

完治まで最短100日、めざすは半年

わたしの場合、100日でアトピーの症状が消失しました。

ただしその10年前には薬を完全に断っていました。断薬後は食生活にもある程度、気配りをしていました(外食中心の食生活を自炊中心に切り替え、ジャンクフードも減らした)。

さらに100日間の養生生活に入る直前には、瀉血療法(悪血を吸引してとりさる治療法)を実施。そのうえで本気で治す決意を固め、当ブログの健康法を構築、実践したのです。

してみると、現時点でステロイドやプロトピック、抗アレルギー剤などの薬を使用中という方、ジャンクフードやインスタント食品ざんまいの生活を送っておられるという方、あるいは症状が全身に強くあらわれているという方には、100日間で体内浄化とデトックスを完了させるというのはちょっと荷が重いかもしれない。

実際、当ブログを参考にして重症アトピーを治したという方々に聞いたお話を総合すると、完治までに半年くらいはかかっておられるご様子です(軽症だと1か月で治ってしまった方もおられますが)。

いまこれを書いていて思いだしたのですが、ある読者の方からこんな報告を頂戴したことがあります。「3か月で、肌のつやと色が完全に正常になった。完治まであともうひと息」。この方、25年来のアトピーでした。そういう例もあるので、やはり個人差は大きいようです。

その半面、1年かかったという方々では、厳しい食事制限に音をあげてどか食いして悪化したとか、治ってきたことに安心して少量だが甘いものを毎日食べていたらぶり返したとか、そういうケースが見られます。

まとめると、生活改善によってアトピーが完治するまでの平均期間はおおむね半年くらいではなかろうか、というのがこのブログを運営するなかでわたしが得た印象です。

当ブログでは健康法の実施期間を半年に設定

手当てをスケジュール化した健康法

リニューアルに際して、わたしは健康法をスケジュール化してみました。

スケジュールについて

トップページの各ステップのところへ実施スケジュールがひと目でわかる図をあしらいました。さらに各ステップの基本ルールをまとめた記事では、それぞれの手当てをどのタイミングで開始すべきか、わたしの見解を書いています。

健康法の実践期間は6か月としています。その根拠はこの2つです。

  1. 最初の100日間以降に実践した方法と期間を合算した。
  2. 読者の方々の体験談から、半年間が妥当だと判断した。

1.最初の100日間以降に実践した方法と期間を合算した。

現在の健康法は、最初の100日間に実践した方法に、その後とりくんだ施策(おもに食物アレルギー対策とカンジダ対策)も合体させたものとなっているからです。

複数の読者の方からのご要望のおこたえしてのことですが、ともかくすべての実施期間を合算すると半年くらいだろうということです。

もっとも現在の健康法は、アトピーの手当てと同時進行で、カンジダ対策や食物アレルギー対策も行なっていく構成です。実施期間を100日間に設定する手もあったのですが、やることがぐっと増えましたので、それは現実的ではなかろうと考えました。

2 読者の方々の体験談から、半年間が妥当だと判断した。

先にも書いたように、読者の方たちとこの5年間やりとりを行なうなかで、重症アトピー完治までの目安となる期間は半年くらいだろうという印象をもちました。それを反映させました。

100日間で治そうと考えると、無理も生じます。

たとえば、いきなりハードな食事制限を開始すると、だれでも体重が激減します。わたしのように自宅に蟄居(ちっきょ、家の外へ出ないこと)して手当てに専念するならかまいませんが、そうでない場合は社会生活に支障をきたします。

日本のお坊さんなんかよりずっと厳しい、まるで修行中の山伏のような食生活に切り替わるものですから、ひもじさに負けて挫折する方もあとを絶たない。でも半年くらいあれば、少しずつ食事量を減らし、からだを慣らしていって、食欲をうまく支配下に置くことが無理なくできるのではないかと考えました。

スケジュールに余裕が生じたぶん、以前より多少はラクにとりくめるものになっていると思います。

まとめ

以上が6か月間という期間設定の根拠です。もちろんわたしのように一気に徹底的にとりくみ、即身仏になりかけるのも一興です(笑)。

なお、わたしはこのスケジュールにしたがってやったわけではありません。あくまで便宜的なものです。しかしながら、最初にいまの知識と経験則があればどんなスケジュールを組み立てただろうか、ということを念頭に置いていますから、実用性はさらに増したことと思います。

わたしの場合はなにもかもが手探りでした。ほかの方の成功体験など知るよしもありませんでしたから、どのくらいで治るのかという予想も立たない。治るかどうかもわからない。スケジュールなんて組む余裕がそもそもなかったのです。

第二章はこの記事をもっておしまいです。

次章から健康法の各ステップについて、わたしがとりくんだ具体的な内容をくわしく解説していきます。

にほんブログ村 健康ブログへ
参考になったらタップ&クリックください。


管理人/イチロー

アトピー歴十数年。数年前、ずっと目をそむけてきたアトピーが仕事もできないほど悪化。否応なく病気とがっぷり四つに組み、100日かけてねじふせました。その実践術のすべてを公開します。また食生活アドバイザー(社団法人FLAネットワーク協会認定)の視点から、健康に暮らしていくための正しい食事法を提案。ひとりでも多くの方が、あの苦しみから逃れられますように。