アトピーは5つのステップで完治する

アトピーが完治した5つのステップ

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アトピーをもっとも効率よく完治にみちびく方法、その全体像を5つの段階に分けて解説しています。(1)腸壁の修復、腸内環境の正常化、(2)腸壁の修復、腸内環境の正常化、(3)毒素の排出(デトックス)、(4)皮膚バリア機能の回復(スキンケア)、(5)アレルギー対策(炎症沈静化)の5ステップという構成です。

いよいよ具体的な方法の説明に入ります。

まず5つのステップの概要をざっと紹介します。各ステップのくわしいやり方については次章で解説しますので、5つのステップの全体像(下のイラスト)を頭に入れてください。

いろいろありすぎてすこし混乱する方もおられるかもしれませんが、いちばん最後に5つのステップを簡潔にまとめています。そこでおさらいできますから、ご安心を。

アトピー完治のための5ステップ

アトピー完治までの5つのステップ

ステップ1.腸壁の修復、腸内環境の正常化

腸内環境の悪化――善玉菌が減り、代わって悪玉菌やカンジダなどが猛烈に繁殖によって薄化、多孔質化した(つまり薄くなって、穴がたくさん開いている)腸壁を修復することは、アトピーを治すのになにより重要です。

腸壁が破損しているから、血管やリンパ管に毒素や老廃物、未消化の食べ物などが入りこみ、臓器や組織をいまも傷つけているのです。それらが皮膚から押しだされてくるから、ひどい湿疹とかゆみがとまらないのです。

食物アレルギーも、これが原因で起こりました。ほうっておけば、アレルギーを起こす食べ物はさらに増えていきます。

というわけで、腸壁を癒やすのは最優先課題。

腸壁が元気になると、老廃物が体内で循環する(肝臓から送られた老廃物がふたたび腸壁から再吸収される)のを阻止することにもつながります。すると肝臓や腎臓への負担をぐっと減らすことができる。自然治癒力も復活するはず。

やはりどの角度から見ても腸粘膜の再建は急務なのです。

次のステップ「食養生」で食生活を見直すのも腸壁修復に役立ちます。けれど、それだけではまだまだ不十分、そう考え、わたしは「1日2食と小食」「1日断食」もとりいれました。さらに腸を癒やす薬草茶(ハーブティー)にも注目しました。

できるかぎり腸を休ませてやりたかったからです。消化に追われていると、腸は自分を修復するための時間を確保できませんからね。反対に休暇をあげると、腸はみるみる健康になっていきます(食後いつまでも腸のあたりが重たい感じが消えたりとか、おなかの様子をよく観察しているとわかる)。

並行して、乳酸菌を毎日せっせと摂取することにしました。いうまでもなく腸内の善玉菌を増やし、腸壁を破壊する悪玉菌とカンジダを減らすためです。彼らを抑えこまないかぎり、ミッション達成はなしえません。

ステップ1「腸壁の修復、腸内環境の正常化」のつづきはこの記事から。

ステップ2.食養生(正しい食事)

食養生のいちばんの目的は、体内浄化です。アルカリ食品の力を借りて、酸性化した体内と組織、細胞と血液をアルカリへと引き戻すのです。

テレビの健康番組でいうところの「ドロドロ血」を「サラサラ血」に生まれ変わらせるわけですね。

当時のわたしの肝臓と腎臓は、酸性化した血液の処理に追われてパンク寸前でしたが、高アルカリ食によって余計な負担を減らしたことで、本来の仕事をしっかりと遂行できるようになったと感じます。排便と排尿の量と質があきらかに変化しましたから。

さらに食養生で必要な栄養をしっかり補給すれば、浄化排泄器官(肝臓と腎臓のほか、腸や肺、皮膚)はみるみる元気になっていきます。体内浄化が進みます。ただし食べ物から栄養をきちんと消化吸収するには腸が元気をとりもどしている必要があります。

食養生がうまくいくと、解毒作用がすぐに体内ではじまります。溜まっていた老廃物や毒素はどんどん排泄されていく。そうして自然治癒力と免疫力が復活する。

同時に、からだに害となる汚染物質や食毒(飲食物が含む有毒成分)を食卓から徹底的に排除しました。そこまでやることで、食養生は体内浄化だけでなく、腸壁やほかの臓器、細胞の修復にも役立つものになります。

ステップ2「食養生」のつづきはこの記事から。

ステップ3.毒素の排出(デトックス)

ステップ1と2で、外からの毒素の侵入をシャットアウト。次は体内にたまっていた大量の毒素や老廃物を手際よくとりのぞいていきます。

その目玉は、十分な量の水を飲むということ。

きれいな水は、スムーズな排便と排尿に不可欠です。とくに腎臓からの毒素排泄には欠かせません。水が十分にあると、腎臓そのものもきれいになります。そしてその状態を維持できるようになります。発汗(汗腺からの毒素排出)にも水は欠かせません。水分をしっかりと補給して運動や半身浴を行なえば、大量の発汗があり、さらにデトックスは進みます。

ただし、デトックスと食養生はワンセットです。腎臓が弱っているのに大量の水を飲んだりすると、排泄がうまくいかずにむくみの原因になってしまう。まずは食養生によって腎機能を回復させることが大切。

水を飲み、運動と半身浴を行なうほか、わたしはデトックスに役立つサプリメントも活用。腸マッサージと浣腸によって大腸の毒素(宿便)を強制排泄するという手も使いました。

腸壁の修復が進み、食養生との相乗効果でデトックスがスムーズに行なえるようになってきたぞ、と感じたあたりから、小食生活で減っていた体重が少しずつ戻ってきました。この段階までくると、食べ物の栄養が正しく(効率的に)吸収されるようになっているのでしょう。

ステップ1、2、3によって、長年おなかに居すわっていた「宿便」がなくなれば、肌はうそのようにきれいになります。細胞レベルで再建がはじまり、肉体が完ぺきに一新されるのも、もはや時間の問題です。

ステップ3「毒素の排出(デトックス)」のつづきはこの記事から。

ステップ4.皮膚バリア機能の回復(スキンケア)

保湿やスキンケアに関しては、わたしはあまり重要視していませんでした。が、いまは正しい知識を獲得することが大切と考えています。

外界の有害なもの(ばい菌やカビ、化学物質、紫外線、アレルゲンなどなど)からわたしたちを守ったり、体内から必要なものが失われるのを防いだりと、皮膚には数え切れない重要な働きがあるからです。

ぼろぼろのアトピー肌は、自分でも見るに耐えないものですが、それだけでなく不健康なのです。皮膚の正常の働きがそこなわれ、からだを内外の危険にさらしているのです。

スキンケアに熱心でなかったとはいえ、わたしもまったくなにも手を打たなかったわけではありません。入浴のしかたを工夫したり、かゆみをとるために苦心惨憺した経緯もあります。その後に学んだことなども含めて、紹介していきます。

ステップ4「皮膚バリア機能の回復(スキンケア」のつづきはこの記事から。

ステップ5.アレルギー対策(炎症沈静化)

皮膚の炎症のどの部分が排泄によるもので、どの部分がアレルギーの症状なのか。区別するのは困難です。というかほぼ不可能です。

いずれにしろアレルギーを起こしている食べ物がわかっているなら、可能なかぎり避けるべきです。アレルギーによる炎症は皮膚ばかりでなく、からだの内部の臓器や組織、さらには腸壁をも傷つけているからです。

アレルギー症状をやわらげ、からだへのダメージを最小限にとどめるため、わたしはアレルギーの炎症を抑えてくれる油(オメガ3系脂肪酸)を積極的にとるとともに、炎症を増幅させる油(オメガ6系脂肪酸とトランス脂肪酸)をやめました。

同様に、糖質制限炎症に拍車をかける食物――その代表格が精製炭水化物――も遠ざけました(軽い糖質制限)。

わたしが食物アレルギー検査を受けたのはずいぶんあとのことですが、もし最初にその存在を知っていたら、食養生を開始する前に行なっていたはずです。抗原を特定しておけば、高スコアの食べ物を献立から除外し、中低スコアのものはローテーションするなど、いろいろ手が打てるからです。無駄なく回復を進めることができます。

アトピー完治をめざしてがんばっているのに芽が出ない、という事態を避けることにもなります。

ステップ5「アレルギー対策(炎症沈静化)」のつづきはこの記事から。

リニューアルによる変更点について

当ブログを以前からご利用の方は、あれ、だいぶ変わったな、という印象をもたれるかもしれません。

以前はもっとシンプルでした。が、そのぶん不十分なところがありました。それを埋めるために新しい記事(糖質制限食、食物アレルギー対策、グルテンフリー、カンジダ対策、リーキーガット対策などなど)をどんどん追加していきました。そしてある日気がついた。追加記事が最初の記事群の数をうわまわっていることに――。

今回それらをきちんと整理して、ひとつの枠組みのなかへ落としこみました。

以前の方法も残してありますので、興味のある方はご覧ください。

大きく変わった点は、

  • カンジダ対策をアトピーの手当てと同時にできるようにした。
  • グルテンフリー食を採用した。
  • 糖質制限のいい部分のみをとりいれた。
  • 副腎疲労を考慮した。
  • 役に立つアイテムと手当て方法が増えた。
  • 食事制限が(ちょっぴり)楽になった。
  • 避けるべき食品が増えた。

といったところです(ほかにもいろいろあります)。

一見すると制約が増えたように見えるかもしれませんが、これはすべききこと、そうでないことの区別がより明確になったからです。基本的には、どなたでもわりと気軽に日々の生活に取り入れられるようになりました。

なによりさらに効率的にからだをを癒やせるようになったと感じています。

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管理人/イチロー

アトピー歴十数年。数年前、ずっと目をそむけてきたアトピーが仕事もできないほど悪化。否応なく病気とがっぷり四つに組み、100日かけてねじふせました。その実践術のすべてを公開します。また食生活アドバイザー(社団法人FLAネットワーク協会認定)の視点から、健康に暮らしていくための正しい食事法を提案。ひとりでも多くの方が、あの苦しみから逃れられますように。