どくだみ茶、ルイボスティー、柿の葉茶

どくだみ茶、ルイボスティー、柿の葉茶

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アトピーにいいといわれるハーブティーの代表は「どくだみ茶」「ルイボスティー」「柿の葉茶」の3つ。わたしも飲んでいます。飲んでみた感想、正しい淹れ方、それぞれの特徴、なぜアトピーにいいのかを、どこよりもきちんと説明します。

アトピーが完治するまで、そして完治してからも飲んでいるお茶とハーブティーはこの3つ。

  • どくだみ茶
  • ルイボスティー
  • 柿の葉茶

どれも、アトピーをやさしく癒やしてくれるお茶。そしておいしいですよ。

1.どくだみ茶

どくだみ茶

どくだみは、殺菌力や抗菌力が強いことで有名。できものが化膿したら、どくだみの葉を蒸し焼きにして貼っておけば、膿が吸いだされて、傷跡も残らずに治る。こんな話を、お年寄りから聞いたことがあります。

このどくだみの葉を煎じて飲めば、血管が強くなり、血液はサラサラになり(血行改善)、便秘解消にも役に立つのです。さらにデトックスの効果がとても高い。

放射能対策という点でも注目印です。原爆投下後の広島で、どくだみが大量に自生し、そのあとふつうの草花が生えてきた、というのはよく知られた話。どくだみが汚染土壌を浄化したのです。『風の谷のナウシカ』の腐海を彷彿するエピソードです。

被爆された地域住民に、ある医師が「毎日、玄米ご飯と味噌汁を食べ、どくだみ茶を飲みなさい」と指示し、それを忠実に実行したところ、その方たちには原爆症の症状があらわれなかったという話も語り伝えられています。

というわけで、関東圏在住のわが家では、どくだみ茶は常備品となっています。

「どくだみ」などというインパクトの強い名前の薬草茶ですので、飲んだことのない方は「苦いのでは」「飲みづらいのでは」と思いがちですが、それは先入観。ホットでもアイスでもふつうに美味です。やや甘みもあります。うちの娘もお茶のなかでいちばん好きなようです。

どくだみ茶の淹れ方、飲み方

ふつうのお茶と同じように煮出して飲みます。

  1. 1リットルのに2パック(10グラム)を入れる。
  2. やかんを火にかける。
  3. 沸騰したら、弱火で5分煎じる。
  4. 1日で飲みきる。

なお、どくだみの持つ力を最大限に引きだすなら、煎じ汁がおすすめ。煎じた汁はスキンケアにも使えます。ローションとして使えば感染予防になりますし、お肌がしっとりします。

どくだみの煎じ汁

  1. 土鍋にどくだみの葉(乾燥葉)を入れる。
  2. ひたひたになるくらいまで水を入れる。
  3. 中火で30分間煎じる。
  4. 数回に分けて飲む。

どくだみ茶の茶葉

市販のどくだみ茶には、どくだみ以外の茶葉がブレンドされているものが多いため、どくだみ100%のものをきちんと目利きする必要があります。国産茶葉は高級品です。毎日飲むと家計に響きます。中国産でもOK。どくだみ栽培に農薬は不要(虫がつかない)ので、農薬の心配はほとんどありません。
だしがらをティーバッグごとお風呂に入れると、天然の入浴剤になります。わたしも重症化したころお世話になりました。血行促進、保湿、皮膚の殺菌、炎症の軽減に役立ちます。ティーバッグで炎症部位を軽くこすると気持ちがいい。

2.ルイボスティー

ルイボスティー

ルイボスは南アフリカで発見された薬草です。現地では湿疹や花粉症、アレルギー疾患の治療に使われているそうです。

特筆すべきなのが、鉄、カルシウム、カリウム、銅、マグネシウム、亜鉛といったミネラルをバランスよく含んでいること。アトピーの完治、改善に必要なミネラル補給に役立つのです。

抗炎症性のポリフェノールも豊富です。慢性的な炎症によって体内に増えている活性酸素を除去するのにもひと役買ってくれます。

このため、アレルギー疾患のみならず、さまざま症状――高血圧、関節炎、骨粗しょう症、心臓病、糖尿病などを抱えている方に愛飲されています。アメリカ農務省などはルイボスの薬効を公式に認めています。「がんや心臓病、老化の軽減に役立つ」としているのです。

カフェインは含みません。タンニンも少ないので、飲みすぎても心配はありません。ただし女性のがん(乳がんなど)には向きません。エストロゲン(女性ホルモン)様の作用があることが研究でわかっているからです。

ルイボスティーの淹れ方、飲み方

ルイボスティーのティーバッグ

  1. 500ミリリットルのお湯をわかす。
  2. 急須かガラスポットにパック1袋(3グラム)を入れる。
  3. 3~5分待って好みの濃さになったら、茶葉をとりだす。

3.柿の葉茶

柿の葉茶はガラスで抽出

ビタミンCといえば、わたしたちはまっ先にレモンやミカンを思い浮かべます。が、じつは柿の葉茶のほうがずっと豊富にビタミンCを含んでいるのです。

ビタミンCは万病の予防と治療に欠かせません。こんな働きがあります。

  • 身体の抵抗力アップ
  • 強い抗酸化力
  • 酸素の新陳代謝に役立つ
  • 副腎皮質ホルモンなどのホルモン分泌促進
  • 皮膚の内側の細胞を健全にする
  • 毛細血管をよみがえらせる

アトピーなど慢性的な炎症に侵されている人は、ビタミンCがまったく足りていません。柿の葉茶はそれを補うのに役に立ちます。

100g中のビタミンCの含有量

焙煎後の柿の葉(茶葉)のビタミンC含有量は、100グラム中に1700グラムほど。1日分10グラムとすると、170mgのビタミンCが含まれることになります。緑茶と違ってカフェインを含みません。そして弱酸性。だから胃への負担がほとんどありません(緑茶は弱アルカリのため、飲みすぎると胃を痛めます)。
天然ビタミンCは安定性が高い

同量のビタミンCの入った「柿の葉茶」と「合成ビタミンCを溶かした水」の10日後のビタミンC残存量を測定した実験では、柿の葉茶のビタミンCがほとんど減っていなかったのに対し、合成ビタミンCのほうは10分の1になっていたそうです。

柿の葉茶の淹れ方、飲み方

  1. 1リットルのお湯を沸かす。
  2. ティーバッグ1~2袋(5~10グラム)を入れる。
  3. 色が出たら(数分後)、ティーバッグをとりだす。
  4. 100~150ミリリットルずつ飲む。
  5. ポイントは、煮出さないということ。ビタミンが壊れてしまうからです。抽出には、陶器製かガラス製のティーポットを使います。金属製はNGです。ビタミンCは金属に触れると化学変化を起こします。

    柿の葉茶の茶葉

    ビタミンCが豊富と聞くと、さぞや酸っぱいのだろうと思われる方もいることでしょう。でも柿の葉茶に酸味はありません。果物の酸味の元はクエン酸ですからね。マイルドな風味でとても飲みやすいお茶ですよ。

    さいごに

    どくだみ茶や柿の葉茶はそのままでいけますが、ルイボスティーは少し甘みがあったほうがずっとおいしくいただけます。

    わたしは少量の生蜂蜜かオリゴ糖を混ぜています。オリゴ糖は善玉菌(乳酸菌)の餌。いっしょに飲めば一挙両得。


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管理人/イチロー

アトピー歴十数年。数年前、ずっと目をそむけてきたアトピーが仕事もできないほど悪化。否応なく病気とがっぷり四つに組み、100日かけてねじふせました。その実践術のすべてを公開します。また食生活アドバイザー(社団法人FLAネットワーク協会認定)の視点から、健康に暮らしていくための正しい食事法を提案。ひとりでも多くの方が、あの苦しみから逃れられますように。