2016年5月13日
私はもともとアトピーが幼少期あり大人になるうちに手湿疹がたまに出るのみで落ち着いていました。しかし、1年前の27歳のとき頬に湿疹が出来てステロイド(テラコートリル軟膏)を使うと一旦おさまり、また湿疹が出てきてを繰り返しています。医師からはアトピー素因による慢性湿疹と言われました。
以前一ヶ月間脱ステを試みましたが、頬が痒くてつらくて耐えられず薬を塗ってしまいます。
やはり塗っているままだと食生活等改善しても治るのは難しいですか? ステロイドを塗らないと生活が出来なくなるほど痒くなります。
うーん。ごめんなさい。以前にも同様のご質問がありましたが、これはわたしにはわかりません。
ただひとつはっきりしているのは、ステロイドは薬ということです。どんな薬にも副作用があります。連用はよくない。医師は「ぱっと使って症状を抑えこんで、あとは保湿剤ね」なんていいますよね。だらだら使いつづけても大丈夫、という説明をした医師は、わたしが知るかぎりひとりもいません。
ステロイドの副作用としてよく知られているのは、
- 免疫力の低下
- 連用による副腎機能の衰退
- ステロイド皮膚炎
など。
こうした副作用を知ったことと、ステロイドを使ったことでステロイド依存に陥り、やがて薬では症状が抑えられなくなってみるみる悪化していったこともあり、わたし自身は使用を打ち切った次第です。むろん正解だったと考えていますが、ステロイドのリバウンド(プロトピックも?)は筆舌に尽くしがたいものでした。
ちなみに、リバウンドはもともとの炎症が表面化しただけで、ステロイドの離脱症状なんて存在しないという専門家もいます。わたしも現在はその意見におおむね賛成です。脱ステのリバウンドの正体は、好転反応なのだろうと考えています。
でもステロイドの使用によって免疫力が落ちていたり、副腎皮質ホルモンが体内でつくれなくなっていたりすれば、脱ステで炎症はひどくなって当然。その部分をリバウンドと呼んでもさしつかえなかろう、とも思います。
いちばんいいのは、食生活の改善にとりくんで、症状の軽減に合わせて減薬していく、という流れだと思います。ただ、冒頭に書いたようにこれが可能かどうかは、残念ながらわたしにはわかりません(可能な気もしますが、自分で実際に試したわけではありませんので)。
あまり参考にならないお返事でごめんなさい。どうぞお大事になさってくださいね。いろいろうまくいくことをお祈りしています^^
追記)後日、脱ステのリバウンド(離脱症状)を軽減するための考え方を記事にまとめました。わたしの脱ステ過程はなかなかハードなものでしたが、生活改善を正しい方向でしっかりやっていれば、むりやり断薬しなくてもよかったのではないか、もっと楽に治せたのではないかと考えたからです。
2016年5月15日
ご丁寧にお返事ありがとうございます。こんな状態になって最近は辛くて夜も眠れず、精神的に辛い日々です。イチロー様のように強いメンタルを持てるようになりたいです( ; ; )
追記:脱ステを個人でやるのが難しいとか不安という場合、脱ステの病院や脱ステ医に相談するのもひとつの手かと思います。それでもけっして楽なものではないようですが……。