カンジダ症はリーキーガットの前段階だ、と指摘する声があります。いずれにしろ、リーキーガットやアトピーの方の腸には、カンジダがのさばっていることが少なくない。これは腸内環境やアトピーの大きな悪化原因となります。
カンジダ症のチェック方法
医療機関などで、血中のカンジダ数やカンジダ抗体を検査したり、糞便を培養する方法があります。ただし、このとおりちょっと値が張る。
- 血液検査(カンジダの血清レベルをチェック)5万円程度
- 抗体検査(血中のカンジダ抗原の測定)2万円程度
- イースト検査(糞便の培養を行ない、イースト菌を確認)1万3000円程度
カンジダのセルフチェック
そこで、カンジダ症の手軽な自己チェック方法をご紹介します。まずはカンジダ症の可能性があるかどうか、自分で確認してみることをおすすめします。本格的な検査を受けるのは、それからでも遅くありません。
- 起き抜けに、透明なガラスのコップに水を張る。
- 口中にだ液を溜め、コップのなかへそっと落とす。
- 数分様子をみる。
健康な人のだ液は、水面に浮いたままで水に溶けていきます。
カンジダ症の人のだ液は、糸を引きながらコップの底へと落ちていきます。数分待つと、だ液の筋が何本もできます。
ビール酵母のサプリメントを飲んでみる、という手もあります。カンジダ症なら、カンジダと同じ酵母の仲間であるビール酵母に高確率で反応があらわれます。だ液のチェックとビール酵母の両方が陽性なら、ほぼ確実だと思います。
わたしのように……。
カンジダ症が疑われる場合、カンジダ&リーキーガットの治療法が有効です。