グリチルリチン酸ジカリウムを知っていますか?

グリチルリチン酸ジカリウム

mocoさん
2016年8月8日

イチローさんは相当ひどい状態を脱してこられたのですね。その苦しみがあるから、今のイチローさんがあるのでしょうね。克服されてから現在まで何年経っているのですか? 今では痒みは全く出てきませんか?

「グリチルリチン酸ジカリウム」ってご存知ですか? ネットで調べるとステロイドとよく似た働きをするらしく、ニベアに「薬用」というその成分が入った乳液があったので、試しに買って塗ってみると、炎症が治まりました。でもネット情報によるとステロイドと同じ働きのため、長期使用は同じ副作用があるそうです。

私は脱ステは何度も試みましたが、ほんの1日ももたなかったです・・・。顔中が赤くなり背中お腹もひりひりし、足や手はかきむしってボコボコになりました。我慢できずにステロイドを塗りたくりました・・・。

自分の意志の弱さに情けなくなります。医者に行けばこんなひどい症状はステロイドで治すしかない、ステロイドは怖い薬ではない。と言います。いずれは体内から排出していくのでしょうか? それなら塗ってもいいような気がしてくるのですが・・・。

病魔とサヨナラしてはや5年以上がたちました。かゆみ、じつはいまあります。といっても日焼けのですが(笑)。もう昔のようなのはまったく顔をだしません。毎晩ぐっすりです。この5年の間、アトピーの再発もありませんし、もうないと確信を持っています。

グリチルリチン酸ジカリウムというのは初耳でした。ステロイドの代用として使えるようですね。でも、化学物質には頼らないのがいちばんと思いますよ。さっき日焼けの話をしましたが、わたしはUVカット製品すら使いません。日光より化学物質のほうがよほど恐いから。

ステロイドが恐いか恐くないか、これは立場や考え方で変わるのでしょうね。その先生にとっては良薬か、あるいはたんに商売道具のひとつなのか。が、わたしの目には人生を狂わせた劇薬か麻薬としか映りません。

ちなみに、塗布したステロイドはなかなか体外へ排泄されないそうです。ステロイドの副作用としてよく知られているのは、副腎の機能低下やステロイド皮膚炎などです。遺伝子まで変えてしまうという説もあるようです(ほんとうかどうか知りません)。

参考記事:脱ステの必要性

薬には副作用と依存性がつきものです。どんなも使うほどにやめるのがむずかしくなる。やめたときの反動が恐ろしくて不安で手放せない。そういうひと、わたしのまわりにもたくさんいます。

医原病ですね。医療が、薬が、自然治癒力を殺し、病気を治らなくしている。いまの時代こそ、昔ながらの自然療法の復活がのぞまれます。

ステロイドのリバウンドなしに上手に脱ステする方法をお伝えできればいいのですが、なにしろわたしも力業でしたもので。お役に立てずごめんなさい……。

どうかお大事になさってくださいね。

後日追記:「ステロイドは怖い薬ではない」という医師の言葉、以前はわたしも嘘っぱちだと考えていました。が、近ごろでは少し考え方が変わりました。経験上、脱ステロイドのリバウンドというものはたしかにあると思います。浸出液や落屑は、その特有の症状ではないかと思います。というのは、脱ステから数年後の再発時、どんなに症状が悪化しても、そういうものはあらわれなかったからです。ステロイドの離脱症状があれほどに深刻化したのは、もともとのアトピーというか、薬で抑えつけてきた病気のエネルギーを脱ステで一気に開放したからだといまは思うのです。