朝の青汁のすすめ ~デトックスが進み、体の中からきれいに

グリーンドリンク(海外の青汁)

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アトピー完治を早めるなら、デトックスを促進させるべき。毎日、朝食代わりにコップ一杯の青汁を飲めば、からだが排毒に使う栄養素をしっかりと補給できます。果物や野菜をブレンドした、ユニークな海外製オーガニック青汁をいくつか紹介しています。

海外の青グリーンドリンク

朝は一杯の青汁で、デトックスを促進

食事療養中、そしてアトピーが治ったいまも、わたしの朝はニンジンリンゴジュースから幕開けます。

身体が毒素を排出するのに使う栄養素を、朝からしっかりと補給してやるのが目的です。ニンジンは、ヒトの身体に必要なビタミンとミネラルが100%含まれている自然のサプリメントですからね。

基本は生食です。生の野菜なら栄養素が壊れていないですし、酵素も生きています。生きた食物が生きた肉体を支えます。

けれども、ジューサーでニンジンとリンゴを搾るのはちょっと大変だったりします。毎朝のことですし、飲み終わったあと、ジューサーの部品を付属ブラシで一つひとつ洗うのもやはり骨が折れるのです。

だから、朝が早い日や、寝坊した日などは青汁にピンチヒッターをお願いしています。青汁は大麦若葉やケール、明日葉などからつくられていて、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでいますからね。

酵素が生きている、海外製のオーガニック青汁に着目

国産の青汁はテレビCMのイメージからか、なんとなくお年寄りの飲み物という印象です。商品ごとの個性もあまりなくて、どれを選んでいいのかわからない。オーガニック製品は少ないですし、栄養価を明示してあるものも少ない。それに、熱処理されたものがほとんどだそうですから、生食派のわたしとしてはいただけません。

そこで目をつけたのが、スーパーフードとかグリーンフードと呼ばれる、海外産のグリーンドリンク(青汁)でした。

調べてみると、ベースは国産品と同じ青野菜なのですが、野菜や果物、ハーブ、乳酸菌、消化酵素などをブレンドし、抗酸化作用や整腸作用を高めたものもあり、個性的な商品が多い。

選ぶ楽しみがありました。

それに、添加物農薬不使用かつオーガニックはあたりまえ。栄養価もきちんと調べて掲示しています。

酵素も生きています。

起きがけの身体に、こうしたフレッシュな青汁を流しこんでやると、生命力がほとばしる感じがするものです。ちょっとオーバーですね(笑)。でも、ニンジンリンゴジュースの代わりはしっかり果たしてくれます。断食中の飲み物にもニンジンリンゴジュースや青汁は活躍してくれます。

朝食を完全に抜くと、どういうわけか翌朝の寝覚めがわるいのですが、ニンジンリンゴジュースか青汁を飲んでいればそういうことがないです。アトピーの再発予防にもひと役買ってくれていると感じています。

海外で人気の高い、3つのグリーンドリンク

わたしがこれまでに飲んだグリーンドリンクを3つ紹介しておきますね。長くなりますが、栄養価と成分は全部載せておきますので、ぜひじっくり目を通してみてください。

グリーンスーパーフード

グリーンスーパーフード(GreenSuperFood)

水に溶けづらく、少々ざらっとしています。けれども、味わいはフルーティで、青汁のイメージをがらりとくつがえしてくれました。抹茶のような芳ばしい香りがして、苦みや青臭さが全然ありません。

ベースは、大麦若葉や小麦草などの青野菜。そこへ、スピルリナやクロレラなどの健康成分を配合。アルカリ野菜や、抗酸化物質豊富なフルーツ類、ハーブ、アサイーなど、いろいろな食材もブレンドされています。

砂糖不使用ですが、粉をなめると甘いです。すべてオーガニック。生きたまま腸に届く乳酸菌(菌数は乳酸菌サプリには遠くおよびません)や麹菌、消化酵素、オリゴ糖も含みますから、栄養補給だけでなく、腸内環境の健全化にも役立ちますこれを飲むと1日、身体が軽くなった気がします。口コミには「便通がよくなった」という声がとても多いです。

38ドル前後。480g入り。1回分8gで約60杯分。1杯約64円と価格が安いのも魅力。国産青汁の平均価格の半値ほどです。

栄養価(一杯あたり)

カロリー30kcal、炭水化物4g、食物繊維2g、たんぱく質2g、ビタミンA(ベータカロテン)4945IU、ビタミンC28mg、ビタミンK 39MCG、リボフラビン 0.37mg、ナイアシン0.5mg、ビタミンB6 60MCG、葉酸52MCG、ビタミンB12 1.4MCG、カルシウム30mg、鉄2mg、ヨウ素9MCG、セレン4MCG、マンガン240MCG、ナトリウム8mg、カリウム131mg、クロロフィル30mg

成分(一杯あたり)

青野菜5719mg(有機小麦草、有機大麦若葉、オーガニックアルファルファ、オーガニックスピルリナ、オーガニックほうれん草、細胞壁粉砕オーガニッククロレラ、有機ブロッコリー)、抗酸化食材1118mg(オーガニックアサイ、オーガニックマカ、有機ニンジン、有機ビーツ、ラズベリー、オーガニックヒップ、有機パイナップル、緑茶、アセロラチェリーローズ)、食物繊維668mg(有機フラックスシードパウダー、アップルペクチンファイバー)、消化酵素&プロバイオティクス(フラクトオリゴ糖、乳酸菌、麹菌2種、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ)


※原材料の「小麦草」はグルテンを含みません。グルテンフリーですので、ご安心ください。

プログリーンズ

プログリーンズ(ProGreens)

ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、自著『世界一の美女になるダイエット』で紹介したことから、日本の若い女性たちのあいだで、静かなブームを呼んだのがコレです。

小麦草や大麦草、アルファルファ草、オーツ草といった青野菜から、クロレラやスピルリナ、さまざまな植物の根、葉、茎をブレンド。ロイヤルゼリーやフラックスシード、ペクチン、乳酸菌5億個まで配合した、ぜいたくな青汁です。オーガニックは青野菜のみです。アセロラ、ベリー、てん菜の果汁粉末が入っているので、ほんのり甘く、飲み心地は悪くなかったです。溶けにくいけれど、豆乳やリンゴジュースと一緒にシェイクして飲むとグーです。

本国アメリカでは医療機関に採用されたり、医師が愛飲していたりしていて、かなり定評があるようです。でも、お値段がちょっと高め。37ドル前後。265g入り。1回分8.8gで、約30杯分。1杯約122円。

栄養価(一杯あたり)

カロリー40kcal、炭水化物4g、食物繊維1.5g、たんぱく質2g、ビタミンA 1000IU、ビタミンC 16mg、ビタミンE 100IU、カルシウム29mg、鉄1.8mg、ナトリウム37mg

成分(一杯あたり)

有機小麦草粉末350mg、有機大麦草粉末350mg、オーガニックアルファルファ草粉末350mg、有機オーツ草粉末350mg、オーガニックスピルリナ粉末1000mg、細胞壁粉砕クロレラ350mg、デュナリエラ抽出物40mg、ダルス粉末30mg、甘草根粉末100mg、エレウテロ根エキス130mg、スマの根粉末60mg、レンゲ根エキス60mg、ムラサキバレンギク葉と茎エキス60mg、生姜根粉末5mg、大豆レシチン(99%オイルフリー)2000mg、発芽小麦粉末(グルテンフリー)350mg、アセロラベリージュース粉末200mg、ビートジュース粉末200mg、ほうれん草粉末150mg、ロイヤルゼリー150mg、蜂花粉150mg、亜麻種子粉末500mg、アップルペクチンと繊維500mg、乳酸菌3.5億(L.ラムノサスA、L.ラムノサスB、L.アシドフィルス、L.カゼイ、L.ブルガリクス)、ビフィズス菌1億(B.Longum、B.Breve)、ストレプトコッカス・サーモ0.5億、フラクトオリゴ糖500mg、ミルクアザミのエキス60mg、イチョウ葉エキス20mg、緑茶エキス(カテキン60%)20mg、グレープシードエキス20mg、ビルベリー抽出物

グリーンマグマ(Green Magma)

グリーンマグマ(Green Magma)

日本の萩原義秀医学博士が開発した、世界的に有名な青汁です。有機大麦若葉を独自製法により生きたまま粉末化。酵素、ビタミン、ミネラル、タンパク質、カロチノイド、フラボノイド、アミノ酸、クロロフィルほか、全部で100以上の栄養素を含みます。

抗酸化物質が豊富で、活性酸素除去に役立ちますし、免疫システムや心血管も元気になります。抹茶みたいな味で、豆乳で割ったらうまくてゴクゴクいけました。

34ドル前後。300g入り。1回分6gで約50杯分。1杯約69円。むろん、日本でも買えます。でも、170gで実勢価格3700円くらいですから、海外製が断然お得ですね。

栄養価(一杯あたり)

カロリー20kcal、炭水化物4g、たんぱく質1g、ビタミンA(ベータカロテン)1000IU、ビタミンC 9mg、ビタミンK 35MCG、葉酸29MCG、カルシウム35mg、鉄0.5mg、ナトリウム63mg、マグネシウム12mg、カリウム238mg、クロロフィル

成分(一杯あたり)

有機大麦若葉、有機マルトデキストリン(タピオカ由来)、有機玄米

さいごに

寒い時期、青汁の粉末を温かい飲み物に混ぜる方がいますが、絶対にダメですよ。せっかくの酵素が死んでしまいますから。老婆心ながら。