アボカドをひとつ、入手しました。
それを手にしながら、さて、わさび醤油で食べようかしら、などと物思いにふけっていると、妻がキッチンへやってきて「わたし、アボカド好きじゃない」といって、またどこかへ去っていきました。
かわいそうなので、おいしくいただく方法を考えてみました。あ、かわいそうなのは妻でなく、アボカドのほうです。
用意するもの
アボカド1個、レッドキドニー水煮缶(120g)、アスパラガス2本、ナンプラー小さじ1杯、豆乳ヨーグルト大さじ2杯、天然塩
アボカドサラダのつくり方
①アボカドを半分にカットして、種をとり、皮をむき、ダイス状にします。
②アスパラガスを4センチほどに切り、2分ほど塩茹でします。
③ボールに材料と調味料を全部入れて、混ぜ合わせます。
美味です。アボカドのこってりと、豆乳ヨーグルトと金時豆のさっぱりがみごとに調和しています。アトピーの方もグルテンフリーの方も糖質制限中の方も安心して食べられます。豆乳ヨーグルトがないときは、ココナッツオイルを使ってもOKです。エキゾチックな感じになります。金時豆というのは、レッドキドニーのこと。クセがないので煮込みにもぴったり。好きで、よく使っています。
食事の最中、妻がじいっとわたしの手元を見ていました。どうやらアボカドサラダに興味津々な模様。お皿を手渡しながら「食べる?」と聞くと、黙って受けとって、なにやら神妙な顔つきで食べはじめました。
飲みこんだあとで、「うん。これなら食べられるわね」とコメント。食べられる? それはおいしくはない、という意味なのだろうか。気になるので、「弁当に入れてもいい?」と聞いてみると、「はい」という答えが返ってきました。
なんだ、おいしいのか。「おいしいならおいしいと言いなさい」そう言うと、また「はい」と答えて、残りを全部平らげてしまいました。
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