2018年4月6日
30代半ばから4年ほどなりを潜めていたアトピーが先月から再発し、メンタルにもダメージを受けながら改めて調べていて、こちらのページにたどりつきました。
ご自身のためとはいえ、これだけたくさんの実践をされてきたことに驚きと尊敬を感じます!
腸内環境を整えるのが大事ということ、いろんな本にも出ていました(これまで知りませんでした)。肉・乳製品・油の摂りすぎがよくない、果ては小麦や米類も、という話もあり、食事(特に炭水化物)をどうすべきか悩んでいます。
ここから質問です。
- 普段の食事では白米はNGなのでしょうか?
- 肉はある程度回復するまでNGなのでしょうか?
- 白米や肉が部分的にOKとしたら、例えば週何回くらいという目安はありますか?
もともと1日2食だったのもあり、ここ1週間ほど朝はニンジンりんごジュース、昼と夜はうどんやイモ類、豆腐などにしています。すこしかゆみが減ったかな?という気もします。ただ、主食がずっとこの繰り返しはキツイな、と感じています。
お酒もよくないということなので、ご飯なしの晩酌で済ますというのもこれから止めようと思います。
教えていただけると大変助かります。よろしくお願いします。
症状が強く出ているとき、白米や白小麦などの精製穀類はNGと考えています。からだへの負担が大きいからです。消化の際に多量のビタミンやミネラルを消費しますし、血糖値が一気にあがることで、症状は確実に強くなります。事実そうでした。だからわたしは、炎症がひどいときは、主食はそば(十割)、オートミールなどにしていました。玄米もおすすめです。あ、うどんは避けましたよ。
お肉も食べないほうが無難と考えて、完全にやめました。弱った腸にはやはり負担が大きいからです。でも、少しくらいならOKではないかなともいまは考えています。たんぱく質は傷んだ細胞の再生に必要ですし、肉類のそれは人体にとっては利用しやすいそうからね。
が、食べすぎると腸内で腐敗して腸内細菌のバランスがいつまでも整わない。どの程度ならOKか、というのは難しい問題です。みずから試行錯誤して、このあたりなら大丈夫かなという着地点を見つけるほかないと思います。それが面倒で、わたしは魚一本にしぼったのでした。
現在、肉類を食べる頻度は週2回ほどです。家族につきあって食べますが、ほんとうはそんなに必要ないです。一食にいただくのは100~150グラムほどでしょうかね。あした出家しても肉食(にくじき)の禁戒は難なく守れます(笑)。ちなみに、このブログにも何度か書いていますが、まともな飼料と環境で健康的に育てられた、安全なものにしています(たくさん食べるわけではないから、それで食費があがって困るなんてこともないです)。
以上、参考にしていただけたらうれしいです。どうかお大事になさってくださいね。一日も早くよくなられることをお祈りしています^^
2018年4月9日
さっそく参考にさせていただきます!
ちょうど昨日久しぶりに外食した際、ついついおそばと一緒にミニ天丼を食べてしまったら、その後数時間強いかゆみがぶりかえしてきました(汗)。
「油を断てばアトピーはここまで治る」にあった、白米のかゆみは牛乳の50倍というのを思い出しました・・・。天ぷらの油か、1週間ぶりのご飯か、どちらが原因かわかりませんが、どちらにしろ白米は回復するまでお休みすることに決めました(それと、うどんとじゃがいもも)。
玄米は白米より消化しにくく、タンパク質・脂質も多いのでNGという本もありますが、試してみようと思います。
追加で質問させてください。
- そばは高タンパクのため控えるべきという本もあります。避けるべきは動物性タンパク質というのはほぼ共通項ですが、そばや豆腐といった植物性タンパク質でさえもアトピーにはよくないのでしょうか?
- にんじんリンゴジュースも同様に、週2~3回に抑えるべき(アクが強いので)という話も聞きます。コメントを読む限り、他の方も毎日または日に数回飲まれているようですが、この点についてもいかがでしょうか?
イチローさんの経験則や、これまで得られた情報を基に教えていただけるとうれしいです。
さて玄米、たしかに消化しにくいです。だからこそ血糖値が急激にあがらず、食後猛烈なかゆみに襲われることもないのだと思います。あと腹持ちがすごくいいですよ。白米のおにぎりを1個食べたら1時間後にはわたしの腹の虫はぐうぐう騒ぎだします。が、玄米の場合、そういうのがまったくない。
そばや豆腐などの植物性たんぱく質までダメというと、もうたんぱく質の摂取源がなくなってしまいます。たしかにたんぱく質はアレルギーの主原因です。でも人間のからだをつくるのに不可欠な栄養素です。傷ついた皮膚や粘膜の再生にも欠かせない。生体維持のためにどうしてもある程度は必要です。これを前提として、では蕎麦や大豆食品はどうかというと、単純にアレルギーがあるなら不可、ないなら可、ただし過剰摂取は避ける、というのが妥当な線のようにわたしは思います。
ニンジンリンゴジュースを毎日飲んではいけない、というのは初耳でした。アクが強い(ニンジンの?)というのもよくわからないです。わたしは毎日飲んでいましたし、それでなんの問題もありませんでしたから。むろんわたしが平気だからといって、ほかの方も大丈夫ということにはなりません。どんな飲食物も、摂取後の反応を注意深く観察して、それぞれに適不適をチェックしていく、というプロセスは欠かせないと感じています。
以上、わたしの個人的な見解ですので、あくまでご参考までに^^
2018年4月11日
イチローさん、改めてご返事ありがとうございます。
アトピー完治を目指して食事を変えてから、ずいぶんと少食になった実感があります。おなかの調子もよいです!
あと10日ほど待てば遅延型アレルギー検査の結果を受け取れるので、そのデータと日頃の食事で得られた感覚を組合せてマイベストな食事メニューをつくりたいと思います。
自分もにんじんリンゴジュースを飲んで体に悪い気はしないので、朝の定番として、昼食はそば、夕食には玄米を試してみます。
本当にありがとうございます!
もうじきIgGの結果が届くのですね。除去食をはじめると、かなり楽になるかもしれませんよ。そういう方、多いですから。
玄米は炒ってから炊いてくださいね。毒(発芽抑制因子)をリセットしないと、玄米食でかえって身体が弱る、なんてケースもあるようです。
がんばってくださいね。吉報、お待ち申しあげます^^
2018年4月20日
イチローさん、先日はありがとうございました。
本日、IgGの結果を受け取りました。特に目立つアレルギーはないようでしたが、カンジタ・アルビカンスが中度という結果でした。なかなかのお値段がした検査でしたが、原因を特定できてよかったです。
腸内細菌のバランスが悪玉寄りということですね・・・。これまでの少食に加えて、ココナッツオイルやハーブティー・発酵食品・オリゴ糖を集中的に試していこうと思います。
ところで、カンジダが多いということは、リーキーガット確定ということでしょうか?
カンジダの増殖はその主たる要因のひとつです。そしてリーキーガットが進行し長引くと、未消化の食物たんぱくが体内にどんどん侵入し、やがては食物アレルギーをぽつぽつ発症しはじめる。これを放置していると、免疫が過剰反応する食べ物がどんどん増えていくのだろうと。
この点、ほんさんに目立ったアレルキーがなかったということのは朗報だとわたしは思いますよ。食生活改善どうぞがんばってくださいね。応援しています^^