2014年9月23日
娘5歳が8月に突然発症しました。ステロイドは良くないと聞いてはいますが、娘の状態を見ると最後はステロイドを塗ってしまいます。罪悪感と無力感でいっぱいです。
このサイトを見つけ少しずつできることを初めています。
(無添加の)洗剤と石鹸、エゴマ油、ココナッツオイルもお風呂に入る前に塗って、しばらくたってお風呂に入るなどです。子供のなのでなかなかこちらが思うようにはいきません。毎日格闘しています。
イチローさんの方法は子供にも有効と思われますか?
また、イチローさんのお子さんも同じようなことをされて過ごしていらっしゃると思いますが、お子さん用に特別にしていることはありますか?
このサイトに出会い本当に勇気づけられました。また、勉強になりました。勉強が必要なこともわかりました。また相談させてください。
当サイトの方法は大人向けですので、お子さんのアトピーにマッチするかどうかですが、残念ながらわたしにはよくわかりません。
ただ、うちの娘もたまに湿疹がでるのですが、毎回、塩マッサージなどで治まっています。ちなみに、発疹が顔をだすのはいつも食生活が乱れたとき。ですので、赤ちゃんや子どもの湿疹、アトピーの原因もやはり腸内環境、腸内細菌と深い関わりがあるのだろうな、とわたしは考えています。
実際、生後1年以内に抗生物質(腸内細菌を全滅させます)を投与された子どもでは、ぜん息(アトピー同様、アレルギーの一種)の発症率が2倍になることがわかっていますし、子どもの湿疹にも関連しているそうです。
また妊娠前、妊娠中の抗生物質の使用の両方が、子どもの食物アレルギーのリスク増加と関連していることもわかっています。
ということで、わたしは娘が口にするものには日々、目配りしています。
といっても、特別なことはしていません。食品添加物や悪い油たっぷりの食品(ジャンクフード、加工食品、コンビニ食、ファミレスなど)をなるべく遠ざけ、野菜中心の自然な食事をさせているだけです。あとは、ぬか漬けやヨーグルトなどで毎日、乳酸菌を食べさせているくらいでしょうか。
あ、そうそう、塩マッサージのやり方はお風呂の記事に書いていますが、こんなふうです。
- 「このお塩でかゆいのがなくなるからね。でも、ちょっと沁みるよ」と最初にしっかり話して、納得させておく。
- 「悪いものをパパの手で吸いとってあげる。がまんできなくなったら言ってね」とか声を掛けつつ、自然塩で患部をやさしくマッサージ。あんまり痛がるときはお湯で溶いて、海水くらいの濃度にしていました。これを、お風呂から出る前におこないます。
- 娘のがまんの限界ぎりぎりのところで洗い流す。
これでデトックスが進むようです。うちの場合、大抵は翌日か翌々日にすっかりよくなっています。でもアトピーの改善や完治にいちばん大切なのはやはり食べ物だと思います。
娘さん、早くよくなるといいですね。お大事になさってくださいね^^
2014年9月24日
塩浴は子供には無理かな?と思ってやっていませんでした。塩浴早速試してみます。親の方が焦って鬼のような顔で「やりなさい!」って言ってもダメですよね。反省です。
ちなみに子供の発疹が出て数日ひかない状態で、痒くて引っ掻き血が少し出てしまうような状況でもやはりステロイドは塗るべきではないのでしょうか? やはりそのような状態でも我慢なのでしょうか?(必ずリバウンドがあるとわかってはいるつもりなのですが……)
我慢する場合は、どのような状態までなのでしょうか? 引っ掻いたあとの2次感染などを気にしています。あくまで個人的な見解でかまいません。無理な質問かもしれません。わかる範囲で構いません。お願いします。
ステロイドについては――ごめんなさい、わたしにはお答えすることができません。自分に薬で悪化、重症化、難治化した経験があるから、わたしは娘には使わない、ということしか申しあげられません。
使用せざるをえないケース、というのもあるのかもしれませんし、ご心配なさっているように、免疫力の未発達なお子さんの場合、とびひやほかの感染症への二次感染のリスクも考慮しなければならないのかもしれません。
が、わたしが知っているのは、自分のケースのみ。この点、どうかご理解くださいませ。
お役に立てず、申し訳ありません。。。
2014年9月25日
無理を言って申し訳ありませんでした。この回答で私には十分です。
塩浴早速試してみました。直接はちょっと痛がったのでお湯に溶いてマッサージしました。まだよくわかりませんが続けて様子を見たいと思います。
追記:このころは大人アトピーと子どものアトピーとを切り分けて考えていました。が、わたしに子どもがいることもあってか、親御さんたちから赤ちゃんのアトピーや子どものアトピー、湿疹に関するメールをよくいただくのです。少し前にも「子どもがアトピー発症。ステロイドを使わず楽にしてやる方法はありませんか?」といったお問い合わせをいただきまして、いろいろ調べていくうちに根っこは同じではないかと思うようになりました。
Antibiotic use in infancy and symptoms of asthma, rhinoconjunctivitis, and eczema in children 6 and 7 years old: International Study of Asthma and Allergies in Childhood Phase III. Foliaki S1, Pearce N, Bjorksten B, Mallol J, Montefort S, von Mutius E; International Study of Asthma and Allergies in Childhood Phase III Study Group.
A case for antibiotic perturbation of the microbiota leading to allergy development. Lisa A Reynolds & B Brett Finlay
Mother’s and offspring’s use of antibiotics and infant allergy to cow’s milk. Metsala J, Lundqvist A, Virta LJ, Kaila M, Gissler M, Virtanen SM.