子どもの湿疹、アトピーへの対処法

子どもの湿疹が治る過程

子どもは湿疹が出やすくい、アトピーの一歩手前だった

こんなブログをやっていると、赤ちゃんや子どもがアトピーだという親御さんからのお問い合わせがとても多いのです。しかしわたしは成人してからの発症組。うまくお答えするのが難しい。これまで頭を抱えていました。

しかし考えてみれば、娘にはアレルギーが少しある。湿疹が出ることもたまにある。そういうとき、妻が皮膚科に連れていくとステロイドを処方されます。でも毎回、ステロイドを使わずに治る。そんなとき、自分の体験がとても役立っていると感じるのです。

もしわたしにそういう経験がなかったら――。娘がもし標準治療を受けていたら、いまごろはアトピっ子ちゃんになっていただろうと感じます。

副作用ということではありませんよ。湿疹は毒素排泄のプロセスです。ステロイドで無理やり抑えても治らないということです。そればかりか炎症のエネルギーを体内に封じ込めることで、状況はますます悪くなる。

大切なのは自然治癒力を妨げず、排泄を促進すること。同時に根本原因を取り除くことにあります。

子どもの湿疹(アトピー)を治す方法

わたしが娘に行なっている手当ての具体的な方法です。食事に関しては、ふだんから意識していることばかりですので、湿疹が出たら気を引き締めるという感じですね。

正しい食事

①野菜をたくさん食べさせる

野菜をたっぷり食べさせます。無農薬野菜が望ましいと思いますが(それだけで子どものアトピーが治ったという話はよく耳にする)、そこまでしなくてもいいと思います。

海藻やこんにゃくもよく食べさせます。健康なうんちのためです。身体に溜まってしまった悪いものを外へ出すには、立派なうんちが欠かせません。

ちなみに小学校へあがるまで、うちは無農薬か低農薬の野菜を食べていました。父親が家庭菜園で採れた野菜を送ってくれていたからです。宅配サービスでオーガニック野菜や安全な食材を買ったりもしていました。でもそれはわたし自身のためです。

②発酵食品を食べさせる

納豆や乳酸菌食品(ぬか漬けやヨーグルトなど)を毎日食べさせます。これもお腹を元気にするため。腸内環境を高めるため、オリゴ糖や乳酸菌サプリ(ビオフェルミンでOK)を飲ませる手もあります。うちはそこまでしませんが。

ヨーグルトもそうですが、乳製品や卵は食べさせすぎないようにしています。アレルギーを起こしやすい食品だからです。給食でも出るので、家ではあまり出しません。

③身体に悪い食べ物を避ける

食品添加物、加工食品、冷凍食品、インストタント食品、ファストフード、コンビニ食、スーパーのお惣菜、外食(とくにファミレスなどのチェーン店)は避けます。

手抜きはダメです。ちゃんとお母さんが手づくりしましょう。もちろんわが家のようにお父さんの手料理でもOK(笑)。化学調味料は使いません。お味噌汁の出汁は、煮干しやかつお節、昆布でとります。

④悪い油をやめる

油には注意しています。サラダ油やゴマ油ではなく、料理にはオリーブオイルを使います。

マーガリンやショートニングは最悪です。アレルギーや湿疹を引きおこします。娘には絶対に食べさせません。市販の食パンや惣菜パン、お菓子などにかなり使われていますから、ここは注意が必要です。

⑤魚を増やす

肉も食べさせますが、比率としては魚のほうが多いです。

⑥おやつは安心なものにする

おやつは安全なものをチョイスします。スナック菓子や駄菓子、洋菓子は子どもの好物ですが、そういうものは添加物がたっぷり。湿疹のあるときは添加物の少なそうなせんべい、麩菓子、きなこ棒、あめ玉、グミ、ラムネなどを用意します。ふだんからそういうものが多いですが(笑)。

時間のあるときは、おやつは手づくりします。といってもサツマイモを焼くくらいです。娘に湿疹があるときは、焼き芋がよくお出ましになります。「ええっ。またお芋?」と口をとがらますが、スナック菓子なんかと違って、お腹いっぱい食べていいことにしているので、それなりに満足しているようです。果物を出すことも多いです。

夏場にアイスをほしがったら、果物(バナナ)を凍らせたものをあげています。砂糖の食べすぎは湿疹をひどくするから注意しています。

お肌の手当て

お風呂に入ると痒みが増す、乾燥する、痛い、というときは、水道水の塩素を除去してあげます。薬局でビタミンC(アスコルビン酸)を買ってきて、1グラムほど入れたら浴槽のお湯の塩素は中和されます。シャワーは使わず、湯船のお湯で頭も身体も洗わせます。

湿疹が出たときは、石けんやシャンプーは無添加のものを使わせます。高いものでなくていいのです。洗濯用洗剤も無添加のものを使っています。ふだんは、妻と同じシャンプーや洗剤を使っています(合成界面活性剤が入っていますが、いい匂いがするので好みます)。

特別なスキンケアはしていません。

湿疹のあるときは、竹酢液を入浴剤代わりに使います。自然塩で患部をマッサージするのも効果的(治りが早い)。でも、かなり痛がります。子どもの恨みを買うのが嫌ならおすすめはしません。わたしは平気(笑)。

さいごに

妻がおずおずと報告してきたときには湿疹はかなり広がっていました。娘を連れて実家へ帰省した間の不摂生が原因だと気づいていたため、なかなか言い出せなかったようです(わたしに叱られるから)。ここまで悪化したのは初めてでした。

前述のような手当てを行なったところ、それから数日間さらに悪化(塩でマッサージしたこともあって、デトックスが進んだのだと思います)。その後は快方に向かい、2~3週間くらいで完治しました。色素沈着のようなものがありましたが、すぐ消えました。子どもの新陳代謝はすごいですね(色素沈着がいつまでも消えないというのは、その体内にまだ毒素が残っているからなのではないかと思いますが)。

わたし流の手当方法ですが、ここには確固たる理由があります。赤ちゃんや子どものアトピー、湿疹の原因については以下でお話しします。ぜひご一読ください。

乳幼児のアトピー、湿疹にも腸内細菌が関係している

赤ちゃんと子どもと両親

赤ちゃんと子どもと両親

赤ちゃん、子どものアトピー、湿疹の原因

アトピーというのは、腸内環境の変化(悪化)によって起こっています。そこに目を向けたことで、わたしのアトピーは完治しました。同じように改善、完治した人もたくさんおられます。

腸内環境とアトピーの関係は、この記事にくわしく書いています。

要点だけをまとめると、

  1. 腸内細菌のバランスが悪いと、悪玉菌たちが腸壁が傷つける。
  2. 食べ物のかけらや食毒(化学物質やカビなどの有害物質)が体内に侵入する。
  3. この結果、体内に炎症が起きる。
  4. 皮膚から悪いものが押しだされてくる(湿疹)。
  5. そのうち食べ物のアレルギーも発症する。

という流れ。

腸内細菌は第3の免疫系とも呼ばれています。わたしたち自身の先天的あるいは後天的な免疫システムとならんで重要な役割を果たしているのです。

腸内細菌のアンバランスが、アトピーや湿疹の原因

ここまでは大人のアトピーについてですが、子どものアトピーも基本は同じとわたしは考えています。やはり腸との関わりが深い。

これを裏づける研究報告があります。

  • 生まれてから1年間のあいだに抗生物質を服用した子どもは、ぜん息の発症率が倍になる。抗生物質は子どもの湿疹にも関与している。
  • 母親が妊娠前、妊娠中に抗生物質を使用した場合、どちらのケースでも生まれてきた子どもの食物アレルギーのリスクを増加させる。

抗生物質が、腸内細菌叢をかく乱することはよく知られた事実です。その結果、悪い菌が増殖する。抗生物質は、腸内環境悪化の大きなリスク因子なのです。つまりこの研究は、腸内細菌とアレルギーや湿疹とのあいだに深い関わりがあるよ、と教えてくれているわけです。

生まれたばかりの赤ちゃんの腸というのは、微生物にとっては未開の地。ヒトの身体は出生直後は無菌状態なのですが、微生物がどんどん外からやってきて陣取り合戦を始めます。そうして大人になるころには、腸粘膜の棲みつきやすい場所はどこもいろんな菌のコロニーができて、占拠されてしまうのです。

子どものアトピーが自然に治ることが多いのも、腸内環境のアンバランスが原因だったと考えると腑に落ちます。子どもの腸内細菌叢は成長過程にあり未熟なものですが、成長とともに完成していくものだからです。

外から入ってきた菌が空いている土地を埋めていく。やがて適切なバランスと多様性が確立することで、アトピーも治るということです。

なかなか大人アトピーが治らないのも、これで説明がつきますね。

腸内細菌のバランスと多様性が損なわれるというのは、わたしたちに友好的な微生物の住まいを悪い連中が地上げした(乗っとった)というようなことですからね。だから毎日がんばって乳酸菌食品を食べたり、乳酸菌サプリを飲んだりしていても、有益菌は腸に定着できずにそのまま出ていってしまう。

空いている土地がもうないからです。だから腸内環境を改善するのが困難であるし、ほうっておいても自然治癒しないのです。

湿疹が出やすい赤ちゃん、アトピーになりやすい子ども

同じ食生活をしていても、湿疹が出る子、出ない子がいるのも、やはり腸内細菌に目を向けると説明がつきます。

子どもの腸に最初に侵入するのは、母親の身体にいる微生物です。

まず出生時――。産道をくだってくる途中で、赤ちゃんは膣内にいる菌と接触します。そして分娩時にはお母さんが排便しますから、赤ちゃんはそれを浴びます。その一部は口から体内に入ります。お母さんの腸内細菌が赤ちゃんに移植されるのです。

誕生の瞬間に、わたしたちは微生物による最初の洗礼を受けるのです。

その後、今度は母乳を介して、お母さんのビフィズス菌が赤ちゃんに引き渡されることがわかっています(彼らは腸からに母乳まで旅をする!)。またスキンシップによって皮膚の常在菌が受け渡されます。キスによって口腔細菌が移動します。

そうやって、子どもの腸内細菌の基礎ができあがっていくのです。

動物が赤ちゃんをなめてきれいにするのには、じつは微生物を受け継がせる、という重要な意味があったのです。

湿疹が出やすい、あるいはアトピーになりやすい子どもは「アトピー素因がある」とか「アレルギー体質」といわれますが、それが意味するのはほんとうは腸内細菌の不完全さであって、遺伝的疾患ではない、とわたしは考えています。

わが子の湿疹やアトピーで胸を痛めている親にとって、これはきわめて重要な知識です。

腸内細菌のバランスが崩れる原因

それでは、腸内細菌のアンバランスを引きおこす原因にはどんなものがあるのか。次のような可能性が挙げられます。

  1. 出産前、あるいは出産時に母親が抗生物質を使用(母親の腸内細菌バランスを破壊する)
  2. 帝王切開(出産時の微生物の移動がない)
  3. 母親の腸内細菌叢がそもそもアンバランス
  4. 子ども自身が抗生物質を服用
①溶連菌の感染対策のほか、早期破水や会陰切開、帝王切開などでも、抗生物質が投与されるようですね(うちの妻も溶連菌対策で抗生剤を服用していました)。
④生まれて間もない時期に、抗生物質で腸内細菌バランスを乱されることで、アレルギーやぜん息を引き起こす可能性が十分ある、とする専門家がいます。腸内細菌のなかに、アレルギー反応を引きおこす免疫細胞を抑える役割を持つものがいる可能性があるからです。

赤ちゃんや子どもの湿疹、アトピー、アレルギーの背景には、こうした原因がある可能性が高いのではないか、と推測できます。

赤ちゃん、子どもの湿疹、アトピーは治る

子どもの腸内細菌は、これまでお話ししたように最初は母親から受け継がれます。でもその後は環境とのやりとりによって獲得していきます。お父さん、兄弟、おじいちゃんおばあちゃん、親戚、友だち……。発酵食品や野菜など食べ物からも体内に入ってきます。

そうして3歳までにその子どもに固有の細菌叢ができあがります。ひとりとして同じ細菌叢を持つ人はいません。これが死ぬまで続く、生き物としてのいとなみの土台となるのです。

赤ちゃんのアトピーの多くが2歳までに治る、というのは、成長とともにお腹にさまざまな種類の微生物が棲みつき、集落を形成し、腸粘膜の表面を覆いつくすことで、強固なバリアーが完成するからなのです。

もし2歳をすぎてもアトピーが治らないなら、その子の細菌叢はまだ未完成ということです。成長とともにアトピーが治る可能性はまだまだ十分にあります。そのためには腸内細菌をきちんと育てるための正しい食生活が必要です。

腸内細菌のアンバランスは、アトピーやアレルギーのみならず、胃腸疾患、自己免疫疾患、肥満の原因になっているという研究結果も見つかってきています。さらに自閉症やADHDといった発達障害、うつ、強迫神経症などとの関連も指摘されています。

さいごに

繰りかえしますけれど、子どものアトピーは成長とともに治るケースがほとんどです。

半面、現代医学による治療では治らない。現在のところアトピーの有効な治療法は見つかっていないと、皮膚科学会が明言しています。薬で治ることもありえない。医師が薬を処方するのは、あくまで症状を抑えるためです。

しかしどんな薬にも副作用はつきものです。ステロイド否定派の医師たちは、ステロイドを使うことで治りにくくなるケースが増えていると口をそろえます。ステロイドを使わないほうが改善するという臨床研究もあります。

この記事の報告を見るかぎり、薬を使う必要はないように感じます。すでに使っているケース、使わざるを得ないケースもあるかもしれません。その場合も薬に頼りきるのではなく、腸と腸内細菌を元気にする食事を心掛け、自然治癒力の働きを促進するとともに、化学物質による肌への刺激をなくしてあげることで、自然に薬がいらなくなるのではないかとわたしは思います。

脱ステロイド療法の専門家たちに学ぶ、脱ステの方法

脱ステロイド、脱保湿への不安

アトピーを治す、ということの困難は、しかし現実にはその8割を「これでほんとにいいのか」という不安との戦いに負っている気がします。もちろんその時々の症状の大きさによってこの数字に多少の変動があるにしろ、です。

実際にとりかかってしまえば、やること自体はすぐルーチン化しますから、さほど困難ではありません。そのために必要な食事の工夫などは、ある種の楽しみともいえるものでした。

脱ステも基本的には同じ。むろん肉体的な苦痛が大きいのは言うまでもありませんが、気持ちがしっかりしていれば乗り越えられる、精神状態が安定していればなんとかなる、わたしは経験からそう考えます。

さてこのごろ、掲示板やメールなどを整理していて気づいたことがあります。

当ブログの読者の方では、脱ステを宣言し、その後、便りがなくなるというケースが少なくないということです。続報があっても「ステロイドを使ってしまいました」というものばかり。「いったん治して、今度は頑張ります」とあっても、そのあとやっぱり音信が途絶えてしまう。

うーむ、やはり自力での脱ステは難しいのだな、と感じ入ったわけです。

失敗の原因が、離脱症状の激しさなのか、「これでほんとにいいのか」という不安のせいなのかはわかりませんが、この記事では「不安」を取り除く情報の提供を試みるつもりです。

こうした場合、わたしの体験談のような一個人の情報は役に立たないでしょう。

国内屈指のアトピー専門医として名を馳せる佐藤健二医師(阪南中央病院皮膚科部長)の著書『患者に学んだ成人型アトピー治療、脱ステロイド・脱保湿療法』(柘植書房新社)など、複数の医師の意見や書物、文献などを参考に、「脱ステ」というプロセスへの理解を深めていこうと思います。

わたしのように無手勝流でやって、どえらい離脱性皮膚炎に見舞われるというリスクも減らせるかもしれません。

脱ステロイド、脱保湿の方法

ステロイドをやめようと考えるきっかけはおおむね、

  • 効かなくなった。
  • 副作用(感染症、膿疱など)が出ている。
  • ステロイド皮膚炎が生じている(気がする)。
  • 一生、を使うことに対する不安

このとき問題となるのは、そういう患者を支えてくれる医療機関が極端に少ないということです。脱ステのリバウンドによる重症化をどう乗り越えるかというのは大きな不安。ふつうなら専門家にサポートしてほしいと願います。

自力でトライしてうまくいかず悪化。病院に駆けこんで冷めた対応をされる、という経験のある方もいらっしゃるかと思います(わたし)。

そこでまず、脱ステにまつわる疑問を解消していきたいと思います。

脱ステロイドは必要?

佐藤医師はこう断言します。

アトピーの多くは2歳までに治り、成人までにはほとんどが治る。ところがステロイドが使われはじめた1954年以降は治らない患者が増えてきた。その原因はステロイドにある。

その根拠は、脱ステロイドによってほとんどの患者がよくなるのを長年現場で見てきたことにあるといいます。

佐藤医師の話を裏づけるデータもあります。

大阪府の医師ら8人が2015年、7つの医療施設で患者300人を対象に半年間、ステロイドを使わず経過を観察したところ、アトピーの改善率(症状が改善、完治した割合)は、

  • 乳幼児……75%
  • 小児……52%
  • 成人……80%

とくに乳幼児では被験者118人のうち28人がたった半年で症状が消失。完全に治ったそうです。

半面、ステロイド外用薬を使った際の改善率を調べた報告(九州大学の教授らが2003年、1271人の患者の変化を調査し発表)でのアトピー改善率は、

  • 乳幼児……36%
  • 小児……40%
  • 成人……37%

まとめると、

ステロイド使用不使用でのアトピー改善率

つまりステロイドを使おうが使うまいが、大差はないということ。いや、むしろこのデータを見るかぎり、乳幼児と大人に関しては、ステロイドを使わず自然治癒をめざすほうが合理的といえそうです。

大阪府の医師らがさきほどの臨床研究結果を小児科学会で発表したところ、会場の医師たちから「結果に大差がないなら、ステロイドを使ったほうがよく眠れるし、皮膚をかきむしることもないから、使ったほうがいいじゃないか」という意見が出たそうです。

脱ステロイド療法の基本的なやり方

  • 食生活を見直す(といっても特別なものではなく、バランス重視)。
  • アレルギー(IgE)のある食べ物の制限はしない。
  • 睡眠などの生活リズムを正す。
  • 乾燥による悪化がある場合、保湿する。
  • かゆみは抑えない(かいて出血しても放置か保湿のみ)。
  • 身体を動かす(運動する)。

場合によっては、入浴を控える、石けんを使わない、化学物質を避ける、といった指導もあるそうです。医師のもとでおこなう場合、感染症対策に抗生物質(内服)が処方されることもあります。わたしは服用を断固、拒否すると思いますが(笑)。

保湿の是非に関しては諸説ありますが、佐藤医師によれば、ステロイドや保湿剤を長らく使用している場合、保湿依存に陥っているケースが多いとのこと。このケースでは、保湿をやめることで、脱ステロイドがうまくいくケースが多いとか。くわしくは後述します。

さらに、こうしたことにも留意するといいようです。

  • 消毒しない(脱ステ期は、皮膚が過度に敏感だから)
  • 水分摂取を控える(浸出液が増えるから)
  • 浸出液をぬぐわない。
  • かさぶたをはがさない。
  • 高たんぱく食(皮膚の修復のため)
水分摂取に関しては、元患者として一家言あります。水はたっぷり飲んだほうがいいと思うのです。滲出液は排泄作用です。体内浄化と尿による毒素排泄という観点からも、きれいな水を十分に飲んだほうが離脱が早まると考えます。

独力で脱ステをおこなう場合のやり方でもっとも大切なのは、

ステロイドは一気にやめない。少しずつ減らす。

1日に数度使用しているなら、まずは1日1回にして、風呂からあがったら即塗る。1週間後からは、入浴後1時間たってから塗る。2週間後からは入浴の2時間後に塗る、というふうにして、段階的に減らしていくといいそうです。

塗布する面積を徐々に狭くする、量を減らす、というのでもいい。とにかく時間をかけることが大切とのこと。

もうひとつ重要なのは、

ステロイドより先に保湿剤をやめる。

そのほうが楽だからだそうです。

この際、顔や手などの見える部分はあとまわしにして、他人の目に触れない部分から始めるといいそうです。それでまずは手応えを感じる。するとモチベーションが高まりますね。離脱に必要な時間もわかります。

こうしたことを地道に実践することで、個人差はあるものの、おおむね1年ほどでステロイドなしに症状をコントロールできるようになるといいます。

ここで注意が必要なのは、薬や保湿をやめたただけで症状が消えるわけではないということ。当前ですね。ステロイド依存症ステロイドの副作用)による皮膚症状と、もともとのアトピーは別物。ステロイドが完全に抜けてもアトピーはそのまま残ります。

アトピーを治そうというなら、別のアプローチが必要なことは言うまでもありません。

脱ステロイド、脱保湿のリバウンド(離脱症状)

ステロイド離脱皮膚炎の症状はこうしたものです。

  • 赤み
  • むくみ
  • 浸出液
  • 皮膚がじゅくじゅくする
  • 亀裂

わたしはすべて経験しました。

ステロイドのリバウンド(離脱症状)過程については、この記事がくわしいです。わたしの脱ステの過程もおおむねこんなものでした。

この際、保湿剤を使っていると、赤みがいつまでもとれないということが少なくないそうです。佐藤医師らが名古屋市立大学で脱ステ患者100人を対象に実施した調査によると、

  • 10人の軽症患者は保湿剤を使っていても赤みがとれた。
  • 90人は保湿剤を使っているあいだは赤みがとれなかった。

保湿に依存していると、本来の皮膚機能を取り戻せないということのようです。わたしはずっと「保湿にあまり熱心だと、皮膚が仕事を放棄する。本来のバリア機能が後退してしまう」と考えていましたが、それはやはり正しかった(笑)。

というわけで、脱ステと脱保湿はワンセットと考えるべき。が、脱保湿も一筋縄ではいかない様子。脱ステロイドと同じくらいの離脱症状が起きるからです。

保湿の離脱による主な症状は、

  • 浸出液
  • 亀裂
  • 落屑

その後、乾燥によるガサガサ期を通過して、正常になっていくとのこと。落屑は保湿依存によるものであった、ということのようです。

保湿剤を使っていなかった場合でも、保湿の離脱症状が起こることがあるそうです。ステロイド外用薬にも油分が含まれており、保湿効果があるからです。

脱ステロイドにかかる期間

ステロイドの成分が身体から排出されるのに必要な期間は1か月程度。ただしその影響はその後も継続するといいます。それがいつ終わるかはわからないと、脱ステロイド療法の専門家は口をそろえます。

1~2年が経過し、湿疹などが出なくなれば完全に抜けだせたと判断するそうです。

ちなみに脱保湿には3か月程度かかるといいます。

離脱できる人とできない人

脱ステに失敗する患者は少なくありません。わたしは一度は大敗を喫しました。離脱が不可能なケース、というのもあるのでしょうか。

佐藤医師は「正しく行なえば確実によくなる」と太鼓判を押します。失敗するのは、やり方がまずいからだとか。が、正しくやっても次のような理由から非常に困難と指摘します。

  • かゆみ
  • 痛み
  • 睡眠不足
  • 不安
  • 気分の落ち込み

なかには仕事をやめざるをえないケースもあります。離脱性皮膚炎があまり重篤な場合は、入院したほうがいいと佐藤医師はアドバイスしています。

脱ステロイドでの入院

患者に入院を勧めるのは、浸出液や落屑の量がとくに多い場合。もしわたしがあのころ診察を受けていたら、即刻入院させられていたことでしょう(笑)。

佐藤医師が采配をふるう阪南地中央病院では、

脱ステ患者の入院期間/平均1か月半

2週間で退院する人がいる半面、5~6か月も入院する人がいるとか。こうなると入院費はもかさみます。実際に阪南病院に入院したという方によると、

4か月の入院費用50万円(検査費用ほか別途必要)

さいごに

ステロイドに副作用なんてないと強弁する医師がいる。彼らは、脱ステロイド療法をアトピービジネスと断じて批判する。一方、ステロイドがアトピーを難治化、重症化させ、ステロイド依存と離脱症状という悪夢をつくりだしていると指摘する医師がいる。

どっちが正しいのか。

その答えは、患者一人ひとりがじっくり考えて答えを見つけるほかありませんね。

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A prospective study of atopic dermatitis managed without topical corticosteroids for a 6-month period. Fukaya M, Sato K, Yamada T, Sato M, Fujisawa S, Minaguchi S, Kimata H, Dozono H
Clinical dose and adverse effects of topical steroids in daily management of atopic dermatitis Br J Dermatol 2003; 148: 128-133 Furue M et al,
Current status of atopic dermatitis in Japan. Masutaka Furue,corresponding author Takahito Chiba, and Satoshi Takeuchi
毎日新聞くらしナビ「アトピーにステロイド必須?」(2017年4月8日)
『アトピー治療革命』藤澤重樹・著(永岡書店)
『患者に学んだ成人型アトピー治療、脱ステロイド・脱保湿療法』佐藤健二・著(つげ書房新社)
『アトピー性皮膚炎 患者1000人の証言』安藤直子・著(子供の未来社)
『ステロイドにNo!を 赤ちゃん・子どものアトピー治療』佐藤健二、佐藤美津子・著(子どもの未来社)
『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2009』古江増隆他(日皮会誌)

ステロイドを使うなら、副作用と使い方は理解しておくべき

ステロイド外用薬の処方のガイドライン

ステロイドの副作用

専門書や研究報告などがベースです。難しい専門用語はなるべく日常語に置き換えていますが、実際にこうした副作用が臨床の現場や研究などで確認されているということです。

ランクが高い(炎症抑制作用が強い)ものほど、副作用も強くなります。

全身レベルの副作用

大量あるいは長期のステロイド使用により、副腎の働きが低下したり、機能不全におちいることがあるのはよく知られた話です。このほか、骨粗しょう症や糖尿病を引きおこしたり、子どもの発育障害を引きおこすこともあるそうです。

某県の薬剤師会によると、外用薬の副作用は内服にくらべてリスクはずっと低いとのこと。その根拠として、「最強ランクのステロイド外用薬を1日10グラム使う場合と、1日0.5ミリグラムのステロイド(リンデロン錠)を内服する場合とでは、副腎が受けるダメージは同じである」ということを挙げています。

が――。

これを知って、この薬剤師会の論旨と裏腹に、わたしはちょっと怖くなりました(いまさらですが……)。リンデロンというのは、かなり強い抗炎症作用のある内服薬です。コルチゾール(体内で産生される副腎皮質ホルモン)の25~30倍です。

リンデロン錠の添付文書を読むと、「用法・用量」に0.5~8ミリグラムを1日1~4回投与するとあります。わたしにはステロイドの内服経験がないため、Webでちょっと調べてみると、アトピーの治療の場合、0.5ミリグラムを1日1錠服用するくらいが一般的な用量のようでした。

これと、塗り薬を1日10グラム使用する場合の副作用が同レベルというのです。

思いかえせば、ステロイドの消費量がもっとも多かったとき、アンテベートを1日1本くらい使っていました(最強ランクも使っていたのかもしれませんが、覚えていない……)。アンテベートは最強ランクではありません。が、その次に強いランク。あのころのわたしは「内服までは絶対にするまい」と心に固く誓っていたのですが、内服と大差ない量のステロイドを体内に吸収していたわけです。

アンテベート1日1本というのは短期間でしたし、その後も無事に断薬できたわけですから、いまさらうろたえる必要もないのですが。

見方を180度転換すると、ステロイドの内服も短期間なら外用薬をたくさん塗布するのと大差ないということになりますね。

ちなみにアンテベートなどの次強(VS)ランクの外用薬の長期投与試験では、3か月の連続使用で副腎機能低下が起こることはあるものの、断薬によって副腎は元に戻ったといいます。

ただし、この試験の対象は成人です。しかも、使用開始直後の使用量は1日5~10グラムで、その後は症状が軽くなって徐々に用量は減らせる、ということが前提です。重症や難治性の場合、使用量がより多くなるケースは少なくありませんし、3か月以上の長期使用となることもざら。密封包帯療法や高齢者、子どものステロイド使用では成人より副作用が生じやすいともいいますから、注意が必要です。

局所的な副作用

ステロイド剤には、こんな作用があります。

  • ホルモン作用
  • 免疫抑制作用
  • 表皮や真皮への作用
  • 血管への作用

このため局所的にもさまざまな副作用が起こることがわかっています。

1.毛包炎

ステロイドの副作用でいちばん頻度が高いのがこれ。使用開始直後からあらわれます。細菌への抵抗力低下によるもので、毛包が細菌感染を起こすのです。毛穴を中心に赤く盛りあがった発疹や膿疱ができます。

毛包炎

皮膚が赤くふくらんでいて、かゆみがある。親指と人差し指でぐっとつまむと、膿が出る。これ、よく覚えています。ステロイドの副作用だったのですね。

2.感染症

ステロイドには免疫抑制作用がありますから、カビ(真菌)や細菌、ウイルス、寄生虫などの感染症にかかりやすくなります。あるいは感染症が悪化します。この結果、アトピーの症状が悪化したように見えることも少なくありません。

これを防ぐには、適切なスキンケアや保湿剤が必要。皮膚バリア機能が高まれば、感染症は減らせます。

ブドウ球菌感染

炎症が起きている皮膚にブドウ球菌がどっと繁殖して、黄色い汁があふれだす。当時はなにが起きているのかまったくわからず困惑したものです。

3.毛細血管が拡張し、肌の赤み、萎縮が起きる

ステロイド外用薬は使いはじめ、毛細血管が収縮するのですが、同じ場所に続けて使っていると、今度は毛細血管が広がってきます。

すると肌に赤みが出たり、皮膚が萎縮したり、薄くなったりします。そこへ外力がかかると、肌に白っぽい縦じまがあらわれます。これは「皮膚萎縮線条」といって、ステロイドをやめても元に戻らないとされています。

皮膚萎縮線条

わたしにも一時、あちこちに「皮膚萎縮線条」がありました。腹お太もも、腋の下などです。でも、いまはありません。皮膚萎縮線条が不可逆(元に戻らない)ということもないように思います。

4.体毛が増える、濃くなる

男性ホルモン様作用によって、ステロイドを塗った部分の体毛が濃くなる、増える、ということが起こります。これは子どもに多いようです。

体毛が濃くなる

わたしは大人ですが、ステロイド使用中は体毛が濃くなりました。とくに気になったのは乳輪です。ステロイドを使う前はうぶ毛のようなものがちらほらあっただけなのに、それが髪の毛のようにしっかりとしたものに変貌しました。しかも成長が早いのです……。

5.色素が抜ける

ステロイドを塗布した部分が色素抜けを起こして白くなります。わたしもこれにはちょっと閉口しましたね。肘の内側や腋の下などに小さな色抜けがいくつかあって、夏場に日焼けしてもそこだけなぜか白いまま。いまは日焼けできるようになりましたが、それでもうっすらと痕が残っています。

色素抜け、白い斑点

ちなみにステロイドで肌が黒ずむとか、塗ったあとに日光を浴びると肌が黒くなる――ステロイド焼けするとかいう方がいますが、あれは俗説です。皮膚炎によるただの色素沈着です。アトピーが治れば、次第に薄くなります。

6.赤ら顔、ほてり(酒さ様皮膚炎)

顔にステロイドを塗りつづけると、「酒さ」のような症状(赤ら顔、ほてり)が生じます。膿疱や白にきび、鱗屑などが生じることもあります。

こうした症状は、主に中年女性に多く、治すには脱ステロイドしか方法がないのですが、断薬の数日後にはステロイドの離脱症状としての離脱性皮膚炎が起こることが少なくないようです。赤ら顔がひどくなったり、顔が腫れあがったり、灼熱感が出たりします。

赤ら顔、ほてり(酒さ様皮膚炎)

わたしの場合、赤ら顔やほてりはありませんでした。プロトピックを初めて顔に塗ったときは、強烈なほてりを感じましたが。

7.にきび

ステロイドには男性ホルモン様の働きがあります。連用によって細菌への抵抗力も低下します。これらに起因する白にきびも、ステロイドの副作用のひとつ。顔や胸、背中に同じような形状の白にきびが発生します。

脂腺が発達する思春期以降によく見られる副作用ですので、子どもには起こらないそうです。

にきび

参照:NHS「Acne」
読者の方から「にきびができて困っている。アトピーでにきびはできるのでしょうか」というお問い合わせをいただいたことがありました。そのときはにきびがステロイドの副作用だとは知りませんでした。きちんとお返事できなかったことが、悔やまれます。

8.白内障、緑内障

目の周りにステロイドを使うと、白内障や緑内障を引きおこすこともあります。

白内障

9.接触性皮膚炎

ステロイド外用薬の各種成分(配合剤や基剤、添加物など)によるアレルギーで、皮膚炎が増幅することがあります。

接触性皮膚炎

副作用を回避するための、ステロイドの使用基準

医療機関では一般に、次のようなルールに従って、ステロイドを処方しています。

ステロイド外用薬の処方のガイドライン

(福岡県薬剤師会ホームページ「くすりのついてのQ&A」から)

ステロイド一覧(効き目の強さで分類)はこちら。

全身レベルでの副作用を回避するための使用基準

子どもの場合

  • 最強(SG)ランクは、1日5グラム以上で副腎機能低下の恐れあり。安全な使用量は1日2グラム以下。
  • 次強(VS)ランクは、1日10グラム以上で副腎機能低下の恐れあり。安全な使用量は1日5グラム以下。
  • 強(S)ランク以下は、1日15グラム以上で副腎機能低下の恐れあり。安全な使用量は1日7グラム以下。

大人の場合

  • 最強(SG)ランクは、1日10グラム以上で副腎機能低下の恐れあり。安全な使用量は1日5グラム以下。
  • 次強(VS)ランクは、1日20グラム以上で副腎機能低下の恐れあり。安全な使用量は1日10グラム以下。
  • 強(S)ランク以下は、1日40グラム以上で副腎機能低下の恐れあり。安全な使用量は1日20グラム以下。
注)密封包帯療法ではすべて、上記の3分の1の期間が目安となります。

局所的な副作用を回避するための使用基準

連用で局所的に副作用が発生する予想期間

  • 最強(SG)ランクのステロイド外用薬で、4週間以上
  • 次強(VS)ランクのステロイド外用薬で、6週間以上
  • 強(S)ランク以下のステロイド外用薬で、8週間以上

連用する場合、安全に使える期間の目安

全ランクにおいて、

  • 顔、首、股間、陰部への使用は2週間以内

とすることで、安全に使用できるとされています。

このほかの部位への使用は、

  • 最強(SG)ランクは、2週間以内
  • 次強(VS)ランクは、3週間以内
  • 強(S)ランク以下は、4週間以内
注)密封包帯療法ではすべて、上記の半分の期間が目安となります。

さいごに

ステロイド使用中はもちろん脱ステのリバウンドを乗り越えたあとも、ステロイドによって受けたダメージがいかほどのものか知るのが恐ろしくて、ステロイドやプロトピックの副作用についてきちんと調べる勇気がありませんでした。

ようやくこのほど、向きあうことができました。アトピーが治ってから5年のあいだ、再発することもなく、薬の副作用の影響下から完全に脱したという確信が持てるようになったからです。

この記事は、専門家の報告や専門書などを参照しながらまとめました。われわれ患者側の印象論とのあいだにはある種の乖離もあるかと思いますが、医学界や医薬品業界から見た、ステロイド外用薬の全体像というものがつかめたはずです。わたしの主観、経験則などは除外しています(少しばかりの感想は入れていますが)。

記事を書きながら、脱ステの必要性はともかくとして、「ステロイドは怖い薬ではない」という医師の言い分はひょっとすると正しいのかもしれないぞ、という気になりました。

わたしの場合、中ランクのキンダベートやロコイドから、強ランクのフルコートやリンデロンVを経て、次強ランクのアンテベートへ到達するのに1年もかかりませんでした。むろんその間、毎日のようにステロイドを塗りつづけていました。次強ランクの安全基準の「大人1日10g以下、連用3週間以内」どころか、強ランクや中ランクの「大人1日20g以下、連用4週間以内」でさえも守ることはできませんでした。はるかにオーバーしていたのです。

わたしがお世話になった医師たちは、「ステロイドでぱっと抑えて、あとは保湿しなさい」と口をそろえていました。が、ほとんどの患者(※)が経験するように、薬で一時的に症状が軽快しても、やめるとすぐまたぶり返します。しかも以前よりひどくなる。保湿剤など無用の長物ですね。

医師がそのことに気づかないはずがありません。安全な投与量をはるかに超える処方箋を書いていたのです。処方箋に記すステロイド外用薬のランクもどんどんあがっていったのです。

ステロイドはほんとうに怖い薬ではないのかもしれない。ただし、「用法、用量を守っていれば」という条件つきです。そしてほとんどの臨床の現場では、医師も患者も用法、用量を遵守していない、というのが実情ではないでしょうか。


※「ほとんどの患者」と書きましたが、ある脱ステ医によると、ステロイドを使っている患者の9割は症状がコントロールできているとか。わたしのように塗っても塗っても悪化していき、症状がまったくコントロールできない(ステロイド依存の)患者は1割ほどだといわれました。でもこれは臨床医の経験則。1割という数字の正確さには疑問が残ります。が効かなくなったら、通院をやめる患者が多いはずですからね。ちなみに「ステロイド依存症」という副作用の存在を皮膚科医は現在のところ認めてはいません。

アトピーが改善、完治した方々からのメッセージ

アトピーが完治した人からのメッセージ

アトピーが完治した人からのメッセージ

アトピーが改善、完治した人たち

以下はブログ開設から数年来、掲示板やメールにいただいたメッセージです。

闘病中の方の励みになると思いますので、ここにまとめておきます。掲示板を全部読もうとすると何日もかかりそうですからね(笑)。

読みやすいよう、わたしのほうで勝手に句読点や改行を入れたりしています。メッセージを送ってくださったみなさま、この点ご容赦くださいね。原文は(メールを除いて)掲示板にそのまま残っています。

メディトシさん
2014年2月15日

初めまして。コメント失礼致します。

私はここ数年ほど謎の皮膚炎で悩まされていました。治っては再発の繰り返しでだんだん悪化しているようでした。今思えばアトピーの入り口だったのだと思います。

ネットなどで1日2食を知って自然食を取り入れ、添加物などを極力避ける食生活を実践したところいつのまにか再発もなく完治していました。

食の大切さを思い知り、さらに色々と調べていたところこちらのサイトに辿り着きました。

イチローさんの体験知識が詰まった記事を拝見し大変感服致しました。とても参考にさせてもらっています。ありがとうございますm(_ _)m

再発しないように、また、本当の意味での健康の為に今を維持していこうとこのサイトを見て改めて思いました。感謝です( ´ ▽ ` )ノ

友達にアトピーの人がいるのでこのサイトを教えてあげようと思います。長文失礼しました!

メディトシさん、こんにちは。

このたびはご訪問、ありがとうございました ^ ^

食の大切さ、わたしもアトピーになってはじめて真剣に考えることができました。同時に、それまでの食生活がいかに乱暴なものだったかを思い知らされました。あのころ学んだことは、いまも実践しつづけています。もう生活の一部です。

おかげで以前より肉体的にストレスのないすっきりした生活を送ることができています。家族にも自然食をしいているのですが、妻には太らないと好評です。娘はわかりませんが(笑)。

このブログがほんの少しでもどなたかのお役に立っているのだと思うとうれしいです。

コメント、ありがとうございました。

うささん
2014年6月10日

コメントが送れる~!!!

痒みで眠れず、体中が腫れ上がり外出もできず、入浴もできず、浸出液の悪臭に苦しみ、医者を信用できなくなり、そんな人生に絶望していた時にこのページに出会いました。

同じ苦しみの中、色々な事に前向きに挑戦し、それらを勿体ぶらずに教えてくれるこのページにどれだけ励まされたことか(もう書きながら半泣きです)。

それと、文章に知性を感じるからなのか、何故だかとにかく挑戦してみようという気にさせてくれるのです。

支離滅裂な文章で上手く伝わってるといいのですが、本当に感謝しているのです。

半日断食、食事制限、サプリメント、アイハーブ……等々、真似をさせていただいて40日、痒みで夜中に目を覚ますこともなくなりました。

お礼を言いたいけどコメント欄無いしな、、と思っていたところ、検索でたまたまここを発見「コメントが送れる~!!!」となりました。

まだステロイドも使っていますし、抗ヒスタミン剤も飲んでいますので、ゴールはまだまだ先なんですが、くじけそうになったらこのページを励みに、完治まで頑張りたいと思ってます。

本当に本当にありがとうございました!

イチローさんもお体大切になさって下さい!

熱いメッセージをありがとうございます^^ このところ、梅雨の蒸し暑さにノックダウン気味でしたが、ぐっと元気が出ました。

心に火が灯りました。こちらこそありがとうございました。

うささんのご健康、心からお祈りしております!

ありがとうございます^^

お陰さまで徐々に良くなっていますし、イチローさんのレシピを参考に、楽しんで体質改善続けていきます!

梅雨バテ早く治りますように♪

Tuileriesさん
2014年6月20日

はじめまして。

私はアトピーではなく、大人喘息に7、8年前に突然なってしまいました。

3年ほど前、こちらに書かれているのとほぼ同じような食生活にして、ずっと発作が収まっていました。

しかし、昨年、お肉を再開し、それと共に食生活も以前に戻ってしまったら、年末にあわや死にかける程の発作を経験することに。

今年は仕切り直して療養食を再開せねばと思っていたところにこちらのサイトに出会いました。

アトピーと喘息、たぶん同じ原因で違うところに症状が出ているだけだと思います。イチローさんの整理整頓された考え方、大変参考になります!

私のやっていた方法で良かったんだ、と勇気づけられました。本当にありがとうございます

いえいえ、とんでもありません。こちらこそ、丁重なコメントをどうもありがとうございました^^

あんずさん
2014年6月25日

イチローさん紅茶しょうがを教えていただきありがとうございます。

私は、半年前、歯科金属(パラジウム合金)によるアレルギーになりました。原因がわかるまでアトピー性皮膚炎と診断され、ステロイドを塗っており、この半年離脱に苦しみましたが綺麗に治りました。

しかし、手のひらのヘルペスは治らなく途方に暮れていましたが、イチローさんのブログ紅茶しょうがを飲んで10日間で手のひらがきれいになりました。

毎日、飲むようになりました(#^.^#)

あんずさん、こんばんは。

生姜紅茶、わたしも毎日飲んでいますよ^^ おいしいし、体調が整います。風邪もあまりひきません。

聞くところによると、歯科用金属のアレルギーが昨今増えているそうですね。わたしも昔、口腔内のアマルガムを全部、別の素材に置き換えたことがあります。関係はなかったようですが。

コメント、ありがとうございました^^

Dさん
2014年9月15日

5月にこのサイトを偶然見つけ、アトピー完治プログラムを実践させていただいてます。

身体中、ひどい湿疹と浸出液だらけでしたが、このプログラムを実践して、何度も悪化と改善の波を繰り返し、3歩進んで2歩下がるような感じで少しずつ治っていき、100日経つ頃には、日常生活に支障がないくらいまで回復しました。

※Dさんはこのあと食欲との闘いに敗れ、いったん悪化。最後は完治されます。続きは後述。

ののさん
2014年9月27日

イチローさん、はじめまして。こんばんは!

イチローさんのサイトに出会い、辛かったアトピーが見事治りました! ありがとうございました!

私は物心ついた頃からステロイドを塗っていました。

学生時代は落ち着いていたアトピーが就職、出産で悪化して12年位悩んでいました。

ステロイドを使いたくないと思っていても頼ってしまい、益々悪化して、もうどうしたらよいのか分からなくなっていた時に、イチローさんに救われました!

何でも真似して実践しました。1日2食少食、キャベツ千切りに大根おろし、玉ねぎ、ヨーグルト、サプリメント、ジューサーも同じものを購入しました。とにかく徹底的に頑張りました。

食事の大切さも勉強になりました。添加物に敏感になりました。今までこんなものを食べていたのかと怖くなることが多々あります。子供が小さいうちに気づくことが出来て本当に良かったと思っています。

長年アトピーに悩まされましたが、アトピーじゃなかったら食に目をむけることはなかったと思います。

私は完治に半年かかりましたが貴重な時間でした。

体重も無理せず18キロも減りました! 良いことばかりです。

今現在も朝ジュース、1日2食、運動など続けてます。

いつかお礼を申し上げたくて今日になってしまいました。

本当に感謝しています!ありがとうございました!!

ののさん、にんにちは^^

いえいえ、めっそうもない。わたしはなにもしてませんよ。それは、ののさんご自身のがんばりで手に入れられたものです。

でも、弾んだお気持ちや表情が文面から浮かびあがってくるようで、わたしもなんだかとてもハッピーな気分になりました(笑)。

こちらこそ、とてもうれしい書き込みをありがとうございます。

これからもご家族そろってご健康で、素敵な毎日を過ごされますようお祈りしております。本当におめでとうございます^^

みーさん
2014年9月30日

イチローさんおはようございます!

幼少時代からアトピーに悩まされ、皮膚科通いの日々からステロイドはもう使いたくないと思い始めた頃このサイトにたどり着きました。

目から鱗!と隅々まで熟読しました!

出来る範囲で真似っこし体重もすぐ4kg落とせました(*^_^*)

添加物の恐ろしさを知り極力食べないようにしています。

今回アトピーの悪化で精神的にとても辛い思いをしましたが得たものが大きく今後の生活に大いに役立つと思います!

ありがとうございます*\(^o^)/*

お肌も落ち着いてきて毎日幸せです。笑

これからも、イチローさんの食生活を参考に頑張っていきます!

ありがとうございました!

みーさん、こんばんは。

そうですか。毎日がお幸せとのこと、本当になによりですね^^ 健康が回復すると、世界の見え方や感じ方もがらりと変わってきますものね。わたしも症状がひどかったころは気持ちが休まる暇がなく、心がずっと晴れませんでした。

今後ますますのご健康をお祈りしております^^

馬鹿なカバさん
2014年11月11日

はじめまして。こんばんは。

こちらのブログを参考にさせていただき、6月から食事やサプリを取り入れました。

幼少時からアトピー体質でしたが、学生時代は全く症状がなかったのですが、出産を機にアトピーになってしまいました。

1ヶ月半程で効果が出始め、季節も夏というのもありみるみる良くなりました。

で、お盆あたりから、ストレスなどもあり食事制限の抑制が効かなくなり、市販菓子、コーヒーを食すようになり、ここ一ヶ月はお肉、卵も食べてしまっていました。量もいっぱい食べて。。。

そしたらー、3日ほど前から、来ました。アトピー再来。

自分が悪いのですが、ショックです。

おろかな自分が嫌になります。

何で、自制ができないのか・・・

今日からまたがんばります。

こんばんは^^

そうですか――。でも、お気持ちはよくわかります。

じつはわたしもここのところ、お酒をたくさん飲んでいて、自己嫌悪と強い食欲に襲われています。夜中に冷蔵庫をのぞいては、妻の冷ややかな視線を浴びたりもしています。食べるときはなるべく負担の少ないものにしていますが、それでも翌朝はおなかの調子がよくないです。

ただ、生存本能に直結するプリミティブな欲求ですから、コントールはなかなか難しいものです。治療期も、症状がよくなってくると、そこまでの我慢と不安、不安からの解放などが手伝って、食欲に火がつきそうになる瞬間が何度もあったものです。

ご自分を責めるお気持ちは、ハンドルネームからひしひし伝わってきます(笑)。でも、ゆっくりまたがんばってくださいね。ものは考えようです。食生活や腸内環境が原因だと身をもって証明したわけですから。

応援しています^^

お返事ありがとうございます。

そうですね、食生活がアトピーの原因だと確信しました。

これまでは、ちょっと疑問だったのです。

でも、徹底的(これが大事!)に食事療法をして、快方へ向かい、暴飲暴食で再発・・・。明らかに原因だっ。

とにかく100日!頑張るしかないですね。

くじけそうになったら、こちらのたくさんの方が書かれているコメントを見て自制したいと思います。

ありがとうございました。

いえいえ^^
※食事療養中は、改善してきたことに安心して食が乱れ、また悪化するというケースがとても多いと感じます。わたしも含めて、その戒めとなるメッセージですので、ここでご紹介しました。

あんママ
2014年12月1日

初めまして。こちらのブログに触発されて肉、卵、牛乳を断ち、朝食を青汁人参スムージーに替えて三週間が経ちました。お陰様で主人のアトピー目に見えてが徐々によくなってきました! 広範囲かつ深い情報量で、本当に助けられています。

あんママさん、こんばんは。それはそれは――。わたしもうれしいです^^

Dさん
2015年2月10日

イチローさん、こんにちは。

以前何度か書き込みさせてもらったDです。

イチローさんのおかげで! ついにアトピーがほぼほぼ治りました!

IgGが卵(中程度)以外に反応がなかったため、糖質制限を始めたところ、これが見事にハマり、しつこかった湿疹がどんどん治っていきました! 糖質制限するとほんとに走り出したくなるくらい体が元気になりますね、びっくりしました(笑)

後は、赤みと痒みがほんの少し残る程度ですが、もう掻いても皮膚は何ともありません。

これからも今の食生活を続けて、完治、そして再発防止に全力で努めたいと思います(>__<) 本当にありがとうございました!

Dさん、こんばんは。そうですか。わたしもとてもうれしいです^^ ヘルペスやら再発やらで、一時たいへんでしたものね。よく覚えています。

Dさんには糖質制限がだめ押しになったのですね。心身ともに快調のご様子でなによりです。

ともあれ、おめでとうございます。

ご報告くださって、ありがとうございました^^

※この3か月後の5月25日には、「私のアトピーですが、今月半ば頃にすっかり完治しました」というご報告もいただきました。が、抗生物質を服用し、また悪化(抗生物質は腸内有用菌を全滅させて、カンジダ増殖の引き金を引きます)。その後はきちんと完治なさったようです。Dさん、ほんとうにおつかれさまでした。

だっちゃさん
2015年2月23日

ご無沙汰しています。去年の9月頃にコメント欄でやり取りさせていただいた、だっちゃです。

あれから約半年弱……。今ではだいぶ症状も良くなり、あのとき酷かった箇所はほとんど回復しました。顔なんかはもうすべすべです^^ 首だけはまだ症状が少し残っていますが、それが全回復するのもあと少し!

ある程度よくなると、自分の肌にとって良いもの悪いものがだいぶわかってきて、ちょっと症状が出たときでも冷静に、焦らず軌道修正できるようになりました。

私にとって良いものは、お風呂で汗をかくこと、にんじんりんごジュース、良い油、ビオフェルミン、加湿器……。悪い食べ物は、小麦粉(特にお好み焼きやたこ焼きなどの生焼け状態?のもの)、甘い物(砂糖)、乾燥……などですね。ほとんど、イチローさんのサイトで得たことばかりです^^

おひさしぶりです。

そうですか、それはそれは! わたしもとてもうれしいです^^

あんずさん
2015年3月22日

イチローさん、こんにちは!

イチローさんのブログに出合って、にんじんジュースや紅茶しょうがなどなど試していたら、肌がきれいになりました。私にはあっていたようです(^^♪

でも、手指だけがどーしても綺麗にならないんです。イチローさんの時はどうでしたか?

ちなみに脱すて480日目です。

あんずさん、こんにちは。そうですかー。それはよかった^^

わたしは指には症状がなかったのですが、そういえば後日、食物アレルギーの影響で1度、指に症状があらわれたことがありました。あまりしつこいようでしたら、IgGアレルギーの検査をしてみるのも手かもしれません。

まあそれも面倒なので、そのまま治ってしまうことをお祈りしています。お大事になさってくださいね^^

イチローさんへ

食物アレルギーですか?やっぱりそうではないかと思っていました。

ためしに、朝食のパン食を、3ヶ月前辞めたところでした^m^(牛乳は10年前に飲むのを辞めました)

もう少し様子を見てみます。

お忙しいところお返事くださりありがとうございました。

とんでもありません^^

ぽんたさん
2015年10月7日

イチローさん、以前書き込みしましたアラフィフのアトピーオヤジat南アです。

食事制限、リノレン酸及び乳酸菌サプリを開始して3ヶ月、ビオチン摂取開始から2.5ヶ月、ついに私にも来ました。寝ている間のかゆみによる睡眠不足、そして身体中の引っ掻き傷による日中の痛みのない日が。

まだ引っ掻き傷の残党はおるものの新しくひどい傷は出来ず、何よりはだの艶、色が全く正常になりました。

完治まであと一息という所ではありますが、かゆみ(皆無では無いですが幼少期からのアトピーなので一般の方がどのくらいの頻度でどのくらいのかゆみを感じているのか想像できません)も痛みもない生活が続いている今の感激の心境を勝手ながらお伝えしたくコメントさせていただきました。

貴重かつ有益な情報ありがとうございました。あなたのブログに出会えて本当に良かった。

ぽんたさん、おひさしぶりです。

そうですかあ。それはうれしいご報告です。

なんだかわたしもとてもハッピーな気分になりました。

こちらこそ、ありがとうございました^^

ぽんたさん
2015年10月27日

イチローさん、ご無沙汰しています。ぽんたat南アです。間違いなく完治しました。

この1週間、シーツはもちろんTシャツにも一点の血も有りませんでしたし、かゆみもなし。

今後もイチローさんのブログはもちろん、その他健康に関する情報を日々確認確認しながら健康な生活を心掛けるつもりです。

コメントをされている治療中のみなさん、イチローさんのおっしゃるとおり、原因は十人十色だと思いますが必ず原因があるはずです。突き止めて撃退してください。

最後になりますがイチローさんありがとうございました(だけでは伝えられないほど感謝しています)。

わたしも本当にうれしいです^^

今後ますますのご健康を心からお祈りしております。

gakさん
2016年6月18日

僕の経験では洗濯洗剤の使用をやめて症状が劇的に改善しました。

約一ヶ月で発疹が約半分、三ヶ月で八割減りました。一年後の今、ほとんど消えました。かゆみもありません。寝具もすべてぬるま湯洗いです。

英語のサイトでは洗濯洗剤がアトピーの原因という記事、結構あります。

gakさん、こんばんは。

洗濯用洗剤の話はお風呂の記事に書いていますよ。やめたら治った方がいたらしい、という話も。でも、コメントどうもありがとうございました^^

お風呂の記事、見逃してました。すみません。

ちなみに洗剤をやめて症状が少しよくなった時、石鹸・シャンプーもほとんど使うのをやめました。外出帰宅後も水のみで手を洗うようにしました。

これは手のアトピーの改善にすぐ効果がでたように思います。3週間ほどでただれが消えてその後、ステロイドなし保湿剤のみでOKでした(夜は手袋をして寝てましたが)。

僕の場合は、皮膚が石鹸などに過剰反応するようです。

ぷりんさん
2016年7月15日

2ヶ月半ほど前、突如アトピーが首・肩・腕周りに出現し、それまで肌が弱い程度だったのでうろたえ、なんとかステロイドを使わず直そうと、七転八倒しながら真っ暗闇の、自己治療の道を歩んできました。

そんな中、こちらのサイトに出会い、少食とビタミンCと塩マッサージの情報に本当に救われました。

ようやく好転しだし、今はかなりのスピードで治りつつあります。精神的な余裕もかなり出てきました。夜まとまって眠れるようにもなってきました。

まだ完治には至っていませんが、確実に未来の治った姿をイメージできます。

本当に、このようなサイトを作っていただき、惜しみなく情報開示していただき、ありがとうございました。

これからも、このサイトがアトピーに立ち向かう人の力強い支えとなりますよう、お祈りしております。

ぷりんさん、こんばんは^^

薬を使っていなければ、癒えるのも早いのでしょうね。

わたし自身、発症当時にこのサイトに書いたような情報に接していれば、あれほどひどい目には遭わずにすんだのに……という忸怩たる思いがありまして、それが当ブログを開設、運営する強いモチベーションとなっています。

こちらこそ、うれしいコメントをどうもありがとうございました^^

まちさん
2016年8月12日

一年以上前から読ませて頂いています。

記事の一つひとつが、大変勉強になります。体も健康的になり、快適に過ごせています。

私は、一日の糖質40g以下、グルテン除去、反栄養素除去をしています。色々組み合わせて、今の体調は人生で一番最高潮です。

もんちゃんさん
2016年8月22日

はじめまして。

イチローさんのサイトをくまなく読み、できることは全て実践した結果、3カ月でアレルギー症状が消えました。

自分はグルテン過敏症と遅延型のアレルギーだったと思います。

6年間痛くて痛くて仕方なかった手の荒れ(ひび割れ、かゆみ等)が治りました。これで子供と手をつなぐ時も痛くありません。

実際は半年以上前から小麦断ちはしていたのですが、食い意地がはっているのとストレスもあり小食&断食がなかなかできなかったのです。

でも、小麦断ちだけではなかなか良くならないので、3カ月前からは本腰を入れて1日2食&週末断食にも取り組み、食生活全般を変えました。

すると、つい一週間前くらいからアレルギー反応を感じなくなったのです。

二日ほど前からおそるおそる肉(久しぶりのステーキやひれかつ)やフライや餃子を食べてみたのですが大丈夫でした。家族と同じものが食べられて美味しくて幸せでした。

子供のことを思うと世の中から添加物や不自然に品種改良された食物や精製されまくったものが無ければいいのにと思いますが、自分で選択し教えていくしかありませんね。

イチローさんのサイトにはどれだけお世話になったかここでは言い尽くせませんが、イチローさんとこのサイトにめぐりあえたことに感謝です!

同じようにアトピーやアレルギーで苦しんでいる方、原因が分からず右往左往されている方がまだまだ沢山いると思います。そういう方々が早くこのサイトに巡り合えるように祈るばかりです。

私も今後もまだまだ参考にさせていたたきます!!

ありがとうございました!!

もんちゃんさん、はじめまして^^

それはそれは! 本当におめでとうございます!! 台風のせいか心身が重たい一日でしたが、最後に元気をもらえました。こちらこそ、ありがとうございます。

おっしゃるとおり、健康な食事は子どものすこやかな成長にもっとも密接に結びついています。ところがこの時世、安全な食べものを食卓にならべるのに毎日腐心させられます。国や業界は「食育」に熱心ですが、そのまえに身近な食べものの安全性にもっと目を向けてほしい、ひとりの親としてそう切に願います。いまのままだと、選択肢すらなくなってしまいそうで。

健全な肉体に健全な魂やどる。人生を楽しむのに健康は欠くことのできないものです。これからも健康でハッピーな毎日をお過ごしくださいませ^^

あ、揚げ物や加工食品、食べ過ぎにはくれぐれもご注意を(笑)

willyさん
2017年5月13日

イチローさん、こんにちは。

たくさんの記事を参考にさせて頂いています。お陰様でアトピーはすごく良くなりました。どうもありがとうございます。

イチローさんに質問なのですが、糖質制限はまだ継続されているのでしょうか? 私も糖質制限でかなり良くなったのですが、いつまで続けるべきか悩んでいます。

よろしくお願い致します。

willyさん、こんばんは。こちらこそうれしいご報告をどうもありがとうございます。

糖質制限はもうやめました。長らく実践してみて、あれは長期間つづけるものではないな、と感じましたもので。そんなわけで、いまは穀類も果物も甘いものも適当に食べていますよ^^

鰯大好きさん
2017年6月27日

はじめまして。

楽しく拝見しております。

幼少期よりアトピーで、高校生くらいから全身に広がって強いステロイドを使用してました。他人からはわからない場所に症状が出ていました。

このブログを発見し実践したところ、2ヶ月たたないうちにみるみる症状が良くなり、完治したのではないかと思います。

実践したことは以下の通りです。

・朝、無農薬にんじんジュースもしくは青汁
・昼、軽めに蕎麦など、白米は極力食べない
・夜、軽めに、野菜多めに

辛かったことは、よくなりかけてきてからの食欲との戦い。時々負けます。元々痩せ型なのにさらに痩せて、周囲から痩せたなと言われること。

まだ、黒いシミは残ってますが、痒みはなく、スベスベの肌になりました。

便通は、出ないこともありますが以前よりは良好です。

何をもって完治とするか、わかりませんが、少しずつ筋肉と良い脂肪をつけて太りたいと思います。タンパク質と脂肪の摂取がやはり重要でしょうか?

子どもが2人おりますが、今のところアトピーは出ていませんが、もし出てしまっても、治るということを親として示せることはありがたいことだと思っています。

本当にありがとうございました。

こんばんは。はじまして^^

それはそれは、本当におめでとうございます。

こちらこそありがとうございます。とってもうれしいご報告でした。わたしもなんともハッピーな気分にひたれました。

寝苦しい夜がつづきますが、おからだにはどうぞお気をつけくださいね^^

彩妙さん
2017年11月6日

ようやくリーキーガットが治ったようなのでご報告致します。

発症から経過と共に記述します。

(中略)

でもまあとにかく費用が嵩みました。エンゲル係数、医療費、サプリ代など…。普段からの食生活や飲料水に気を付けるのが何より大切でした。

あとは一人で治療することの難しさを感じました。自助グループのようなところがあれば良いですね。私も数人の方にイチローさんのブログを紹介しましたが、なかなか一人は出来ないと言われました。

イチローさん、どうかブログの書籍化とサナトリウムのような治療施設を開いて下さい(笑)

本当に苦労して治りましたが、イチローさんのblogがあったお陰です。

心から感謝します。

ありがとうございました。

すばらしいご報告、ありがとうございます^^

今後ますます健康で充実した毎日を送られることをお祈りしています^^

ハラショーさん
2018年9月25日

イチローさん、一年以上前にご連絡したハラショーです。あれから、大分症状が良くなり、夢のようです。経験上良く効いたのは、朝食抜き、サプリ(ビオチン、乳酸菌、ビタミン、整腸剤)、エプソムソルト風呂、足湯、グルテンフリー食、野菜中心食、リンパのマッサージです。2年前には肌がポロポロ落ちて目も腫れて髪も薄くなりかけていたのが、今や傍目にはアトピーの跡形も無くなり髪もフサフサです!時々痒さはありますが肌が強くなったので全く普通の生活ができています。有難うございます。さらに、最近さらに効果が出ているのがホットヨガです。これは、汗をかくことと、ヨガで内臓刺激やリンパの流れを促す効果が、特にアトピーに良いのではと想像します。私は、空気が乾燥しているカナダにおり汗をかきづらい状況だったので、ダラダラ汗をかける肌になったのも良い傾向です(水も大量に飲みますし)。人によって合う合わないはあるかと思いますが、私はホットヨガで、更なる改善が見られたので、イチローさんにもご紹介しますね。

おめでとうございます^^

ホットヨガですか。若い女性が多そうですね。緊張して余計に汗をかきそうです(笑)。もしだれかに誘われるなど機会があったらチャレンジしてみますね。いずれにしろ汗をかくのは健康維持に欠かせないと私も感じています。ちょいちょい山に登るのですが、そのとき大量の汗をかく。すると身体からも頭からも悪いものが流れでて、気の流れがよくなるのを感じます。

メールありがとうございました。これからのご健康とご活躍をお祈りしております。

イチロー拝

山本さん
2020年6月13日

はじめまして。

イチローさんのブログ、治療に当たりとても参考になりました。お陰様で現在は殆ど症状が出なくなりました。(カンジダ治療はまだ続いていますが…)

本当にありがとうございます!

事後報告になってしまいますが…

ツイッターのフォロワーさんにアトピーで苦しんでいる方がいまして、イチローさんのブログをご紹介させていただきました。

一人でも多くの方に、イチローさんのブログを読んで根本治療に取り組み、あの苦しみから普通の生活に戻って欲しいと願うばかりです。

はじめまして。

症状がよくなられたとのこと、本当におめでとうございます。わたしもハッピーな気持ちになりました。こちらこそありがとうございます。

「ツイッターのフォロワーさんにアトピーで苦しんでいる方がいまして、イチローさんのブログをご紹介させていただきました。一人でも多くの方に、イチローさんのブログを読んで根本治療に取り組み、あの苦しみから普通の生活に戻って欲しいと願うばかりです」

本当にそう思います。カンジダの問題は根深いですが、そちらも解決することをお祈りしております。

さいごに

アトピーが緩解あるいは完治したら、アトピーのブログなんてふつう見なくなることでしょう。にもかかわらずわざわざ掲示板に書き込みくださったり、メールを送っていただいた方にはほんとうに感謝いたします。

ありがとうございました。

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治った人はみんなやっていた! 半身浴

食塩

半身浴

半身浴を行なうときはしっかりと水分と塩分を補給するようにしました。汗をたくさんかきますからね。水分を十分に補給しておかないと、血液やリンパ液がどろどろになり、流れが悪くなって、きちんとデトックスできません。水分補給を忘れる方が多いようですが、ここはとても大事。

半身浴は毎日行なう

半身浴を行なうと、身体に溜まった老廃物や毒素を汗といっしょに押し出すことができます。大量に発汗しますから、自分でもデトックスしているぞ、という実感と充実感が味わえます。

保湿の効果があり、肌もしっとりします。やるのとやらないのとでは、お風呂あがりの乾燥の度合いにはっきりとした差が出ます。頭皮に保湿剤は使えませんから、頭皮の症状が強いときはとくにおすすめです。

発汗によるデトックスのメリットはこんなにあります。

  • 体内の炎症レベルが低下する。
  • 肌がきれいになる。
  • 肌がしっとりする。
  • 消化力が高まる。
  • よく眠れるようになる。
  • やせる。

少食生活を送っているわけですから、やせる必要はありませんが(笑)。

最初の15分くらいはかゆみが強くなったように感じますけれど、それ以降は(症状の重さにもよりますが)時間の経過とともにかゆみがやわらいでいきます

わたしは毎日2セット実行。1日2回入浴することもあれば、途中で休憩をはさんで連続して行なうこともありました。そこまでやると脱水症状に近い状態になります。まるで自分を干物にしているような気分になりますが、半身浴はできるかぎり毎日行なったほうがいいと感じます。

半身浴のしかた

みぞおちから下を湯船につけて、ぬるめのお湯(37~40℃)に30分ほど浸かります。

身体の芯が暖まり、汗が滝のように噴出してきますよ。

半身浴は脱水症状に注意

半身浴の最中にめまいや脱力感があらわれるのは、脱水症状のサイン。塩分と水分を補充する必要がありますので、入浴前後にひとつまみの塩を入れたを1杯ずつ飲むようにしていました。

浴室にはよく熱い生姜紅茶400ccを持ちこんでいました。生姜の発汗作用を利用するのが狙いです。

アトピーを長くつづけていると(とくに薬の使用歴が長いと)、汗腺がうまく働かなくなるようです。そのせいで発汗すると悪化したように感じたり、汗をかくだけで蕁麻疹が出ることもあります。流れだした老廃物や毒素が汗腺に詰まってしまうのだと思います。

これを改善するには、とにかく汗をかきまくることだとわたしは考えていました。生姜紅茶は身体を芯から温め、汗をたくさんかかせてくれます。

生姜紅茶の代わりにハーブティー(カモミールティーやどくだみ茶)、第一大根湯を飲むこともありましたし、水だけの日もありました。カモミールティーは腸壁の修復に役立ちますし、腸の殺菌剤としての働きもあります。半身浴中に飲めば、汗腺からの毒素排出を促進するそうです。

半身浴中はリンパマッサージにいそしむ

30分も湯船に浸かっていたら、時間をもてあまします。

最初は本を読んでいましたが、表紙もページも汗でびしょびしょに(笑)。読書をあきらめて、わたしはリンパマッサージをはじめました。

塩浴と塩マッサージもおすすめ

食塩

塩浴にも塩マッサージにも食塩(塩化ナトリウム)は向きません。単なる刺激物です。ミネラルを含んだ塩がベター。海のめぐみを拝借する、ということですかね。

塩浴(ひとつかみの塩を浴槽へ入れての半身浴)は、身体を芯から温め、発汗量をさらに増やしてくれます。アトピーの肌は汗腺が退縮していますが、塩浴をやるとスムーズに汗をかけるのです。塩の浸透圧の働きのおかげでしょうかね。かゆみがぐっと楽になる、というのもうれしいポイントです。

ただ、塩を入れたお湯を追い炊きすると、湯沸かし器がさびつきそうな気がします。そう考えて、わたしはやがて、自然塩を肌に直接もみこむようにしてマッサージする方法に切り替えました。

塩マッサージのやり方
両手に塩をたっぷりとつけて、全身をゆっくりマッサージ。やがて、ぬめりのある汗が噴きだしてきます。塩の浸透圧の力で、皮下の老廃物や毒素といっしょにヒスタミンなどの炎症性物質も押し出されてくるようです。

塩浴以上にかゆみを治える働きが強く、入浴後の肌も塩のミネラルがしっとりさせてくれます。

塩浴も塩マッサージも、皮膚に傷があると当然ヒリヒリします。が、それでもアトピーのあの突きあげるような掻痒感よりはずっとマシでした。いつもなら入浴後はかゆみが増しますが、塩浴後あるいは塩マッサージ後はかゆみもしばらく治まるのです。

そんなわけでわたしは、半身浴で汗をたっぷりかいてから塩マッサージを行なうようにしていました。が、一時的に症状が悪化することもあります。スキンケアとはとても呼べない手当て方法ですからね(笑)。

ミネラル塩、自然液

毎日のことですから、天然塩は高くつきます。1回分(300~400グラム)が100円~200円します。わたしは卸業者さんを探し、25kg(精製塩にミネラル添加したもの)の袋買いに切り替えました。1500円ほどでした。これなら1回20円ほど。コストパフォーマンスが格段にちがいます。フェロシアン化合物が入っていないものを選んでいます。塩が湿気で固まらないようにするためのものですが、毒性の強いシアンから作られる化合物の一種です。

半身浴にぴったりの入浴剤

竹酢液とクエン酸

竹酢液とクエン酸を半身浴中の入浴剤として使うと、保湿効果が得られます。入浴後の肌がしっとりするのを感じました。雑菌の繁殖も抑制してくれます。

塩マッサージはわたしのイチオシ。ところがほかの人にすすめると、相手の表情がいつも曇るのです。顔をしかめる人もいる。「傷だらけの素肌に塩をすりこむなんて、正気の沙汰ではない」。口には出さなくても、そういう思いが空気をビンビン震わせて伝わってきます。

気持ちはわかります。

そういうときは気を取り直し、次のいずれかを勧めるようにしています。

半身浴におすすめの入浴剤1.竹酢液

竹酢液(あるいは木酢液)を使うと、お風呂あがりの肌がつるつるになります。ヒスタミンを抑制する働きがありますから、かゆみも減らせます。殺菌力が強いので、ブドウ球菌が繁殖しているとき(浸出液が多いとき)におすすめ。

半身浴におすすめの入浴剤2.クエン酸

クエン酸にも雑菌を殺し、繁殖を抑制する作用があります。クエン酸を溶かしたお湯は保湿効果が高いので、入浴後の乾燥がひどい方におすすめ。皮膚の新陳代謝を高める働きもありますので、皮膚の再生が早まります。入浴剤としての使い方はこちらをご覧ください。

なお、竹酢液も次のクエン酸も中程度の酸性(pH値2.5前後)。肌が傷だらけだと沁みます。お湯に浸かるだけで痛いという場合は、次のエプソムソルトをお試しあれ。

半身浴におすすめの入浴剤3.エプソムソルト

アトピーの方に入浴剤としてもっとも優秀なのが、エプソムソルトです。竹酢液やクエン酸のような殺菌作用はありませんが、角質化した皮膚の新陳代謝を活性化する、体内の毒素排泄を促す、入浴後の乾燥を抑えてくれる、こんな効果が期待できます。さらに発汗を促し、身体を芯から温めてくれます。

さいごに

本気でアトピーと闘っているという方にひとこと。

闘病生活というのは、ふだんは気持ちの糸がぴんと張り詰めていますが、時々その糸がぷつんと切れそうになることがあります。堅固だったはずの決意が砂の城のように崩れはじめ、昨日まで絶対に完治すると信じていたのにそれが疑わしく思えてくる。猛烈な不安感や孤独感が来襲する。

それでもだれも助けてくれない、ひとりで戦うしかほかにどうしようもない、とか思ったら、鼻の奥がつんとしてくる。目頭が熱くなってくる。

そんな瞬間がわたしにもありました。

でもこうして「いま」がある。

バスタイムはリラックスして過ごしてくださいね。

糖質制限はハイリスクで危険!? 2年間実践してわかったこと

糖質制限の是非

糖質制限の是非

糖質制限が大流行しています。炭水化物がいま、人間から目の敵にされています。炭水化物にしてみればまさに青天の霹靂でしょう。なにしろ数千年にわたって、人類の発展と胃袋を縁の下から支えてきたのですから。

わたしも一時期、糖質制限にかぶれていました。だから大きなことはいえません。でも、自分で丸2年以上実践してみて、ある確信を手にしました。

糖質制限はおそらく、日本人の食性にミスマッチな食事法である、ということです。

糖質が、飽食の現代人の健康を侵している大きな要因のひとつであることはまぎれもない事実です。現代の研究では、白米は身体に悪いというのはもう常識。でもこれは、白米や砂糖や精白小麦といった、精製された炭水化物にかぎった話。

未精製の糖質まで十把一絡(いっしょくた)にしてしまうのはおかしいのです。

精製されていない炭水化物(玄米やそば、押し麦、雑穀類、オートミールなど)は、腸内の有用微生物たちにとって大切な食料です。腸内細菌叢のバランスと多様性を維持していくうえで欠かせないのです。

誤解のないようにいっておきますが、糖尿病の方にとっては、糖質制限はまさに救世主です。

現在の医療現場で指導される食事療法(カロリー制限)に従っていても、さらに太っていき、血糖値の調整機能が低下し、病の進行に歯止めがかからないことは少なくありません。やがては投薬、インスリン注射、人工透析とまっしぐらに進む方が後を絶たないのです(そういう知人が何人かいます)。

だから糖尿人の方たちには、つらい食事制限なしで血糖値を完璧にコントロールすることのできる糖質制限食は救命ボートのような存在なのです。

が、アトピーの方のように腸内環境や消化器官にトラブルを抱えている場合、糖質制限はリスクの高い食事法といわざるをえません。わたしは試してみてそう感じました。

2年の糖質制限でわたしの身体になにが起きたか、そこからなにを学んだかをお話しします。

2年間の糖質制限中になにが起きたか

糖質制限でアトピーが改善したという話をよく聞きます。半面、糖質制限だけでアトピーが完治したという話は耳にしない。

わたしは思いました。

  • 糖質制限ははたして安全なのか?
  • 糖質制限推進派の医師たちは、糖質制限こそヒト本来の食性に合致した食事スタイルだから一生つづけるべきだ、そうすればずっと健康でいられる、と鼻息を荒くするが、それはほんとうか?
  • 彼らがいうように、アトピーは糖質の過剰摂取が原因で起こったのか? 腸粘膜は糖質が崩壊させたのか——つまり過剰な糖質がカンジダを増殖させたことが原因だったのか?

そういう疑問が頭のなかにぐるぐる渦を巻きましたので、わたしは自分で試してみることにしたのです。

1.思考力が低下した

開始当初はじつに快調でした。

アトピーが治って以来つづけていた、節制した食生活を放り投げ、友人ともどんどん飲み歩くようになりました。でもなんの問題もない。

糖質制限って奇跡の食事法かもしれないぞ。

ところが、半年後くらいから違和感を覚えるようになったのです。

どうも血のめぐりが悪くなっているように思える。記憶力が落ちた。物忘れがひどくなった。連想力が落ちた。頭の回転数ががくんと落ちている。そんな自覚症状がありました。

ちなみに、脳のエネルギー源はこれまでブドウ糖だけだと考えられてきましたが、最近の研究でケトン体(脂肪からつくられるエネルギー源)も使えることがわかっています。だから糖質を制限しても、頭の働きには影響は出ないというわけですね。

もちろん、ケトン体のことはわたしもよく知っていました。が、現実に自分がボケ老人になりつつあるような気がする。

そのことをどう説明すればいいのか。

友人と外で飲んでいるとき、酔っ払ってつい炭水化物を口にしてしまうことがありました。それがまずかったのかもしれません。わたしの身体のエネルギー代謝システムがブドウ糖サイクルからケトン体サイクルに完全に切り替わっていなかった可能性も否定できないからです。

糖質制限擁護派ならそう説明するはずです。

でも、ふつうに暮らしていたら、たまにはごはん類や麺類、甘い物を口にすることもあるはず。それさえダメ! というのなら、ふつうの人に糖質制限食は向きません。エネルギー代謝による説明はどうもわたしの腑に落ちない。

そうではなくて、文字どおり「血のめぐりが悪く」なっているのではないか、血液がどろどろになっているのではないか、そうわたしは考えました。糖質制限中は便秘がちでしたし、血液が汚れていたのはまちがいありません。

2.食物アレルギーを発症した

糖質制限では、卵やチーズは優秀なたんぱく補給源として積極的に食べるよう推奨されています。それに従っていたら、卵黄と卵白に対して強度の、チーズに対しては中程度の食物アレルギーとなってしまいました。

アレルギーの発症は、糖質制限を開始してから半年後、検査で判明しました。

糖質制限は腸内フローラを悪玉菌優勢に傾けやすく、それによって腸壁が傷つくと、ひんぱんに食べているものに食物アレルギーを発症することが少なからずあります。

3.肌にトラブルが生じた

卵と乳製品の除去食に切り替えたら、それまでの首筋の炎症と胃腸の不快感は数週間で消え去りました。

意を強くして、わたしはその後も糖質制限をつづけました。

すると今度はその半年後あたりから疲れやすくなり、お尻と首のうしろ側にぷつぷつと小さな湿疹のようなものが出現しました。かゆみはありません。

その後、肘の内側に丘疹ができ、こちらは少しかゆみがあったために引っ掻いたら、傷になってしまいました。それがいつまでもふさがらない。傷からはたまに出血があります。

しばらくやきもきしていましたが、アトピー特有の皮膚症状(強い掻痒感、湿疹、赤み、角質化、蕁麻疹など)があらわれる気配はありません。ただ湿疹も傷も治らない。転んで怪我をすると、治りが異常に遅い。たんぱく質なら有り余るくらい食べているのに、どういうわけなのか。

そういう状態が長らくつづき、ついに湿疹や丘疹がかゆみを持つようになったのでした。

この時点でようやく気づきました。

糖質制限で、腸がまた弱ってしまった。食物たんぱくや食毒(食べ物の有害成分、カビ農薬、重金属、添加物など)が体内に吸収されてしまっているか、あるいは動物性たんぱくと動物性脂肪の摂りすぎで、老廃物や毒素の蓄積が進んでいる。それが皮膚に浮き出てきているのではないだろうか。血液は汚れているし、肝臓は弱っている。慢性疲労気味なのが、なによりの証拠だ。

このままではまずいと感じ、この時点で糖質制限を打ち切ることに決めました。

食生活をもとに戻すことで――高アルカリ食少食&朝食抜き(1日2食)などで再発は免れました。

試してわかった、糖質制限の危険性

糖質制限には、糖質による血糖値の上昇と、内臓脂肪の蓄積(メタボ)を回避できるメリットがあります。血糖値上昇と内臓脂肪はどちらも炎症に拍車をかけるものですから、アトピーの方にとっては、

  • 糖質制限は、食事による炎症の増悪を防ぐことができる。

という利点が得られます。

  • カンジダに餌を与えないことで、増殖を抑制できる。

ということもあります。

半面、糖質制限(肉食中心の食生活)には、アトピーの方にとって次の3つの欠点があるとわかりました。

  1. 腸内環境が悪化しやすい。
  2. 食物アレルギーを発症しやすい。
  3. 体内に老廃物や毒素が溜まっていく。

糖質制限が危険な理由1.腸内環境の悪化

お肉や(動物性脂肪)をたくさん食べる食事法です。当然、大腸では悪玉菌が増えやすい。便通は確実に悪くなります。野菜をたっぷり食べていても、です。

もちろん、サプリぬか漬けなどから乳酸菌を十分に補給するよう心がけていました。それでも悪玉菌の繁殖は食いとめられなかったようです。

こうした悪玉菌優勢の環境では、腸が衰弱します。腸粘膜が隙間だらけになりやすい。実際にそうなってしまうと、体内に食物たんぱくや食毒が侵入するようになります。これは、アトピー発症のいちばん初期の段階です。

それにくわえて糖質制限では「おなかが減ったらいつでも食べていい」ということになっていますから、それまでの1日2食や少食とは打って変わっていつも満腹になるまで食べていました。このため胃腸はずっと消化に追われていて、休息をとる暇がない。傷ついた腸粘膜を修復する時間も確保できないのです。

糖質制限が危険な理由2.食物アレルギーを発症

腸壁が壊れている状態で同じ食べ物を何度も食べていると、食物アレルギーを発症します。

次第にスコアがあがっていき、やがてはそれを口にするとはっきりした自覚症状をともなうようになるのです。過敏症を起こしやすい卵やチーズを毎日大量に食べるなどという愚行は、たとえアトピーが治っていても厳に慎むべきだったのです。

糖質制限が危険な理由3.老廃物や毒素が溜まる

肉や魚は酸性食品です。酸性食品は、血液を酸化、酸性化(酸性側に傾ける)させます。事実、酸性食品を食べると尿のpH値が下がる、反対にアルカリ性食品を食べるとpH値があがるということがいくつもの研究でわかっています。

平たくいうと、血液がどろどろになるのです。排泄されないぶんは悪血(毒素を大量に含む、どす黒い血液)となって体内に蓄積していきます。

また、動物性食品は消化吸収に大量のエネルギーを要します。とくに動物性の脂肪は肝臓に大きな負担をかけますので、肝機能の低下を招きます。さらに体内で動物性食品が代謝される際には老廃物がつくられますので、の過剰摂取によって身体に老廃物がどんどん溜まっていくのです。

糖質制限では蒸溜酒ならいくら飲んでもOKということになっています。それまでの禁酒生活の反動から、毎晩お酒を飲んでいたということも肝臓を弱らせ、老廃物を溜める一因となっていたように思います。

あるお坊さんが自費出版なさっている書籍『医学博士はなぜ菜食するのか』(釋妙蓮/奧雲柏列、Miao Lien Shi)に、こんな記述がありました。

古の漢方によれば、「血液の濁りは万病の源、万病は酸から起こる」という。あらゆる病の源は「酸毒」であり、体質が虚弱だということは、つまり体内の酸化が進行した状態で、全身の細胞に活力がなくなり、疲労感や倦怠感に襲われる。体の中に酸毒が増えすぎると、細胞が大量に死亡してしまい、これこそが疾病の原因なのである。酸毒の増加は脳細胞にも影響し、記憶力の減退や神経衰弱などを引き起こす。また肝細胞が活力をしなうと、肝臓の解毒機能や、胆汁分泌機能の低下も招く。

先天的な体質虚弱は、胎児として母体から栄養摂取する過程において、母体の酸毒をも取り込んでしまったためである。母体内の酸毒が多ければ、生まれてきた子供はすでに体内に多くの酸毒を摂取した状態であり、身体虚弱で病気にかかりやすい。

糖質制限でわたしが頭の働きが鈍くなったと感じた理由が、明快に説明されているように思いましたので、引用しました。このお坊さんのことは、医学博士であるということのほかはなにも知りません。

糖質制限にはアトピー再発のリスクがある

糖質制限食の裏側では、ゆっくりと身体が蝕まれていたのです。あのままいけば、たぶんアトピーを再発していたでしょう。

糖質制限推進派は、糖質をあたかも極悪人のようにあつかいますが、食生活にはやはり中庸、つまりバランスが大切なのだと悟った経験でした。

2年間の糖質制限食を通して得た結論は、

長期間の実施は絶対にNG! 状況はますます悪くなる。

これはアトピーの方の場合です。消化器官(胃腸)、解毒排泄器官(肝臓、腎臓)、腸内細菌が健康かつ強靭であれば、どんな食生活を送っていても問題ないのかもしれません。

なお、糖質制限は重症アトピーの症状を一時的に抑えるのには使えると思います。薬よりずっと効果的です。ステロイドのリバウンド対策にも使えそうですね。わたしはつらいリバウンド期を過ごしましたが、糖質制限を知っていたら、あんなに苦しまずにすんだでしょう。

まとめ

アトピーの方が押さえておくべきなのは、

  • 精製糖質は身体に悪いが、未精製穀類を否定する必要はない。
  • 糖質の摂取で症状が増悪するのは、体内で炎症が起きているから。

炎症がなぜ起きているのか、そちらに目を向けるのが正しいということです。

おまけ

ヒトの身体はそもそも糖質に適応していない、と糖質制限推進派の方たちは主張します。この仮設に対する当ブログの見解をこちらにまとめました。アトピーとは無関係のお話ですから、興味のある方のみご覧ください。


『糖質制限の教科書』(洋泉社)江部康二・著、『わたしたちの「糖質オフ」 ~人気インスタグラマーが実際に痩せたおかず80と体重記録』(マイナビ出版)わたしたちの編集部・著・編、水野雅登・監、『「緩やかな糖質制限」ハンドブック』(日本医事新報社;)山田悟・著、『世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」』(講談社) 幕内秀夫・著、『「糖質制限」その食べ方ではヤセません』(青春出版社) 大柳珠美・著、『本当は怖い「糖質制限」』(祥伝社)岡本卓・著、『ビジュアル版 糖質制限の教科書』(洋泉社)江部康二・著、『スーパードクターズ! いま、糖質制限がすごい』(ぴあ)宗田哲男、 藤澤重樹、新井圭輔、今西康次、溝口徹、水野雅登、門脇晋、小幡宏一、長尾周格、三島学・著、『主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる! 』(ダイヤモンド社)江部康二・著、『「糖質制限」は危険!―矛盾だらけの「糖質制限」論 「糖」こそ、命にとって最重要の栄養素』(海竜社)石原結實・著、『ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか』(光文社)宗田哲男・著、『炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学』(光文社)夏井睦・著、『よくわかる! すぐできる! 「 糖質オフ! 」健康法 』(PHP研究所)江部康二・著、『医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68』(ダイヤモンド社)牧田善二・著、『江部康二の糖質制限革命』(江部康二・著)江部康二・著、『人類最強の「糖質制限」論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる』(SBクリエイティブ)江部康二・著、『糖質制限の真実 日本人を救う革命的食事法ロカボのすべて』(幻冬舎)山田悟・著、『増補新版 食品別糖質量ハンドブック』(洋泉社)江部康二・著、「A randomized trial of a low-carbohydrate diet for obesity.」(New England Journal of Medicine, 2003)Foster GD「A low-carbohydrate as compared with a low-fat diet in severe obesity.」(New England Journal of Medicine, 2003)Samaha FF「Effects of a low-carbohydrate diet on weight loss and cardiovascular risk factor in overweight adolescents. 」(The Journal of Pediatrics, 2003)Sondike SB「A randomized trial comparing a very low carbohydrate diet and a calorie-restricted low fat diet on body weight and cardiovascular risk factors in healthy women.」(The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism, 2003)Brehm BJ「The national cholesterol education program diet vs a diet lower in carbohydrates and higher in protein and monounsaturated fat.」(Archives of Internal Medicine, 2004)Aude YW「A low-carbohydrate, ketogenic diet versus a low-fat diet to treat obesity and hyperlipidemia.」(Annals of Internal Medicine, 2004)Yancy WS Jr「Comparison of energy-restricted very low-carbohydrate and low-fat diets on weight loss and body composition in overweight men and women.」(Nutrition & Metabolism, 2004)JS Volek「Comparison of a low-fat diet to a low-carbohydrate diet on weight loss, body composition, and risk factors for diabetes and cardiovascular disease in free-living, overweight men and women.」(The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism, 2004)Meckling KA「Perceived hunger is lower and weight loss is greater in overweight premenopausal women consuming a low-carbohydrate/high-protein vs high-carbohydrate/low-fat diet.」(Journal of the American Dietetic Association, 2005)Nickols-Richardson SM「Short-term effects of severe dietary carbohydrate-restriction advice in Type 2 diabetes.」(Diabetic Medicine, 2006)Daly ME「Comparison of the Atkins, Zone, Ornish, and LEARN diets for change in weight and related risk factors among overweight premenopausal women: the A TO Z Weight Loss Study.」(The Journal of The American Medical Association, 2007)Gardner CDWIKIPEDIA「低炭水化物ダイエット」

砂糖は毒! アトピーでも安心な甘味料(糖質)

甘味料いろいろ

甘味料いろいろ

アトピーの方が毎日の食事に安心して使用していい甘味料と、そうでない甘味料について説明します。

砂糖などの精製甘味料(糖質)は身体に毒

精製された甘味料(白砂糖など)は毒そのもの。食べると、身体は精製甘味料を代謝するため、アトピーの治癒に使われるべき種々のミネラルやビタミンを過剰消費します。アトピーに悪い食べ物の筆頭株です。

さらにこんなこともわかっています。

  1. 免疫力ががくんと落ちる。
  2. アレルギーの症状がひどくなる。
  3. 皮膚の炎症がひどくなる。
  4. DNAが傷つく。
  5. 血液がどろどろになる。
  6. 副腎に大きな負担をかける(副腎疲労の原因)。
  7. カンジダを増殖させる。

⑥の副腎疲労については、こちらの記事もぜひご一読ください。副腎が弱ると、副腎皮質ホルモンの分泌力が低下します。肌の治りが悪くなります。

砂糖が入っている食べ物飲み物ももちろんよくありません。購入時は原材料表示をよくチェック。「砂糖」だけでなく、「果糖ぶどう糖液糖」とか「異性化糖」といった表示を見かけたら棚に戻しましょう。どれも非常に高度に精製されている甘味料です。

精製されていない甘味料(糖質)を使う

砂糖の代わりに黒糖やてんさい糖、きび砂糖、蜂蜜、オリゴ糖などを使う手があります。

精製されていない糖質は吸収がゆるやか。身体への負担が小さい。さらにビタミンとミネラルも補給できる。だからヘルシー。こんなふうにいわれているからです。

が、アトピーの場合、これは一部まちがい。

その食品がどのくらい血糖値に影響を与えるかを知る方法があります。「GI値」という指標をチェックするのです。

GI値ってなに?
その食品に含まれる糖質が、血糖値をどのくらい上昇させるかを示す指標です。

GI値を調べてみるとわかるのですが、黒糖やきび砂糖、蜂蜜(生蜂蜜は別)は砂糖と大差がない。成分的にも砂糖とほぼ同じ。てんさい糖はいくぶんマシですが、やはり避けるのが正解です。

わたしも以前はてんさい糖や黒糖、きび砂糖を使っていました。あのころ日本ではほとんどだれもGI値なんて知りませんでしたから。砂糖よりはマシですし、使う量そのものも減らしていましたから、大事にはいたりませんでした。

が、以下で紹介する甘味料に切り替えていれば、もっと楽に治せたと思います。

ちなみにオリゴ糖と生蜂蜜も使いました。こちらは正解。血糖値をあげないし、善玉菌も増やしてくれる。かなり助けられたと感じています。

アトピーでも問題なく使える甘味料(糖類)

それでは、アトピーにはどんな甘味料がOKなのか。まずはわたしの答え。

◎ステビア(天然由来のもの)、オリゴ糖、生蜂蜜
△エリスリトール、キシリトール、マルチトール

使える甘味料、使えない甘味料の一覧

使える甘味料とそうでない甘味料をひと目で把握するため、一覧表をつくりましたので以下へ載せておきます。

甘味料GI値甘味度(1)補足
使っていい甘味料
ステビア0100~150風味にクセはあるが、植物由来の甘味料で、各国の研究で安全性が確認されている。
オリゴ糖100.4~0.6善玉菌を増やす半面、カンジダのエサになることも。使いすぎに注意したい。
生蜂蜜(高品質)301.0高品質(オーガニック)。果糖が多い(肝臓の負担になる)。食べすぎはNG。
使いすぎに注意したい甘味料
エリスリトール00.7~0.8糖アルコール。体内で代謝されないため、血糖値をあげない。カンジダのエサにもならない。
キシリトール130.6糖アルコール。カンジダの増殖を抑制する効果がある。特有の清涼感がある。
マルチトール260.7糖アルコール。家庭用としては入手困難。市販の加工食品などに含まれていてもOKとする。
使うべきでない甘味料
砂糖1101.0
グラニュー糖1100.8
氷砂糖1101.0
ブドウ糖1000.6~0.7
三温糖1081.0上白糖とほとんど同じもの。
麦芽糖(マルトース)1050.5
黒糖990.9
きび砂糖980.9
水あめ930.3~0.4
果糖ぶどう糖液糖(異性化糖)901.0
蜂蜜871.0熱殺菌されているため、生蜂蜜と異なり、栄養素や酵素が破壊されている。血糖への影響も大きい。
コーンシロップ750.3
トレハロース720.45
メープルシロップ60~730.6砂糖や異性化糖を添加されたものもとても多い。本物かどうかの見分けにくい。
てんさい糖651.0
乳糖460.2~0.4
パームシュガー300.9GI値は低いが、カンジダのエサになる。
アガベシロップ301.4血糖値をほとんどあげないが、中心成分は果糖。肝臓に負担をかける。
果糖(フルクトース)201.2~1.5果糖は肝臓で代謝されてそのまま内臓脂肪に変わる。肝臓に負担がかかる。(2)
ソルビトール(ソルビット)90.6糖アルコール。下痢を起こしやすく、アレルギーを引きおこすことも。
使ってはいけない人工甘味料
アスパルテーム0180人工甘味料は肝臓に大きな負担がかかる。発がん性も疑われる。
アセスルファムK 0200人工甘味料は肝臓に大きな負担がかかる。発がん性も疑われる。
サッカリン0400人工甘味料は肝臓に大きな負担がかかる。発がん性も疑われる。
スクラロース0600人工甘味料は肝臓に大きな負担がかかる。発がん性も疑われる。
(1)砂糖を1とした場合の甘さの度合い。(2)果糖は血糖値をあげませんが、そのまま内臓脂肪に変わります。肝臓に負担がかかりますし、内臓脂肪は体内の炎症を引きおこします。さらにカンジダのエサにもなる。ということでNG。
memo

それぞれの数値については、調査時の条件などによってばらつきが生じるようです。あくまでひとつの目安としてご覧ください。キシリトールのカンジダ抑制効果については、イタリアのPatermo大学歯学部の研究論文が参考になります。

よく勉強されている方は、エリスリトールやキシリトールなどの糖アルコールが「使いすぎに注意したい甘味料」に入っていることに疑問を持たれるかもしれません。

その理由をつづけて説明します。

人気の糖アルコールは注意して使う

エリスリトール

糖アルコールは、砂糖と同じ「糖質」のひとつです。熱や酸などに強く、身体が消化吸収しにくい。つまり血糖値をあげにくい。さらに腸内微生物の餌になりにくいという特徴があります。カンジダ症でも問題なく使えるわけです。

それだけを見ると、「夢の甘味料」といってもいいくらいです。

わたしも糖質制限を実践していたころ、エリスリトールばかり使っていました。でも最近はやめている。

というのはある日、エリスリトールをどっさり入れたあんこを食べていたら、妻が体調不良を訴えたのです。いわれてみれば、わたしも気分がよくない。

それでいろいろ調べてみたところ、糖アルコールは製造過程に酵母を使うことを知りました。ということは、イーストコネクション(カンジダ症に起因する、酵母の交叉反応)が起きる可能性があるということです。

そもそも糖アルコールは自然界に存在する糖質ですが、市販品を大量生産するためにトウモロコシを発酵などの工程を経て、高度に精製されてつくられます。

糖アルコールの原料には、遺伝子組み換え(GMO)農作物が使用されることが多いそうです。購入時は非GMOの原料からつくられた製品を目利きする必要がありますね。

糖質制限が脚光を浴びていることもあって、糖アルコールは現在大人気ですけれど、そうしてみるととくに「夢の甘味料」でもないぞ、とわたしは思いなおしました。

糖アルコールの危険性を示すデータはありません。同様にその安全性に関する科学的なデータもありません。長期間は使わないほうがいいと感じています。

そういうわけで、わたしは生蜂蜜やステビア、オリゴ糖などを使いすぎないように利用するのがいちばんと考えています。

人工甘味料は絶対に使わない

もはや語るまでもありませんね。

「カロリーゼロ」とか「カロリーオフ」という言葉にだまされてはいけません。カロリーがないから血糖値をあげない、これが人工甘味料の謳い文句ですが、実際には血糖に影響を与えて糖尿病の発症リスクを高めることや、腸内産細菌のバランスを崩すことなどがわかっています。

政府の関係機関である独立行政法人農畜産業振興機構のホームページにもこんな記載があります。

動物実験で発がん性が確認されているものも少なくありませんし、そのほかにも危険性を示すデータがいろいろあがってきています。

6か月後に容態をチェック

チェックリスト

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完治とはどういう状態か?

わたしはアトピー(健康体へと戻ろうとする、一連の生理的なプロセス)を、現代医学では原因が特定不可能な、

  1. 湿疹、蕁麻疹、赤みや腫れなどの皮膚炎
  2. 強烈なかゆみ(かいても消えず、ますます強くなる)

と考えています。

したがってこの2つが消滅すれば、それは完治ということになります。

アトピーが完治した方、ほんとうにおめでとうございます。心からお祝いいたします。だいぶ改善してきたという方ももうひと息です。がんばってください!

ぜひコメント欄でご報告くださいませ。

では、完治すれば発症前のようになんでも食べられるようになるのかですが、残念ながらそう甘くはありません。

腸が壊れているあいだに発症した食物過敏症(遅延型食物アレルギー)は、半年やそこらでは収束しないからです。先天的なものではありませんから、数年単位で原因食物を除去していればスコアが低下する可能性はあります。でもそれまでは、抗原を知らずに口にするとなんらかの症状があらわれる可能性があります。

わたしの場合、卵と乳製品に過敏症があるのですけれど、これらは思いもよらない食べ物(お蕎麦とか)に使われていることがあるため、知らずに食べるとにきびや吹き出物ができたり、頭が重くなったりします。アレルギーの原因食物が多く、スコアが高い人ほど、治ってからも食生活上の制約が多くつきまとうということです。

つまり、大人アトピーを放置していた期間が長ければ長いほど、そのツケを完治後も長く払いつづける必要があるということです。

だからこそアトピーは、1日も早く克服しなければいけないのです。

アトピーが完治しない理由

一方、正しい食事を実践し、生活習慣もがらりと変えているのにまるで治らない、むしろ悪化したなどという場合ですが、わたしは次のような可能性があるように思います。

1.心理的な問題を抱えている。

心理的な問題の最たるものは、治ることを無意識で拒絶しているというものです。

治療効果が見えだしてくると食生活の改善を放り投げてしまい、再発する方がおられます(わたしの知り合いにもいます)。他者への依存体質の方や、家族や周囲が本人の身の上に同情し、甘やかしているというケースに多いように感じます。アトピーが治ることで、これまでのような気遣いが得られなくなることを無意識下で恐れているのです。

もちろん治したいという気持ちはあるはず。けれども同時に、他者の同情や庇護という特典を失いたくないという気持ちもある。そういう心理的な板ばさみにあるのです。この自己矛盾に気づき、自分をありのままに見つめることで回復が見込めるとわたしは考えます。

このほかの心理的な問題についてはこちらの2つの記事がくわしいです。

このような心理的問題がない場合、すなわち心の底から治癒を望んでいる場合、治らない理由は次の3つのいずれかにあるように思います。

2.食べ物に対する過敏症(遅延型食物アレルギー)

いちばん可能性が高いのは、過敏症(遅延型食物アレルギー)です。即時型のアレルギーとちがい、食後すぐに反応があらわれないことが多く、特定は困難です。一度、検査してみるほか手がありません。

3.全身性の重度のカンジダ症

カンジダ症(腸カンジダや皮膚カンジダ)が長引くと、場合によっては血流に入りこみ、生きたまま体内に潜りこんで、体内のあちこちに深く根を張り、真菌症を引き起こすことがあるそうです。

さらにカビは、バイオフィルムと呼ばれる保護膜を自分たちでつくりだせます。生息環境が悪くなると、そのなかに潜伏して、反撃の機会を窺っているのです。

こうなると善玉菌も免疫細胞も彼らに手出しできません。ニンニクやオレガノオイルなど、抗真菌効果の高い食べ物でもしかり。そして食生活が乱れたり、生活リズムが狂ったり、仕事でストレスを溜めたりして、宿主の免疫力が落ちてくると、バイオフィルムから這いだしてきて活動を再開するのです。

カンジダの治療(カンジダにフォーカスした自然療法)を試す手があります。

ガンの原因はじつはカビだという科学者もいるくらいです。

4.腸の変形による排泄トラブル

体内の浄化に不可欠なのは、正常な排便です。少なくとも日に1回以上は便座に座るのがふつうです(わたしは2回)。排便がうまくいかない、つまり排泄トラブル(便秘)の原因でいちばん多いのは、食生活の問題です。でもこれは矯正が効く。ところが次のようなケースでは、自力ではどうにもなりません。すみやかに医療機関に相談する必要があるのです。

腸が変形しているケース

腸内に腫瘍ができていたり、腸管の一部がせまくなっていて、便秘が慢性化しているケース。大腸が伸びきっていて、通常(1.5mほど)よりずっと長くなっていることもあるそうです。「過剰結腸」と呼ばれる症状で、便の排泄を遅らせるため腸内環境が悪化するのです。そのため腐敗毒素が腸内に充満しやすく、毒素が腸壁を傷つけているのです。

腸の異常にはこんなパターンがあります。

  • 部分的に肥大化し、そこへ便が溜まっていく。
  • 部分的に便の通り道がせまくなり、その直前の部分に便が溜まる。
  • そういう箇所が複数あり、あちこちに便が溜まっている。
  • 脱腸(上部の管が下部の管を圧迫)で、便の流れが非常に悪い。

いずれも稀なケースで。が、ほかにはまったく理由が見つからないという場合、腸の変形を疑ってみるのも手。その際は内科医の判断を仰ぐ必要があります。

5ステップ(健康法)のまとめとスケジュール

まとめとスケジュール

6か月間の完治を想定して組み立てたスケジュール

手当て開始の目安補足(わたしの場合)重要度 
ステップ1.腸壁の修復、腸内環境の正常化
①1日2食&少食
3か月目~1~2か月かけて慣らす★★★
②週1回の1日断食3か月目~1~2か月かけて慣らす★★
③食前の生菜食1か月目~すぐにはじめて正解★★
④乳酸菌の摂取1か月目~すぐにはじめて正解★★★
ステップ2.食事
①高アルカリ食2か月目~1か月間でルールを習得★★★
②たんぱく質の摂取方法を変える3か月目~2か月間でルールを習得★★★
③アトピーによい食べ物を食べる3か月目~2か月間でルールを習得★★★
④アトピーに悪い食べ物をやめる3か月目~2か月間でルールを習得★★★
ステップ3.毒素の排出(デトックス
①水を毎日たっぷり飲む1か月目~腎機能に問題がない場合★★
②毎日の運動1か月目~すぐにはじめて正解★★★
③浣腸必要なとき毎週でもいい
④サプリメントを活用1か月目~すぐにはじめて正解★★
⑤禁酒、禁煙1か月目~すぐにはじめて正解★★
ステップ4.皮膚バリア機能の回復(スキンケア
①入浴方法を変える1か月目~すぐにはじめて正解★★
②保湿必要なとき理想は毎日★★
③かゆみ対策必要なとき気になるときに
ステップ5.アレルギー対策(炎症沈静化)
①油を変える1か月目~すぐにはじめて正解★★★
②食物アレルギーの検査4か月目最初にやっておくのも◎★★
精神的につらくなったときに読む記事
治る人と治らない人はなにがちがう?必要なとき自信がなくなったら★★★
前向きで健康な心をつくるメンタルケア必要なとき心が落ちこんだときに★★★