ステロイドに対する、わたしの姿勢

ステロイドのイメージ

ステロイドのイメージ

肯定派にも否定派にも与したくはない

アトピーの方ならステロイドのことはよくご存じだろうと思い、このサイトではあまり触れていませんでした。

それに、ステロイドに対する意見には賛否両論があって、もう長いあいだ、実社会でもネットでも肯定派と否定派が侃々諤々やりあっているという状況です。

肯定派とは、主に医療関係者や、ステロイドを使用せざるをえない患者のみなさん。

否定派とは、ステロイドの使用で難治化したと感じている患者さん。それから、アトピービジネスの人たちです。

たがいに非難しあっています。

そこに参加したくはありません。

先日、娘に湿疹ができて、かかりつけの小児科の先生に相談したとき、ステロイドの話がでました。

わたしは、ステロイドの連用による副作用でたいへんな思いをした経験があります。それで、「ステロイドは使わないで様子を見たいのですが」と伝えましたら、柔和だったその先生がぐいと身を乗りだし、怖い顔をして、説教をはじめられました。

「最近、そういう親が多くて困る。それは間違った考え。ステロイドを使わないというのはあなたのエゴ。娘さんがかわいそうだ」

あまりに一方的で、弱ってしまいました。

意見が違うからといって、なにも批判することはなかろう、と思いました。

ステロイドがヒトのからだに深刻なダメージを与えることは事実です。連用すると効かなくなってくるし、皮膚炎は悪化します。

いえ、事実というと、語弊がありますね。

これは、わたしにとっての体験的真実なのです。

それはちがう、そんな臨床データはない、といわれるかもしれませんけれど、アトピーになってからの10年以上、ずっと自分の肉体を見つめつづけてきて、そう感じるのですから仕方がないのです。

事実誤認だ、といわれるかもしれません。

でも、アトピーの方には、同じような感覚を抱いている方も少なくないように感じます。

もっとも、ステロイドの使用を否定するつもりはありません。

わたし自身は、ステロイドとプロトピック(免疫抑制剤)の外用薬を使いつづけるうちに重症化、難治化し、最後はまったく薬が効かなくなって、首がまわらなくなり――副作用の象皮症で皮膚が硬直し、文字どおり首がまわりませんでした――薬をやめましたが、その後の離脱期間はそれはもう悲惨なものでした。

数年間、仕事も日常生活もめちゃくちゃになりました。家族には大きな負担をかけてしまいました。

だからこそ、安易に脱ステロイドをすすめるつもりはないのです。

どんな薬でも使わないにこしたことはないと思いますが、もし薬で症状がずっと抑えられるなら、いまの生活や仕事を維持するためにやむを得ないのかもしれません。

ステロイドを奨励するつもりもないですけれど。

追記 ~食物アレルギーが見つかって思うこと

「厳しい食事制限をやってまで、アトピーを治そうとは思わない。いまはステロイドでなんとかなっているのだし、これからもステロイドを使いながら、甘いものや好きなものを食べて暮らしていきたい」というような主旨のメールを以前いただきました。

それはそれでひとつの考え方だろうな、とそのときは思いました。

でも、アトピーであることをつづけていると、アレルゲンが増えていく恐れがあります。

腸内環境が悪化した状態では、食べたものがきちんと分解されずどんどん体内に侵入してしまいます。からだがさまざまな抗原(の予備軍)に日常的にさらされますから、アレルギー反応を起こす食べ物がどんどん増えていくのです。そうやってアレルギーを発症すると、今度は抗体がどんどん増えて、アレルギーのスコアがあがっていきます。

わたしがそうでした。

治したいと思わなかったわけでなく、治し方がわからなかったのですが、ともかく、悪化した腸内環境をそうとは知らず10年も放置したため、以前は問題なかった乳製品や卵が食べられなくなってしまいました。

こうなると外食などが非常にしづらいです。ファミレスのアレルゲン情報などをみると、ほとんどのメニューにどちらか一方あるいは両方が使われていますからね。人付き合いに支障をきたすこともあります。

アトピーとわかったら即刻手を打つべし、わたしのようになるまえに治すべし、といまは思います。

よく知られている、ステロイドの副作用

ステロイドおよびその副作用について書きます。

ここは、体験的真実とか個人的見解とかではありません。

客観的事実のみをまとめています。

「ステロイド」で検索した結果に上位表示された、行政機関(千葉県)のホームページにある情報が下敷きです。

※2014年現在、このページは存在しません。削除されたようです。

ステロイドはヒトの生命活動に不可欠な物資で、全身の臓器に働きかけて、さまざまな調節機能を担います。

元来は、体内で産生されるホルモンですので、点滴注射や経口で体外から人工的に投与をつづけると、からだかつくりだすステロイドが減ってしまい、薬を中止するのが困難になります。

また、投与をしばらくつづけると、全身に変化があらわれます。

たとえば、ムーンフェイス(顔がまるくなる)とか、吹き出物ができやすくなるとか、毛深くなるとか、皮下組織が減るとか、ほっぺたが赤くなるとか。

しかし、もっと重要な副作用がほかにあります。

  • 感染症に抵抗力がなくなって、結核などに罹患しやすくなる。
  • 白内障や緑内障の罹患リスクがあがる。
  • 高血圧や糖尿病、骨粗しょう症にかかりやすくなる。
  • 消化性潰瘍にかかりやすくなる。
  • 筋萎縮を起こす。

といったものです。

全身に影響がでるのは、ステロイドが人間のからだのしくみと密接に関わっているからです。

これを具体的にみていくと、

  • ステロイドは、細胞内にあるステロイド受容体のたんぱく質と結合し作用する。
  • さまざまな体内たんぱくの合成に関係している。
  • 体外からつづけざまに投与することで、からだのステロイドに対する反応が鈍くなる。これをステロイド不応症と呼ぶ。
  • ステロイド不応症のおきやすさには個人差がある。

といったことが挙げられます。

さて、ここまでステロイドの副作用を列挙してきましたが、この半面、それだけヒトのからだへの作用が強力で、効果が高い、ということもいえるわけです。

ほかの薬が効かない難治性の病気では、めざましい効果が見込めます。

アレルギー系疾患には卓効がありますから、上手に使うことが必要です。

(千葉県ホームページの「QA」から)

なお、プロトピックの副作用については発がん性が指摘されたりしていますけれど、認可されて日が浅いためか、まだ未知数のようです。

強烈な副作用に根をあげての脱ステロイド

前述のように、ステロイドは人の生命維持に深く関わっている物質ですから、長期間使用すれば、副作用はさまざまなかたちであらわれます。

対症療法――ステロイドは皮膚炎を抑えるだけで、アトピーを根本から治す薬ではありません――とはいえ、よく効く薬ですから、それだけ副作用も強いのだと思います。

引用部分に「点滴注射や経口による投与で」とありますが、わたしの場合は外用薬のみで、ムーンフェイスや多毛症、吹き出物、感染症、筋萎縮があらわれました。

最終的には、薬がまったく効かなくなりましたから、ステロイド不応症もあったのだと思います。

皮膚は萎縮して薄く硬くなり、ちょっとひっかいただけで破れて血がにじみました。

炎症もかゆみも、薬を使いつづけるうちに、最初の皮膚炎からは想像もつかないくらい悪化しました。

藁にもすがる思いであちこちの皮膚科をめぐりましたが、その先生たちが同情から顔をゆがめるほどにひどいありさまでした。うちでは手のほどこしようがない、と匙を投げられたこともあります。

食事を見直しても、入浴方法を改善しても、サプリメントに頼っても、毎日運動をして汗をかいても、なにをやっても一向に改善しません。

――使えば使うほどに症状がわるくなっている。そんな気がしてならない。

脱ステロイド以外に、もう道は残されていませんでした。

ステロイドが体内から排出されれば、事態は好転するはず。

――3年後。

地獄のような苦しみからはほとんど解放されていました。

あくまでわたしの個人的体験です。

医師や肯定派の方々から、

「その脱ステロイド前のひどい症状とやらは、副作用なんかでなく、元々のアトピーが悪化していただけ。薬をやめてよくなったのも、たまたまそのタイミングでアトピーが治癒に向かっただけ」

といわれたら、反論するだけの材料は用意できません。

その後、アトピーが再発したのもほかの記事に書いたとおりです。

でも、ひとつだけ気になるのは、いくら腸内環境の健全化に精をだしても、ステロイドやプロトピックを使っているうちは、症状が消えることはないのではないか、ということです。

脱ステロイドをすすめているわけではありません。

生活習慣をあらためつつ、徐々に薬の使用量を減らしていく、ということができれば、それが一番いいわけですから。

グリーンドリンク(海外の青汁)

海外の青グリーンドリンク

朝は一杯の青汁で、デトックスを促進

アトピー治療期、そして完治したいまも、わたしの朝はニンジンリンゴジュースから幕開けます。

からだが毒素を排出するのに使う栄養素を、朝からしっかりと補給してやるのが目的です。ニンジンにはヒトのからだに必要なビタミンとミネラルが100%含まれていますからね。

基本は生食です。ナマの野菜なら栄養素が壊れていないですし、酵素も生きています。生きた食物が生きた肉体を支えます。

けれども、ジューサーでニンジンとリンゴを搾るのはちょっと大変だったりします。毎朝のことですし、飲み終わったあと、ジューサーの部品を付属ブラシで一つひとつ洗うのもやはり骨が折れるのです。

だから、朝が早い日や、寝坊した日なんかは青汁にピンチヒッターをお願いしています。青汁は大麦若葉やケール、明日葉などからつくられていて、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでいますからね。

酵素が生きている、海外製のオーガニック青汁に着目

国産の青汁はテレビCMのイメージからか、なんとなくお年寄りが飲むものという印象です。商品ごとの個性もあまりなくて、どれを選んでいいのかわからない。オーガニック製品は少ないですし、栄養価を明示してあるものも少ない。それに、熱処理されたものがほとんどだそうですから、生食派のわたしとしてはいただけません。

そこで目をつけたのが、スーパーフードとかグリーンフードと呼ばれる、海外産のグリーンドリンク(青汁)でした。

調べてみると、ベースは国産品と同じ青野菜なのですが、野菜や果物、ハーブ、乳酸菌、消化酵素などをブレンドし、抗酸化作用や整腸作用を高めたものもあり、個性的な商品が多い。

選ぶ楽しみがありました。

それに、オーガニックはあたりまえですし、栄養価もきちんと調べて掲示しています。

酵素も生きています。

起きがけのからだに、こうしたフレッシュな青汁を流しこんでやると、生命力がほとばしる感じがするものです。ちょっとオーバーですね(笑)。でも、ニンジンリンゴジュースの代わりはしっかり果たしてくれます。

朝食を完全に抜くと、どういうわけか翌朝の寝覚めがわるいのですが、ニンジンリンゴジュースか青汁を飲んでいればそういうことがないです。アトピーの再発予防にもひと役買ってくれていると感じています。

海外で人気の高い、3つのグリーンドリンク

わたしがこれまでに飲んだグリーンドリンクを3つ紹介しておきますね。長くなりますが、栄養価と成分は全部載せておきますので、ぜひじっくり目を通してみてください。

グリーンスーパーフード

グリーンスーパーフード(GreenSuperFood)

水に溶けづらく、少々ざらっとしています。けれども、味わいはフルーティで、青汁のイメージをがらりとくつがえしてくれました。抹茶のような芳ばしい香りがして、苦みや青臭さが全然ありません。

ベースは、大麦若葉や小麦草などの青野菜。そこへ、スピルリナやクロレラなどの健康成分を配合。アルカリ野菜や、抗酸化物質豊富なフルーツ類、ハーブ、アサイーなど、いろいろな食材もブレンドされています。

砂糖不使用ですが、粉をなめると甘いです。すべてオーガニック。生きたまま腸に届く乳酸菌や麹菌、消化酵素も含みますから、栄養補給だけでなく、腸内環境の健全化にも役立ちます。これを飲むと1日、からだが軽くなった気がします。口コミには「便通がよくなった」という声がとても多いです。

38ドル前後。480g入り。1回分8gで約60杯分。1杯約64円と価格が安いのも魅力。国産青汁の平均価格の半値ほどです。

栄養価(一杯あたり)

カロリー30kcal、炭水化物4g、食物繊維2g、たんぱく質2g、ビタミンA(ベータカロテン)4945IU、ビタミンC 28mg、ビタミンK 39MCG、リボフラビン 0.37mg、ナイアシン0.5mg、ビタミンB6 60MCG、葉酸52MCG、ビタミンB12 1.4MCG、カルシウム30mg、鉄2mg、ヨウ素9MCG、セレン4MCG、マンガン240MCG、ナトリウム8mg、カリウム131mg、クロロフィル30mg

成分(一杯あたり)

青野菜5719mg(有機小麦草、有機大麦若葉、オーガニックアルファルファ、オーガニックスピルリナ、オーガニックほうれん草、細胞壁粉砕オーガニッククロレラ、有機ブロッコリー)、抗酸化食材1118mg(オーガニックアサイ、オーガニックマカ、有機ニンジン、有機ビーツ、ラズベリー、オーガニックヒップ、有機パイナップル、緑茶、アセロラチェリーローズ)、食物繊維668mg(有機フラックスシードパウダー、アップルペクチンファイバー)、消化酵素&プロバイオティクス(フラクトオリゴ糖、乳酸菌、麹菌2種、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ)

プログリーンズ

プログリーンズ(ProGreens)

ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、自著『世界一の美女になるダイエット』で紹介したことから、日本の若い女性たちのあいだで、静かなブームを呼んだのがコレです。

小麦草や大麦草、アルファルファ草、オーツ草といった青野菜から、クロレラやスピルリナ、さまざまな植物の根、葉、茎をブレンド。ロイヤルゼリーやフラックスシード、ペクチン、乳酸菌5億個まで配合した、ぜいたくな青汁です。オーガニックは青野菜のみです。アセロラ、ベリー、てん菜の果汁粉末が入っているので、ほんのり甘く、飲み心地は悪くなかったです。溶けにくいけれど、豆乳やリンゴジュースと一緒にシェイクして飲むとグーです。

本国アメリカでは医療機関に採用されたり、医師が愛飲していたりしていて、かなり定評があるようです。でも、お値段がちょっと高め。37ドル前後。265g入り。1回分8.8gで、約30杯分。1杯約122円。

栄養価(一杯あたり)

カロリー40kcal、炭水化物4g、食物繊維1.5g、たんぱく質2g、ビタミンA 1000IU、ビタミンC 16mg、ビタミンE 100IU、カルシウム29mg、鉄1.8mg、ナトリウム37mg

成分(一杯あたり)

有機小麦草粉末350mg、有機大麦草粉末350mg、オーガニックアルファルファ草粉末350mg、有機オーツ草粉末350mg、オーガニックスピルリナ粉末1000mg、細胞壁粉砕クロレラ350mg、デュナリエラ抽出物40mg、ダルス粉末30mg、甘草根粉末100mg、エレウテロ根エキス130mg、スマの根粉末60mg、レンゲ根エキス60mg、ムラサキバレンギク葉と茎エキス60mg、生姜根粉末5mg、大豆レシチン(99%オイルフリー)2000mg、発芽小麦粉末(グルテンフリー)350mg、アセロラベリージュース粉末200mg、ビートジュース粉末200mg、ほうれん草粉末150mg、ロイヤルゼリー150mg、蜂花粉150mg、亜麻種子粉末500mg、アップルペクチンと繊維500mg、乳酸菌3.5億(L.ラムノサスA、L.ラムノサスB、L.アシドフィルス、L.カゼイ、L.ブルガリクス)、ビフィズス菌1億(B.Longum、B.Breve)、ストレプトコッカス・サーモ0.5億、フラクトオリゴ糖500mg、ミルクアザミのエキス60mg、イチョウ葉エキス20mg、緑茶エキス(カテキン60%)20mg、グレープシードエキス20mg、ビルベリー抽出物

グリーンマグマ(Green Magma)

グリーンマグマ(Green Magma)

日本の萩原義秀医学博士が開発した、世界的に有名な青汁です。有機大麦若葉を独自製法により生きたまま粉末化。酵素、ビタミン、ミネラル、タンパク質、カロチノイド、フラボノイド、アミノ酸、クロロフィルほか、全部で100以上の栄養素を含みます。

抗酸化物質が豊富で、活性酸素除去に役立ちますし、免疫システムや心血管も元気になります。抹茶みたいな味で、豆乳で割ったらうまくてゴクゴクいけました。

34ドル前後。300g入り。1回分6gで約50杯分。1杯約69円。むろん、日本でも買えます。でも、170gで実勢価格3700円くらいですから、海外製が断然お得ですね。

栄養価(一杯あたり)

カロリー20kcal、炭水化物4g、たんぱく質1g、ビタミンA(ベータカロテン)1000IU、ビタミンC 9mg、ビタミンK 35MCG、葉酸29MCG、カルシウム35mg、鉄0.5mg、ナトリウム63mg、マグネシウム12mg、カリウム238mg、クロロフィル

成分(一杯あたり)

有機大麦若葉、有機マルトデキストリン(タピオカ由来)、有機玄米

さいごに

寒い時期、青汁の粉末を温かい飲み物に混ぜる方がいますが、絶対にダメですよ。せっかくの酵素が死んでしまいますからね。老婆心ながら。

不眠

【★★★☆☆】

アトピーのかゆみで眠れない夜に、カバカバ

最後はかゆみとの戦いについてです。

アトピーの症状がひどいうちは、かゆみで一晩中眠れないこともしばしばでした。明け方、疲れきってようやく眠りについたと思ったら、1時間後にはまたかゆみで目覚めてしまう。これが毎日。勝ち目のない消耗戦です。肉体的にも精神的にもかなりツライですよね。

わたしはこのサイトで紹介した完治術に着手する少し前、アトピーとは別の病気で入院していました。最初はICUにいたため、夜もひっきりなしに看護師さんが動きまわっていました。消灯後も室内は明るいままです。眠れない、と訴えると、すぐミンザイ(睡眠導入剤)が処方されました。

ミンザイは効きます。飲むと、ストンと眠りに落ちます。かゆみがあってもなんのその、です。でも連用するとすぐ依存します。わたしは入院中ずっと飲みつづけ、退院後も医師が処方をとめるのを忘れていましたので、自動的に処方箋が出されていました。結局1か月以上、夜な夜な服用していました。

完全に依存しました。やめると、神経が昂ぶって眠れないのです。ミンザイはヒトの中枢神経をおかしくします。離脱はそれがもとに戻るまでの期間――けっこうな時間を要します。そんなとき思いだしたのが「カバカバ」でした。

話がそれましたが、この「カバカバ」を紹介したかったからです。

カバカバ

「カバカバ」のサプリメント。就寝前に1錠飲めば十分なリラックス効果が得られました。4週間以上の連用はしないでね、と注意書きがあります。

カバカバのサプリメントは個人輸入で入手

「カバカバ」は昔から南太平洋の島々で親しまれてきた精神高揚剤です。コショウ科の植物の根から抽出されるもので、少量の摂取で気分が晴れやかになって、落ち着いて眠ることができます。また、肉体に対しての作用もあり、飲むと筋肉がほぐれていくような感覚があります。酒や鎮静剤とちがい、注意力や集中力がそこなわれることがなく、きわだった副作用や習慣性もありません。

フィジーでは成人人口の半数がカバカバを愛用しているそうです。酒の代わりにカバカバをたしなむバーがあるくらいポピュラーなものです。10年ほど前、フィジーのある島に滞在したとき、そんなことを現地の人から聞いたのを、ミンザイの副作用で眠れない夜に思いだしたのでした。

調べてみると、日本では販売が禁止されていますが、海外から入手できるようでした。これで、わたしはミンザイからの離脱に成功しました。

それからも、かゆみのせいでどうしても眠れない夜は、サプリメントの「カバカバ」を1錠飲んでいました。すると、しばらくしてまぶたが重くなり、自然な眠りにつけるのです。

不眠がつづいていると、肌の状態はなかなか改善しません。アトピーのかゆみが治まるまで、どうしてもつらい夜はこういうものを利用するのも手かもしれませんよね。

注)現在、厚労省では、欧米諸国においてカバと重度の肝毒性との関連性を指摘する報告が複数出されているのを踏まえ、カバカバの個人輸入について、監視の徹底などを都道府県に求める旨の通知を出しているようです。個人使用のための個人輸入で通関拒否になるかどうかはわかりませんが、ご注意ください。

健康食品通販サイト「iHerb」について

iHerbから届いた品々

国内サイトと同じ感覚で使える健康食品通販サイト、iHerb

わたしがよく利用するのが、「iHerb」という、米国の健康食品通販サイトです。

個人輸入と聞くと敷居が高く感じるかもしれませんが、日本人向けのページがあり、「アマゾン」や「楽天」といった国内通販サイトで買うのとほとんど同じ感覚で利用できます。商品点数3万5000点以上の巨大店舗。米国から日本国内への送料はたった4ドル。時々、送料無料キャンペーンも実施しています。

iHerbから届いた品々

空輸ですので、納期はカリフォルニアから東京のわが家まで平均3~5日程度と早いです。

iHerbの、健康食品の品ぞろえがすごい

現在、国内には安心かつ安全な食品がほしくても、選択肢があまりありません。オーガニック食品や、食品添加物を含まない無添加食品などは大手スーパーではめったに見かけませんし、そもそも製造している会社自体が少ないから、専門店に足を運んでも種類が少なく、値段は目玉が飛びでるくらい高い。とてもとてもつづきません。

けれども、欧州や米国には健康意識の高い人々が多く、需要があります。おかげで選択肢に幅が生まれますし、価格も抑えられています。実際、似たようなオーガニック食品が「iHerb」なら、国産品の数分の1の値段で買えます。

これが、わたしが「iHerb」で買い物をしている理由です。

すでに多くの日本人がヘビーユーザーとなっているようで、商品の口コミ欄には日本語の書き込みが多数見られます。ここを購入前にチェックすれば、買うかどうかのいい判断材料になります。

初回購入時は、大幅な割引きが受けられる

初回購入時は、最大15ドルの値引きが受けられます。

買い物を終えてカート画面へ移動したら、クーポンコードの欄にまず「JP2018」と入力してみてください。これで10ドルオフが適用されます。さらに「GGK236」と入力してみてください。これでさらに5ドルが差し引かれます。

1つ目の「JP2018」は公式コードで、2つ目の「GGK236」はわたしの個人コード(iHerbの利用者すべてに割り当てられるもの)です。このコードを使っていただくと、わたしにもいくらかのポイントが付与されるしくみです。

それはいやだ、という方は、入力しなくてももちろんOK。それでも10ドル割引きは適用されます。もしお知り合いにiHerbを利用している方がいるなら、その方のコードを聞いて、それを入力するのがいちばんいいと思いますよ。

アイハーブでの買い物

ある日の買い物です。カリフォルニアから飛行機で届きました。オーガニックの黒パン(全粒ライ麦パン)をまとめ買いしたほか、有機シリアルや有機全粒オート麦、無添加レーズン、グラノーラバーなどを調達しました。こんなに買っても5000円ほど。オート麦は、水で煮て、レーズンを入れて、オートミールでいただきます。最近のお気に入りです。レーズンは453gも入って、5.94ドル。やはり安いのです。

関税がかかった

手軽に利用できますが、購入の際は注意事項にきちんと目を通してくださいね。iHerbにかかわらず、個人輸入は1回の買い物が1万5500円を超えると関税がかかりますので、ご注意ください。わたしもうっかりしていて、関税をとられたことがあります。代引きになります。消費税となぜか送料までプラスされるようです。全部で2224円の追加費用がかかりました。痛いです。

わたしが「iHerb」からお取り寄せして気に入った、オーガニック食品や無添加食品は、おすすめオーガニック食品&無添加食品の記事にあります。

「iHerb」でみつけた、うまい軽食&お菓子

食欲とどうつきあうか、はアトピー治療の重要テーマ

もともと大食漢で、間食や夜食を常習していて、ハンバーガーやカップ麺、洋菓子、和菓子、ジャンクフードには目がなかったものですから、そういうものを一切断つ生活はまことにツライものがありました。

間食のイメージ
根治したいまも、1日2食&少食、間食夜食抜きの食生活は継続しています。健康維持と再発防止のためです。といっても、節制しすぎてストレスが溜まらないように、たまには甘いものやおいしいものを買って食べています。食べるのは食後すぐです。添加物やトランス脂肪酸の入った食品はもう買いません。質の高いものを厳選していただいています。

ここで紹介するのは、わたしが実際に試してみて、本当に気に入ったものばかりです。アトピー治療中も、昼食をミューズリーやグラノーラだけで軽くすませたりしていました。豆乳やフルーツジュースに浸すだけで用意するのが楽だし、そのままぽりぽりと噛み砕いてもおいしい。なにより、食べる楽しみを与えてくれるので、少食のストレスが減らせるのです。

アトピー完治のため、といっても100日は長いです。少し症状がよくなってくると、食い気が湧いてきます。そうして少食がおろそかになり、やがて症状がぶり返していることに気がつき、愕然として落ちこむ。われながら食い意地の汚さに嫌気が差すことが何度かありました。

いかにして食欲と向き合うか、いま思えばアトピー治療において、これはとても重要なテーマでしたね。

おすすめの軽食やお菓子

これから治療を実践する方や、すでに治療中の方には、次のようなものをおすすめします。食べることはヒトの根源的な欲求ですので、根治治療のみちなかにあっても、できる範囲で楽しんでいいと思います。それに、1日2食&少食や食事療法は、これまでのまちがった食習慣を正すのが狙いですから、完治したらおしまい、というワケにはいきません。かといって、なにか修行を積んでいるのでもありませんからね。

ミューズリー

ミューズリー

ミューズリーは、全粒小麦やデーツ、ヒマワリの種、レーズン、全粒ライ麦、全粒大麦、全粒オート麦、全粒ライ小麦、フラックスシード(亜麻の種子)、アーモンド、クルミをブレンドした、栄養満点のシリアル。フラックスシード入りだから、オメガ3系脂肪酸も摂取できます。砂糖や食品添加物は含みません。510g入りが5.3ドル前後。一見すると鳥のエサのようですが、豆乳やヨーグルトをかけるとうまいです。甘みがほしい場合、蜂蜜かジャムをかけて召しあがってください。お湯や豆乳で5分ほど煮ると、ほんのり甘い穀物粥が完成。これまた美味なのです。治療期もいまも昼食に食べています。

フルーツグラノーラ

グラノーラ
亜麻の種子やオート麦、蜂蜜、乾燥パイン、水、無糖ココナッツ、有機蒸発サトウキビジュース、ドライマンゴー、紅花油などでできたフルーツグラノーラです。シナモンの香りが強いので、苦手な方は合わないかもしれません。紅花油のリノール酸がちょっと気になりますが、一人前(1/2カップ)で、オメガ3脂肪酸を2.4g以上も摂取できますから、まあ許容範囲かと。340gで6ドル前後。そのままぽりぽり食べてもうまいし、豆乳やパインジュースなんかにもよく合います。こちらも昼食にもってこいです。残念ながら、現在は販売終了しているようです。

オートミール(バラエティパック)

オートミールのセット

オートミールのバラエティパック。アップシナモン、マルチグレインレーズン、亜麻プラス、メープルナッツの4種の風味が楽しめます。50gパックが計8袋入って、4ドル前後。お値打ち品ですね。白砂糖や食品添加物不使用で、原料はオーガニック。有機ひまわり油が使われていますが、とるにたらない量です。調理が楽なのが一番の利点。1/2カップの水とともにお皿に入れ、電子レンジで1分。これで完成。押し麦がこまかく粉砕されていますから、食感は甘いおかゆ。オートミール特有のぷりぷりした食感を楽しみたいなら、こちらの記事を。

ココナッツクッキー

ココナッツクッキー

ローフード(加熱処理をしていない、ナマのままの食品)のココナッツクッキー。有機ココナッツと有機ゴマ、有機デーツだけでできています。砂糖も不使用ですが、ゴマにはオメガ6脂肪酸が多く含まれるので、症状がある程度改善してから楽しんでください。本当にうまいです。うますぎて、食べ過ぎてしまうのが玉に瑕です。85g入り。4.3ドル前後。

オーガニックシリアルバー

オーガニックのシリアルバー

完全オーガニックのシリアルバー。1本37gで6本入り。5ドル前後。ビタミンB群やCも添加されている栄養食品。シリアルバーですが、やわらかくしっとりした食感で、クセになる甘さがあります。昼食代わりにはなりませんが、デザートにいいですね。ただ、つい食べ過ぎてしまいます。リンゴ味とこのブルーベリー味をいつも買っています。リノール酸や脱脂粉乳を含むので、完治後にどうぞ。そんなこととは露知らず、わたしは治療期に食べていました。悪化した記憶はないですが。

オーガニックグミ

オーガニックのグミ

25g入りの小袋が10個セットになって、6ドル前後。有機果物ジュースに有機玄米シロップと有機サトウキビ糖で甘みをつけ、ゼラチンで固めたヘルシーなグミ。クエン酸とアスコルビン酸を添加。有機ひまわり油が使われているので、大量には食べません。小袋がちょうどいいです。娘を餌づけするのに用いています。娘はアトピーではないのですけれど、お肌がデリケートで、食品添加物や悪い油にすぐ反応するため、添加物やマーガリン、ショートニング、大量の白砂糖などを含むお菓子は与えていません。でもこれなら安心なのです。

クランチバー

グラノーラバー(アーモンドクランチ)

全粒オート麦や蒸発サトウキビジュース結晶、全粒穀物類や全粒粉、蜂蜜、天然ローストアーモンドバター、アーモンドなどでできたグラノーラバー。1袋2本入り(40g)が6袋入って、5ドル前後。さくさくした食感で、国産品のようにトランス脂肪酸など妙なものは添加されていません。ただ、キャノーラ油を少し使っているようなので、治療途上は食べませんでした。完治後は昼食に食べたりしています。1袋で満足します。

オーガニックチョコバー

チョコバー

オーガニックのチョコバー。原材料は、カシューナッツ、ヒマワリ種子カーネル、リュウゼツランの蜜、ココナッツ、デーツ、アーモンド、ココア、亜麻の発芽種子だけ。添加物ゼロ。個包装されたものが20個入っています。1個22gで13ドル前後。ヘルシーなスナックですが、チョコレートやココアは、カカオがアトピーの症状を悪化させることから、根治後の楽しみにとっておきました。「iHerb」の売り場を覗くたびに気になっていた商品で、ようやく食べられましたので、大満足です。自然な風味で甘すぎず、大人のおやつにちょうどいいです。

グラノーラバー(パンプキン&フラックスシード)

フラックスグラノーラバー

上で紹介したグラノーラバーはアーモンド入りですが、こちらはかぼちゃや亜麻の種子が入っています。シナモン、ナツメグ、丁香などの香辛料がぴりりと利いていて、大人向き。1袋2本入り(40g)が6袋入って、5ドル前後。ざくざくした食感で、腹持ちがいいです。キャノーラ油が使われていますから、完治後に楽しんでください。クセになる味。

ララバー(ココナッツクリームパイ)

ララバー

日本でもファンの多い「ララバー」。原材料は、デーツと無糖ココナッツ、アーモンド、カシューナッツ、エキストラバージンココナッツオイルだけ。砂糖不使用で、食物繊維たっぷりのヘルシーなナッツバーです。ララバーには「レモン」「チョコレート」ほかバリエーションがいろいろありますが、わたしはこのココナッツクリームが一番好きです。油はアトピーでも安心のココナッツ油。治療期もたまに昼食として食べていました。1本48gで210kcal。16本入りで、23ドル前後。歯にまとわりつかないキャラメルといった味わいです。

さいごに

ここで紹介したものは全部、iHerbでそろいます。

とにかく品ぞろえが豊富で、白砂糖を使わない食品、無添加食品、オーガニック食品、ローフード(熱を加えない自然派食品)など、食べても罪悪感の少ない食品がずらりとならんでいます。

日本では手に入らないようなものも多く、国産品よりずっと安価で手に入ります。

ぜひともお試しください。

悪血を除去してくれる漢方薬

アトピーのからだには悪血(瘀血)が溜まっている?

悪血(本当は「瘀血」と書き、「おけつ」と読む)は、東洋医学特有の概念で、血液がうっ血したり毛細血管に滞っていたりする状態や、それが原因で起こる症状をいいます。

代表的なのは、冷えやのぼせ、こりや痛み、高血圧や低血圧、貧血、脳血管障害、虚血性心疾患、痔などですが、万病は悪血から発症する、とまでいわれています。漢方では、アトピーも悪血が原因と考えます。前述したように、アトピーの原因は弱った腸です。その結果として血液が汚れ、炎症が起こっていると解釈すれば、漢方の悪血の概念とも一致しますね。

わたしはある時期、この悪血が体内に異常蓄積し、皮膚が紫に変色し、からだがむくんだようになり、全身の筋肉は硬直し、強烈な肩こりと偏頭痛に悩まされ、それにともなって猛烈なアトピー症状に苦しみました。脱ステからは数年後の再発期のことです。悪血がたまっていると教えてくれたのは、ある漢方医の先生でした。

その先生によると、老廃物や毒素、食品添加物やストレス、冷えなどが悪血をつくるそうです。それから、アトピーの方が忘れてならないのはステロイド。ステロイドを長期使用した場合、その残留物である酸化コレステロールも悪血の大きな原因になるということでした。

さまざまな漢方薬を試しました。といっても、すべて悪血をとりのぞくためのものです。悪血をとる漢方薬を「駆悪血剤」といいます。使用してみた感想とあわせて、これから紹介します。

悪血チェックシートで悪血があるかどうか確認

その前にまず、悪血が溜まっているかどうかをチェックする必要があります。

悪血度チェック

☑顔色がどす黒く、しみやそばかすが多い(5点)
☑さめ肌(5点)
☑目の下にクマがある(3点)
☑手足が冷える(2点)
☑唇が紫色である(5点)
☑舌に暗い赤または紫のしみがある(5点)
☑舌の裏の静脈が暗紫色に腫れている(5点)
☑頭痛がある(3点)
☑肩や首すじがこる(3点)
☑関節が痛む(5点)
☑手足がしびれる(3点)
☑手の平に紅斑がある(3点)
☑胸を刺すような、あるいはしめつけるような痛みがある(5点)
☑物忘れしやすい(2点)
☑リューマチ持ちだ(3点)
☑ポリープや腫瘍がある(5点)
☑おなかと足の静脈が浮き出ている(3点)
☑経血が黒ずみ、塊が混じる(5点)
☑生理痛がひどい(3点)
☑痔がある(2点)
☑どろりとした黒便がでる(3点)

結果

3~6点:悪血ぎみです。
7~11点:悪血です。改善する必要があります。
12点以上:悪血が進行しています。即対処しましょう。

以下は、わたしが使用していた駆悪血剤です。

①桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

健胃作用があり、頭痛にも効く「桂枝」、痛みをとる「芍薬」、体内の余分な水分をとる「茯苓」、血液循環をよくする「桃仁」「牡丹皮」などを配合しています。 半年ほどつづけました。卓効があった、という感じはないですが、アトピーの悪化を食いとめられた気はしましたね。

②丹心方(たんしんほう)

丹心方

悪血を改善する漢方薬。「芍薬」「川キュウ」「紅花」「木香」「香附子」「丹参」といった生薬を配合。頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸などの症状に効果があるそうです。

丹心方と処方の同じものを3か月ほど飲みました。朝昼はこれ、昼は桂枝茯苓丸という飲み方をしていました。数週間で症状が楽になったなあ、と感じたことを覚えています。ただ、1日あたり315円と安くないので、そのうちやめてしまいました。

③血府逐お丸(けっぷちくおがん)

血府逐お丸

中国で清の時代から処方されている、最も有名な駆悪血剤です。血をきれいにし、血液循環を改善してくれるといわれます。

丹心方がなくなってから、これを試しました。数週間後からゆるやかに効きはじめたという印象です。3か月くらいで瀉血(解説は瀉血療法の記事)をはじめたので、やめてしまいましたが。

④当帰養血精(とうきようけつせい )

当帰養血精(とうきようけつせい )

気血を補う生薬を多く配合。血のめぐりをよくし、血量を増やすそうです。駆悪血剤ではないのですが、悪血をとることで、血液が不足ぎみになる、つまり貧血になると聞きましたもので、併用しました。当時は東洋医学に心酔していましたので、サプリメントの鉄剤ではなく、こちらを選択しました。

アトピー治療期に、ウコンとどくだみ茶も併用

こうした駆悪血剤にくわえ、じつはウコンとどくだみ(ジュウヤク)も同時期に使用していました。いろいろ調べていたら、ウコンは血をきれいにし、悪血をとりのぞく、とどこかに書いてあったからです。水や豆乳に混ぜて、飲んでいました。わたしが買っていたのは、屋久島で有機栽培されたウコン100%の粉末です。

ウコンにはいくつか種類があり、それぞれに健康機能が異なります。

ウコンと聞いて、真っ先にイメージするのは肝機能強化や二日酔い対策ですが、これはウコンが含むポリフェノールの一種、クルクミンの働きによるもので、秋ウコンが多く含有しています。クルクミンは強い抗酸化作用や老化防止作用をもつともいわれています。

わたしがお世話になっていたのは、屋久島で無農薬、無化学肥料で育てられたウコンです。錠剤やドリンクタイプでなく、混じりっけなしの100%粉末。有機なのに、メーカー品などとくらべると、うんと値段が安いのです。当時、わたしは農家から直接買っていましたが、いまは「アマゾン」で、同じものが同じ価格で買えるようです。

春ウコン

春ウコンに多く含まれるのは、精油成分やミネラルです。クルクミンも含みます。このため、肝臓だけでなく、五臓六腑にいいといわれます。殺菌作用や抗がん、コレステロール減少、胃液抑制、強心などを期待して飲まれる方が多いそうです。毎食後1g(小さじ半分)を水か豆乳に溶いて飲んでいました。朝は春ウコン、昼はガジュツ、夜はクスリウコン、という感じです。ウコンはクセが強く、最初は飲みづらいですが、しばらくすると慣れます。というか、風味が恋しくなります。からだが欲するのかもしれません。

ガジュツ

クルクミンの含有量は少ないのですが、春ウコン同様に精油成分を多く含みます。その数、約100種。消化促進、潰瘍、肝臓病、腎臓病のほか、アレルギーや冷え性、血行不良にいいそうです。

クスリウコン

ほかのウコンより、クルクミンと精油成分、ミネラルが豊富です。有害物質の体外排泄をうながし、消化を助けるそうです。

どくだみ(ジュウヤク)

デトックス目的で、ジュウヤクもよく愛飲していました。どくだみ茶ですね。慣れると、複雑な風味が恋しくなります。中国産が多いですが、味が薄く、からだに変化をもたらしてくれる気がまるでしませんでした。

さいごに

なお、わたしの場合、あまりに悪血の量が多かったせいか、駆悪血剤を飲み、運動と半身浴で汗をたっぷりかく生活を送っていても、なかなか症状が改善しませんでした。もともと太る体質ではないにもかかわらず、この時期は体重が10kgほど増えていました。

駆悪血剤にも多少の効果はあったように思いますが、その後、瀉血(瀉血療法の記事を参照)で、悪血を強制的に撤去したら、肉体的違和感は消えて、体重ももとに戻りました。

イチローパパの、男の料理レシピ

イチローパパの料理

イチローパパの料理

わが家の食事は、イチローパパことわたしが担当しています。妻の帰りが仕事で遅いからです。

妻は、娘の保育園の送り迎えや掃除、洗濯なんかをやってくれていまして、イチローパパ的にはいい感じで家事分担できていると思っています。ただ、妻はわたしにもっといろいろやらせたいみたいで、たまにつばぜりあいが勃発します。すると、娘がおろおろします。

けれど、わたしは掃除も洗濯も好きではないので、会社用にお弁当をつくってあげたりして、なんとか前線を死守しています(笑)。

ここにあるのは、最愛の妻と愛娘のため、日々腕をふるうイチローパパの料理レシピです。あるいは単に食べたものの記録です。基本的に、アトピーやデリケート肌――娘は食品添加物や悪い油にとても敏感なのです――でも、問題なく食べられる料理ばかりです。

ほかの方に読んでいただくため、というより、イチローパパの備忘録、という側面が強いです。

カスピ海ヨーグルトを手づくりする方法

カスピ海ヨーグルトは、ほかのヨーグルトとちがって、常温で発酵の進む、めずらしい菌を含んでいます。

わたしはカスピ海ヨーグルトを自宅で手づくりしていました。アトピーというか、崩れた腸内細菌バランスをもとに戻すためです。それからアトピーの抑制効果を期待して。アトピーとカスピ海ヨーグルトの関係については、この記事に書きましたので、ここでは割愛します。

とにかく毎日大量に食していました。一般的なヨーグルトより少し値の張るカスピ海ヨーグルトは家計には負担です。ところが市販品を種菌として使い、1リットルの牛乳パックを使って自作すれば、安価なヨーグルトよりさらにお安く食べられるのです。

つくり方はいたって簡単。

カスピ海ヨーグルトのつくり方

①常温_(1)の牛乳1リットルパックに、市販のカスピ海ヨーグルトを大さじ6杯入れて、かきまぜます。牛乳とヨーグルトは、1~2対10が基本です。固まりにくい場合はヨーグルトを多めにしてください。でも、種が3割以上になると固まりませんよ。なお、計量スプーンは使用直前に熱湯消毒します。

②ラップなどで口にふたをして、直射日光を避け、常温で8時間以上_(2)放置します。動かすと固まらないので注意が必要です。

③牛乳パックの側面がふくらみ、持ちあげるとずっしりと重く感じたら、固まっています。静かに傾けて、本当に固まったかどうか確認したら、冷蔵庫へ入れます。

脚注

(1)冬場はレンジで1分ほど温めると発酵時間を短くできます。(2)夏は6~24時間(冬は48時間かかることも)で固まります。夏場は12時間以上の放置を避けましょう。発酵時間が長いと、そのぶん雑菌が繁殖するリスクが高まるそうです。

カスピ海ヨーグルト

自家製ヨーグルトづくりには成分無調整牛乳がベストだそうですが、低脂肪乳でも問題なく固まりました。豆乳でもできます。

カスピ海ヨーグルトを手づくり

夏場は8時間もあればできあがります。寝る前に仕込んでおいて、昼食に常温のまま食べるとおなかにやさしいです。カスピ海ヨーグルトの故郷のコーカサス地方はヨーロッパの東端にあり、カスピ海と黒海に挟まれています。この土地は、100歳以上のお年寄りが元気に暮らす長寿地域で、各家庭では朝晩、ヨーグルトをどんぶり一杯ずつ食べるそうです。

カスピ海ヨーグルトの種菌を使うとより濃厚に

ちなみに、市販品カスピ海ヨーグルトの製造元のフジッコでは、粉末種菌も販売しているようですね。これで手づくりすると、ヨーグルトからつくるより粘りが強く、味が濃くしあがるという話を聞きます。試したことはありませんので、はっきりしたことはいえませんが。

カスピ海ヨーグルト種菌

アトピー抑制効果のあるヨーグルトはほかにもある

アトピーやアレルギーに効果があると謳っているヨーグルトはほかにもあります。わたしの場合、カスピ海ヨーグルトで劇的な便通改善効果が得られたため、そこに落ち着きましたが、ほかにも試してみたかった乳酸菌があります。タカナシのLGG乳酸菌や、オハヨーのL-55乳酸菌、小岩井のKW乳酸菌などです。

メーカー 商品 乳酸菌 健康機能
明治 R-1 R-1乳酸菌 インフル、風邪、整腸
明治 ブルガリア LB81乳酸菌 美肌、整腸
タカナシ おなかへGO! LGG乳酸菌 アレルギー、整腸
オハヨー L-55 L-55乳酸菌 アレルギー、整腸
小岩井 KW乳酸菌 KW3110 アレルギー、整腸
雪印 ガゼリ菌SP株 メタボ、抗酸化、整腸
セブンプレミアム 北海道ヨーグルト LA-2乳酸菌 整腸
フジッコ カスピ海 クレモリス菌FC株 免疫、整腸、美肌

なお、カスピ海ヨーグルト以外のヨーグルトを自宅でつくるなら、ヨーグルトメーカーによる温度管理が必要ですので、ご注意ください。

ヨーグルトをたくさん食べると乳製品の過敏症になるケースも

ヨーグルトをたくさん食べて、乳製品の過敏症(遅延型食物アレルギー)になった、というのはわたしです(笑)。なにしろ1日に600グラムほど食べていましたからね。そうなってむしろ当然です。

ただ、乳製品にはもともとアレルギーを引き起こしやすい性質があります。牛乳のたんぱく質は腸内で腐敗しやすく、腸粘膜にダメージを与えている恐れもあるそうです(詳細はこの記事)。

腸内細菌を増やしたり、お通じを改善するため、わたしのように毎日ヨーグルトをたくさん食べている方は、その点にご注意ください。とくに腸壁が破損している状態でのヨーグルトの常食は、過敏症を引きおこすリスクが高いと思います。

1日置きにするなど注意していれば、リスクは減らせると思います。あるいはわたしのように1日600グラムも食べない(笑)。

カスピ海ヨーグルトの乳酸菌を生きたまま封入したというサプリメントもあります。ヨーグルトというか、乳製品全般が食べられなくなってしまったので、わたしもそのサプリを一時期、利用していました。

サプリメントはカロリーの心配も、手づくりの手間もいりません。ヨーグルトとそういう乳酸菌サプリメントを上手に組み合わせて利用するというのもいいかもしれないですね。