2018年6月20日
イチローさん、はじめまして。
わたしは10年ほど前にカンジダ症になり、そこから再発を何回か繰り返していました。その間5年ほどピルを服用していたり、暴飲暴食していたこともあり、ここ最近はカンジダ症になりやすく、口角炎や爪にもカンジダの症状が現れており参っていました。
もともとアレルギー体質ではなかったのに最近アレルギー症状が酷くなったのも気になって色々調べていたところ、こちらに出会いました。もしかしたらリーキーガットになっているかもしれません…。
これまで安さと手軽さを優先していましたが購入する食材を見直し、100日くらいなら改善してがんばろうと思っています。
質問なのですが、イチローさんは徹底した食生活の中で付き合いで行かなければいけない飲み会や食事などはありましたか?
自分で作る食事には気をつけていますが、会社や友人との付き合いの中で、あまり良くないと書かれているものを食べることもあります。そういった際の対処法や対策などがあれば知りたいです。
よろしくおねがいします。
みいさん、はじめまして^^
いいえ、ありませんでした。アトピーの治療に専念していましたよ。
対処方法というのはむずかしいですよね。ほんとうは行かないのがいちばんだと思います。でも会食や飲み会というのは、人との大切なコミュニケーションの手段です。無下に断るわけにもいかない。かといって、身体に障るとわかっているものを口にするのもつらいものです。せっかくの努力が水の泡になりかねないですからね。
ちなみにわたしが外食や食事会、飲み会なんかの際に気をつけているのは、お店をよく吟味するということです。友人との飲み会などは率先して幹事を引き受けます。どんなお店にするか事前にみんなの意見を聞くにしても、最終決定権はわが掌中にあるからです(笑)。
お店は、なるべく素材を加工しないで出してくれるところを選ぶようにしています。しゃぶしゃぶとか焼き肉とか、鉄板焼きとかお寿司とか、鍋物とかお蕎麦とか麦とろとか、探せばいろいろあるものです。ブッフェもアリです。選択肢が多いのはいいことです。
避けているのは、揚げ物(外食産業の使う油はきわめて低品質だったり、トランス脂肪酸を含むことも多いため)と、低価格がウリのお店です(理由はお察しのとおり)。
オフィシャルな飲み会などで、お店がこちらの自由にならない場合は、そこのホームページで事前にメニューをチェックします。食物アレルギーのある食べ物を避けるためです。最近はアレルギー情報を載っけてくれているお店も増えていますから、さして手間はかかりません。
食生活改善中ということでしたら、まず気をつけたいのは、
・食物アレルギーのあるものを避ける。
・糖質(炭水化物)を食べすぎない。
・揚げ物を避ける。
・料理は肉より魚をチョイスする。
・糖質の多い酵母系のアルコール(ビール、日本酒、ワイン)を避ける。
といったところでしょうか。
可能なら直前にサラダとかこんにゃくとか寒天とかをたらふく食べておく、という手もあるかと思います。糖質の吸収がゆるやかになります。
それとなにより食べすぎない、というかと思います。病気の説明なんかしても相手に気を遣わせるだけですから、「今日はちょっとおなかの調子がよくない」とか「ダイエット中」とかいっておけばいいと思いますよ^^