2016年7月18日
このブログの方法は成人型とありますが、子供に置き換えるには無理があるでしょうか? 全てを拝読した訳ではないのですが、サプリやお風呂の入り方など。
現在4歳の子供です。生まれつきのアトピーで最近特にひどくなっています。以前は乳酸菌やカルシウムを飲ませていたのですが、母親が積極的ではなく(飲ませるのを忘れる)、結局、保湿や食事(魚や野菜中心。油もエゴマやオリーブオイル)くらいの療法になっており、毎年、体力がつけばとか夏になればとかで乗り切ろうとしています。
側で見ている者が本当にかわいそうになり、いろいろ試させるのですがそれも長続きしません。
とにかく、お風呂を嫌がります。シャワーも塩素除去ですが泣き叫びます。湯船に浸かることはまずありません。
肌は赤くかさぶたになり、かきむしることを止めませんし、夜も度々起きて痒がり、親もほとほと疲れています。
長々と申し訳ありません。サプリなど自分で調べれば良いのですが、ついお伺いしてしましました。柔らかい肌に戻してやりたいです。失礼いたしました。
そもそもアトピー対策において、サプリや入浴方法はあくまで二義的なもので、小食を中心とした食事管理が第一義とわたしは考えています。けれども、成長期の子どもに過度な食事制限をしいるのは問題が生じる可能性がありますよね。保育園や学校に入ると給食だってあります。食べものの管理はなかなかどうして徹底できません。断食などまず不可能です。
でも、わが子が苦しんでいる姿をみると胸がつぶれそうになる感覚、よくわかります。なんとかしてあげたいというお気持ち、痛いほどわかります。
以下はわたしが娘に徹底してきたことです。子ども向け自然療法&食事療法といっていいと思います。
- 食品添加物を避ける(加工食品も基本、食べさせない)。
- トランス脂肪酸は絶対に口にさせない(パンやお菓子にはマーガリンやショートニングがよく使われていますので、かなり注意しています)。
- 適度に日光を浴びる(日焼けどめは合成界面活性剤が入っていますからなるたけ使わない。ココナッツオイルで代用)。
- シャンプーや石けんも合成界面活性剤の入っていないものを使う(湿疹があったときは洗濯用洗剤も合成界面活性剤不使用のものを使いました)。
- 安全な野菜をたくさん食べさせる(普通の子の数倍食べています)。
- 納豆を毎日食べる。
- ぬか漬けを毎日食卓にのせる。
- どくだみ茶を飲ませる(デトックスにいいそうです)。
- 可能なら低濃度の塩水で塩浴させてあげる、という手もあります。海水浴もいいと思います。
うちの子はアトピーではありませんが、乳児湿疹がひどい時期がありました。なにもせず病院の薬に頼っていたら、いまごろはアトピーっ子だったかもしれません。
ちなみに成人型のアトピーと先天的なそれとのちがいについては、わたしは正直よくわかりません。ただ成人型は、本人が手を打たなければ一生治りませんが、幼少期からのものは成長するにつれ治ってくるケースもあると聞きます。
自然療法の世界では、子どもがアトピーに負けない体質づくりとして、なにより自然治癒力を奪わないことを重要視するそうです。薬漬け、予防注射漬けになってしまうと、この免疫力が育たない。動物性食品を減らし、玄米や野菜を中心とした自然食で自然治癒力をはぐくむ。そのほうが根本的解決につながる、と。
アトピーというのは、からだの毒出し作用ですから、なにかしたからといって今日明日どうなるものでもありません。経過をじっくり見守ってあげることも必要だと思います。
お子さん、よくなられることを心からお祈りしています。
イチロー拝
2016年9月20日
返信いただいたお礼がずいぶん遅くなり申し訳ありません。
あれから8月中頃まで痒みは続き、漸く親子共ゆっくり寝られるようになっています。
対処療法として載せていただいた内容は、ほとんど実践しているようで、ただ、食物の除去は消極的です。口に入れてすぐ痺れたりするものは食べないようにしている程度で、肉や少しですが甘いものも食べます。それは他の子達と同じようにしたいという親の気持ちからでしょう。
食べすぎは駄目と分かっていても、育ち盛りで食欲旺盛ですので大変です。できるだけ野菜で補おうとしますが、やはり揚げ物や肉類が好きですね。
標準より小さいですが、体格はよく、運動神経はかなりあります。あまり深刻に考えないほうがよさそうですね。
夏に海に行った数日間はかなりいい状態だったようで、海水浴は効きそうですが近くではありませんので残念です。
あと、IgG検査はかなり興味があります。もし受けられたら結果を報告します。
ちなみに私は親ではなく祖母です(笑)。有難うございました。
IgG検査、お子さんの場合は栄養バランスのかたよりや偏食の原因になったりする恐れもありますから、あくまで参考程度になさってくださいね。
お孫さん、どうかお大事に――。
追伸 おばあさまでしたか。失礼いたしました(笑)
2年後に追記:赤ちゃんや子どものアトピーに関しても、やはり腸内環境との関わりが深そうです。こちらにまとめています。