親や家族がアトピーを理解してくれない。どうすれば?

親や家族の無理解を打開する方法

タクろうさん
2016年7月5日

自宅浪人生で、今は毎日勉強しています。

勉強を主にしてやりたいので、出来る限り改善させるべく、運動と入浴、睡眠、添加物、原料、腸内環境、全然完璧でなくても自分の範囲内でやれることはやっています。

ですが、親の家にいるので食事も1日3食(特に朝)あるし、なんせ家族はアトピーに対し、保湿で掻かなければ治るという主張ぶりですので、肉もフツーに出ます。

家族も乾燥肌やアレルギー持ちなのに、腸内環境の話をしてもそっちのけで全然聞いてもくれません。この状況を打開する方法がないのかなぁ…と苦慮しています。

大学へいくまでの辛抱かなとも思っていますが、痒くて勉強に集中できなくなったりして大変です。

中高年世代には、とかく自分の知らないことを頭ごなしに否定したり、耳を傾けようとしなかったりする方が少なくありません。病気になったら検査と薬と医師が治してくれる、そう信じている。現代医療に全幅の信頼を置いている。

医療過誤の問題が頻出し、「医原病」(医療行為が原因で生じる疾患)という言葉がこれだけ流布してきているにもかかわらず、です。

でも、仕方ないのかもしれませんね。

昔は、個人が手に入れられる情報なんてたかがしれていましたから。こと医療に関していえば、お医者さんの話と『家庭の医学』くらいしか情報源がなかったわけです。

もちろんもうそんな時代ではありません。本当なら固着観念をふりはらい、情報リテラシーを高めていくべきと思います。でも、いったん頭に染みついた常識や習慣をひっくりかえすのは、とてもむずかしいものなのです。

ともあれ、いまは高度情報化社会。インターネット上には(玉石混淆ではありますが)世界中から情報が集まってきますし、最新の学術論文も読めます。気骨ある医師たちが、昔なら口にできなかったようなことを本に書いて出版してもいます。必要な情報にたどりつくことは昔よりずっと容易になっています。

それに、きょうの常識はあしたの非常識。科学は日進月歩。ちょっと前までみんなが信じていたことが、ある日を境に180度くつがえる、なんてこともざらです。コペルニクス的転回がこんにちでは日常的に起きています。

これからの時代を生きるひとは、だから多くの幅広い情報に触れ、自分の頭で日々考えなければならない。情報リテラシーを磨きつづけないといけない、と思います。

想像力も大切です。

たとえば、ある病気が一発で治る安価な薬があったとして、市場原理主義のこの世の中で、それが患者に届けられることがあるでしょうか。あるいは食生活を変えるだけで病気が治るとしたら。それを患者に伝えるでしょうか。そんなことをしたら、医療を飯の種にしている人たちの生活はどうなるでしょうか。

そういうことに考えをめぐらせられるかどうかも大事だと思います。

たくろうさんは、すでにご自分でいろいろと調べて試しておられるようですね。すばらしいことだと思います。

ご家族の考えを変えようとしてもなかなかうまくいかないかもしれません。だったら、いまは受験勉強にめいっぱい打ちこみ、生活を自分のコントール下に置けるようになったら、思うようにやってみられたらいいのでは。

かならず結果はでます^^

タクろうさん
2016年7月7日

家族の話。凄い参考になりました。今出来る範囲でやりつつ、勉強をいい大学に行くためではなく、さらにアトピーを完治させるためにも頑張ろうと思います。

自分は間違っていないんだと確信できたので凄く心強いです。

本当にこのブログに助けられてますので、これからも大いに参考にさせて頂きます!

またなんかあったら質問させてください!!

あっ、もちろん大学行くためにも勉強は頑張ります!

何度もスミマセン(*_*)

いえいえ、応援していますよ^^

追記)タクろうさんからのメッセージには、趣旨の異なる2つのご質問が含まれていましたので、分割してご紹介します。もうひとつはこちら。