遺伝と体質(アトピー体質、アレルギー体質、アトピー素因)

アトピーの原因は、遺伝や体質といわれます。病院でも、判で押したようにこの説明を聞かされます。本当にアトピー体質(アレルギー体質)、アトピー素因なんてあるのでしょうか。いえ、真相はもっと単純です。それを知れば、多くのアトピーはかならず治ります。

遺伝や体質ではない、アトピーの本当の理由

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アレルギーのメカニズムを知っても治らない

アトピーの原因はふつう、遺伝や体質で片づけられることが多いですよね。いくつもの病院で聞いたけれど、いつもそんなことをいってはぐらかされました。

「アトピー体質」(アレルギー体質)とか「アトピー素因」とかいうやつです。

自分でいろいろと調べた結果、それは本当の原因がわからないことをはぐらかす方便なのだと悟りました。

ようするに、専門家にもなぜ目の前の患者がアトピーなのか検討もつかないのです。なかには医学書片手に小難しい医学用語をふりかざし、アトピーの作用機序(メカニズム)を説明しだした先生もいました。

T細胞、NKT細胞、肥満細胞、ヒスタミン、アレルゲンなど、アレルギーのメカニズム

免疫とアレルゲンの話、肥満細胞やヒスタミンの働き、ヘルパーT細胞(Th1、Th2)、NKT細胞の話……。

健康本にもネットにも、アトピーのメカニズムに関するこうした情報はあふれています。アトピーに悩むわたしたちなら、一度は目にしたり聞いたりしたことのある言葉ばかり。多少難しい話でも、自分のからだでなにが起きているか気になるものだから、必死で理解しようと努めます。

ただ問題は、それを知ったからといって、アトピーが治るわけではないということ。

わたしたちが知りたいのは、なぜアトピーになったのか、その理由です。だいいち、わたしの親兄弟にアレルギー持ちはいないし、一代さかのぼったじいちゃんばあちゃんにもやはりアレルギー持ちはいない。かりに隔世遺伝だとしても、それならどうして三十前まで発病しなかったのか。

どう考えても、自分にアトピー素因があるとか、もともとアトピー体質(アレルギー体質)だったとか思えないわけです。

それに、わたしはメカニズムでなく、原因を知りたい。そうすれば対策が打てます。けれど、残念なことにそれを教えてくれた医師はいませんでした。

からだ全体とのかかわりを考えることで、
はじめてアトピーの原因が見えてくる

学問はいま専門化、細分化されていて、なんでも分業するのがならわしです。

ひるがえって医学も、骨のことは外科に、胃腸のことは内科に、皮膚のことは皮膚科に……こんなふうにこまかく分類されていて、医師は自分の専門分野には精通しているけれど、そのぶん専門外のことはほとんど知らない。

合理性を追求した結果か、医学の進歩が医師に専門化の道を強制したのかはともかく、そういうやり方が不合理になることもあります。だって、わたしたちのからだは全部つながっているのです。

たがいに影響しあっているのです。

人体を、腑分け(解剖)することはできます。でも病気を、器官ごとに線引きすることはできない、と思う。

それぞれの器官は、全体のひとつだからです。

それひとつで人体はなりたたないからです。

わたしたちのからだは、一つひとつの器官の集合体だからです。

そう考えると、ほかの器官を損なわずに、別の器官が壊れることなんてありえません。どこかが病気になったら、ほかの器官や、からだ全体とのかかわりを考えないで、その病気を理解することなど不可能なはずです。

必要なのは、アトピーになった理由を知ること

皮膚科の先生に聞いても、いつまでたっても埒(らち)があかないから、自分で調べました。

もう必死でしたね。

古今東西の医師、研究者らの発見、業績、声にじっくり耳を傾けました。東洋医学や伝統医学、自然療法にも目を向けました。

そうしてたどりついた答えは、じつに意外なものでした。

アトピーの原因=弱った腸

腸粘膜と腸壁がアレルゲンから体内を守る

からだの外から入ってきたものが、わたしたちの体内に侵入する最大の関門は「腸」です。だから、腸にはきわめて強固なバリア(腸粘膜)が築かれている。その奥ではさらに、屈強の兵隊たち(免疫細胞)が敵の侵入をはばんでいる。腸が弱ると、これが全部ダメになるのです。

腸が弱るとどうしてアトピーになるのかについては次の記事でもっときちんと説明しますので、このまま読み進めてください。

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やはり遺伝や体質などではなかった

それまで聞かされてきた遺伝や体質の話は、どうにも腑に落ちませんでしたが、この話はストンと胸に落ちてきました。

最近はよく耳にしますが、このころはほとんど知られていなかったのです。書物や健康事典、ネットは「アトピー体質」「アレルギー体質」「アトピー素因」の説明であふれかえっていました。

もちろん、遺伝や体質のケースがゼロとはいいません。生まれつき腸が弱いとか、腸内環境がよくないといった方も、もしかしたらおられるかもしれません。

しかし、かりにそうだとしても、アトピー体質(アレルギー体質)やアトピー素因などという薄ぼんやりしたものが原因でないなら、なにか打つ手はあるはず。腸を元気にする方法はいろいろありますから。

とにかく、たいていのアトピーに関しては、遺伝でも体質でもないぞと、わたしは確信するにいたりました。

さあ、ここからが本題。

なお、わたしは医者でも研究者でもありませんから、話は医学的な見地でなく、あくまで実体験をベースにしています。

いろんな書物や論文などからヒントをもらいましたが、それらを自分で実践して真偽をたしかめました。そうやって最終的に納得したものだけを再構成し、自分なりの経験則と方法論にまとめあげました。

むずかしい部分はなるべく噛みくだいて、簡単に書くように心がけました。それでも、ちょっと難しいところはあるかもしれない。

が。

アトピーを完治させるうえでいちばん大切なのは、背景にある理由をきちんと理解しておくことなのです。そうすれば、やるべきことを信念を持って実行し、いまどうしてそれが必要なのかを確信しつづけることができるからです。

次の記事は、腰を据えて読んでください。

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管理人/イチロー

アトピー歴十数年。妻と娘との三人暮らし。数年前、ずっと目をそむけてきたアトピーが仕事もできないほど悪化。否応なく病気とがっぷり四つに組み、百日かけてねじふせました。その実践術のすべてを公開します。ひとりでも多くの方が、あの苦しみから逃れられますように。
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