治療法&対策グッズ ①ハウスダスト対策ほか

あまりにつらい脱ステ期を乗り切るため、本当にさまざまな手を打ちました。覚えているだけでもざっとこのとおり。なかには効果を感じたものもありますので、脱ステ期の方は参考にしてみてください。

もっとも、これだけではアトピーは完治しません。5章と6章の「具体策」も合わせて実践することを、強くおすすめします。

ハウスダスト対策【★★★☆☆】←体感効果(以下同)

ほこりまみれの部屋では、アトピーは確実に悪化しますよね。掃除を励行し、空気清浄機も活用したほうが吉です。妻が花粉症なので、うちは現在、寝室とリビング、書斎で3台フル稼働中です。

空気清浄機寝室の空気清浄機。ダイキンとシャープとパナソニックを使用していますが、こいつが一番メンテが楽。ハウスダスト、花粉、ウイルスなどしっかり除去してくれています。反応も一番いいようです。おならをすると、1秒後にはまっ赤になって動きだします。奮発して、しっかりしたものを買ったかいがありました(笑)。後継機はこちら。

ベータグルカンのサプリメント【★★★☆☆】

ベータグルカンはきのこ類などに含まれる免疫活性化物質で、アレルギー改善にも効果があるといわれています。わたしはベータグルカンを多く含むアガリクスと霊芝を併用していました。即効性はありませんでしたが、つづけているうちに症状が楽になった気がしました。

合計で月1万円くらいの支出でした。2年ほどつづけました。海外製品ならずっと安く手に入るようです。ベータグルカンの記事でくわしく紹介しています。

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お風呂の塩素除去【★★★★★】

肌がぼろぼろに傷ついている場合、水道水の塩素が刺激となって、炎症を悪化させ、かゆみを増悪させます。これを避けるにはビタミンCをほんの少し浴槽に投入すればいいだけ。ビタミンCが塩素と結びつき、化学変化を起こすので、塩素が消滅します。これは、脱ステ期からずっとつづけており、今後もつづけていくつもりです。

途中、面倒で1年ほどやめていた時期がありますが、アトピーが再発したのはこの時期のことです。再発の直接原因が塩素だとは思いませんが、再発の引き金のひとつだったではないかと思います。具体的なやり方は塩素除去の記事にあります。

塩浴【★★★★☆】

入浴時にひとつかみの塩を浴槽へ入れると、体がぽかぽかと暖まり、汗をかきやすくなります。アトピーの皮膚は汗腺が退化しているケースが多いですが、これをやると、炎症の原因物質である老廃物や毒素、ステロイド残留物などを排出するのに役立ちます。ただし、追い炊きすると湯沸かし器がさびつきそうなので、わたしはいつからかよく汗をかいたあと、洗い場で皮膚に塩を直接もみこむようにしてマッサージする方法に切り替えました。

傷ついた皮膚はひりつきますが、アトピーのつきあげるようなかゆみよりはマシ。入浴後は血行がよくなってかゆみが増すところを、塩浴後はしばらくかゆみも治まるのです。お塩の選び方などは塩浴や塩マッサージの記事にまとめました。

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治療法&対策グッズ ②サウナ、日焼けほか

海水浴【★★★★★】

効果絶大です。ハワイ島へ行ったとき、透明度世界一に選ばれたこともある、美しいプライベートビーチで一日中泳いでいたら、初日からアトピーが驚くほどよくなり、3日目にはほとんど消えてしまいました。夜もぐっすり眠れました。強い太陽、ミネラルたっぷりの海水、ストレスフリーの時間、この3つの相乗効果でしょう。

この体験から、脱ステ期はちょっと無理してでも、年1回は常夏の島へ旅行するようにしていました。なにも余裕があったわけではないのですけれど、芋の子を洗うような国内の海水浴場でアトピーの肌をさらすのは、どうにも気がひけましたもので。帰国後は毎回おけらになって、半年くらいきゅうきゅういってました(笑)。ちなみに、塩浴をはじめたのは、この体験が下敷きです。

海水浴フィジーのとある島へ訪れた際、アトピーが急速に癒えたことはいまもはっきり覚えています。フィジーではカバカバという向精神薬の存在も知りました。カバカバについては、不眠のページにまとめました。ちなみに、カヌーを漕いでいるのはタイ人と米国人の、ゲイのカップルです。ソフィスティケートされた、やさしい2人でした。

タンニング(日焼け)【★★★★☆】

これも効果アリ。夏場、ベランダや近所の河川敷に寝転がって全身を焼いていると、効果てきめん。日光を浴びると体内でビタミンが合成されたり、免疫力があがったりするそうですが、日焼けとともにアトピーの炎症はかなり治まってきます。日差しで肌が強くなるのか、日光の強力な殺菌力が作用するのか、理由は定かでありませんが、とにかく効果絶大。汗を大量にかくのも、デトックスという意味でいいのでしょうね。

冬場は、小型のタンニング(日焼け)マシンを買って、うちのなかで焼いていました。紫外線の影響が怖かったので、脱ステが終了した時点で過度の日焼けはやめ、タンニングマシンも売り払いました。

サウナ【★★★☆☆】

脱ステ期はとにかく汗をかいて、強制的に皮膚の下に溜まった老廃物や毒素、体内に蓄積したステロイド残留物などを外へ排出してやることが肝要です。サウナは強力にその手助けをしてくれます。昔住んでいたアパートの近所にサウナのある風呂屋があったものですから、妻と週4日くらいで風呂屋通いをしていました。開放的な浴場で、ストレス発散にも役立ったように思います。

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口腔内の詰め物の除去【★☆☆☆☆】

わたしが子どものころ、歯医者さんがよく使っていたアマルガムという詰め物が、アレルギーの原因になっているとする説があります。それを知るやいなや、わたしは歯医者へ飛んでいきました。事情を話し、アマルガムが自分の口のなかにあるかどうかを調べてもらったところ、2か所で使用されていました。すぐに取り除いてもらい、アトピーが治るのをいまかいまかと首を長くして待ちましたが、なんの変化も訪れませんでした。

歯性病巣感染の治療【★★☆☆☆】

虫歯がひどくなると、歯科クリニックでは根管治療を行ないます。よくある治療法のひとつですね。歯の神経を抜き去り、なかを掃除し、消毒し、被せ物をするというやつですが、その際にばい菌が入りこみ、被せ物のなかで時間をかけて炎症が広がり、膿が溜まり、これが顎の骨を溶かしたり、歯ぐきに穴を空けて、外へ出てきたりするのです。歯性病巣感染といいます。こうした感染病巣が出す毒素が血流に乗ると、皮膚炎などの全身症状を引き起こすことがあるそうです。そんな新聞記事を目にして、またも歯医者へすっ飛んでいきました。

レントゲンで調べてもらったところ、神経を抜いた歯が数本あり、このうち2本は歯性病巣感染を起こしていました。ずいぶん前から自覚症状もありました。歯ぐきが腫れていて、かかりつけの先生には訴えていたのですが、テキトーにあしらわれていたのです。聞くところによると、根っこの治療は手間ばかりかかってお金にならないうえ、完治させるのが難しいらしいです。

新規で訪れたクリニックで事情を説明すると、親身に相談に乗ってくれました。完治には抜歯しかないとのこと。抜歯してから歯ぐきを切開し、奥にある感染病巣をえぐるように取り除くのです。半年がかりで2本ともやりましたが、これもアトピーには変化がありませんでした。でも、気になっていた口臭が消失したから、星2つ(笑)。

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治療法&対策グッズ ③湯治(温泉療法)ほか

食事制限【★★★★★】

脱ステ当時は、腸管のへたりがアトピーに関与しているとは露にも思わなかったので、5章や6章で書いたような厳密な食事コントロールは実施していませんでした。単純にインスタント食品や加工食品、スナック菓子などを減らす、というもので、除去したものにもたまに手を伸ばしていましたから、ほとんど効果は実感できませんでした。

3年前、アトピーが再発してからは、もう少し厳格に食事制限を行なうようになりました。方法は、(1)肉と乳製品を減らし、たんぱく質は魚と大豆から摂取、(2)野菜を多く食べる、とくにキャベツは湯通しして毎日大量に食べる、(3)インスタント食品やスナック菓子は食べない、(4)外食は控える――こんなところですね。完治までの100日間は食生活をさらに厳しく律しました。

食事制限はしっかりやれば大きな効果が得られます。5章と6章を参考にしてください。

温泉療法【★★★☆☆】

温泉につかっていると、泉質によって効果は変わるものの、アトピーは楽になることが多いです。リラクゼーション効果も大きいのでしょう。群馬の草津や栃木の中善寺などは、アトピーがよくなったことから、よく記憶に残っています。

数週間、湯治に行けば、かなり軽快するのではないかと思います。けれど、都会の生活に戻れば、たぶんアトピーは復活するでしょう。いまの生活環境で治す、というのでないと意味がないため、おすすめはしません。が、脱ステ期の苛烈な症状を乗り越えるためには温泉を利用するのもアリだと思います。
草津温泉この写真をみると、家族旅行の思い出より先に、脳裏に「お湯のなかにもコーリャ、花が咲くヨ。チョイナ、チョイナ」という湯もみ唄が去来します。そうです。草津の湯の花です。

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ビオチン療法【★★☆☆☆】

ビオチンはビタミンB群に属するビタミンです。アレルギーの炎症を間接的に抑える効果があるとか、壊れた皮膚の修復にも関わっているとかいわれています。ビオチンについては、ビオチンの記事にまとめました。

昔から伝わる民間療法【★★☆☆☆】

アトピーや皮膚炎に効果のありそうな、昔ながらの民間療法もいくつか試しました。里芋パスター、椎茸昆布スープ、第1大根湯とかです。民間療法の記事に具体的なやり方をまとめました。

漢方薬【★★★☆☆】

悪血(汚れてどろどろの血液)は、東洋医学では万病の原因とされており、アトピーの原因ともいわれます。この悪血をとりのぞく作用がある、駆悪血剤と呼ばれる漢方薬をいくつか試しました。再発後のことです。わたしの舌の裏を見た漢方医の先生に、「悪血がかなりたまってるね」と指摘されたからです。悪血と漢方薬の話は漢方薬の記事にまとめました。
※舌の裏の静脈が膨張していれば、悪血がある証拠だそうです。

漢方薬駆悪血剤の「桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)」。アトピーの原因とされる悪血(瘀血)を体外へ排出します。

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治療法&対策グッズ ④禁煙ほか

お灸【★★☆☆☆】

悪血をとりのぞく効果があると聞いて、チャレンジしました。無手勝流です。それでダメなら鍼灸院へ行こうと考えていました。まずは皮膚炎やアレルギーに効くツボを調べ、そこへ灸を据えてみると――。

なんと、かゆみがすっと引いたのです。詳細はお灸の記事にあります。

禁煙【★★☆☆☆】

アトピーが数年前に再発したことはすでに述べたとおりですが、これが本当に激しいもので、自然塩を使ったマッサージや日焼け、海水浴などそれまで効果のあった方法をことごとく試したけれども効かず、途方にくれました。とにかく日々悪化する。禁煙と禁酒は、真っ先にとりくみましたね。

それでも悪化に歯止めがかかりませんでした。禁煙の好転反応で、一時的に肌が荒れたりニキビができたりすることがあると聞いたことがあったので、大丈夫、これはよくなる兆候にちがいない、と自分にいいきかせていました。結局、禁煙禁酒を半年つづけても、症状は改善しませんでした。

もっとも、タバコが健康によくないのは抗いようのない事実ですし、それまで幾度となく失敗していた禁煙に、ついに成功したという点では、思わぬ拾い物をしたという心持ちです。

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瀉血【★★★★☆】

再発後、いろいろな治療法を試しましたが、症状は重くなっていくばかり。にっちもさっちもいかなくなり、以前から気になっていた瀉血をやることに決めました。悪血を強制的に抜いてしまうという治療法です。

瀉血で、症状は劇的に改善しました。しかし、思わぬ落とし穴が待っていたのです。詳細は瀉血療法の記事にまとめました。
瀉血カップと減圧器韓国製の吸引カップと手動吸引器。戦前は日本でも、床屋さんあたりで普通に瀉血を行なっていたそうです。

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