①1日2食&少食

【★★★★★】 ←5段階で重要度を示します(以下同)

朝食抜きの1日2食が、アトピー完治への第一歩

1日3食しっかり食べていると、胃腸は1日中働きどおしで、休む暇がありません。すると傷ついた腸壁を修復する時間がとれません。そればかりか、消化力の落ちた状態で過食すると、食べたものを完全に消化できなくなります。これは宿便になります。宿便は数週間で発酵、分解されて消えてしまいますが、その途中で腐敗が起こり、その毒素が血液に乗って全身にまわり、さまざまな病気を引き起こすのです。

アトピーもそのひとつです。

未消化のたんぱく質や、さまざまな有害物質、宿便の毒素、こうしたものが痛んだ腸壁から体内にとりこまれて、悪さをしているのです。

朝は、水か野菜ジュースを400~500cc飲むだけの1日2食がいいです。理想は、夕食から翌日の昼食まで、最低16~18時間あけることです。昼食が12時とすると、前日の夕食は18時ごろに摂るのがベスト。遅くとも20時までには夕食をすませるべきです。

朝食べないと力が出ないとか、脳に栄養が回らないから勉強や頭脳労働に支障をきたす、とかいわれますが、慣れれば大丈夫です。脳はエネルギー源にブドウ糖しか使わない、という説がありますが、これもまちがい。脳へ供給するブドウ糖が足りなくなると、からだは体内の老廃物や脂肪を溶かしだして、エネルギーとして利用することがわかっています。その結果、吹き出物も減り、肌はきれいになります。思いがけない拾いものですね。

胃腸を休ませると排毒が盛んになり、宿便もでる

ヒトのからだは消化の最中、排泄作業をストップします。だから、過食は老廃物や毒素を溜めこむ元凶なのです。反対に、胃腸を休ませると、これまで消化に使っていたエネルギーを排泄や解毒にまわすことができ、体内に堆積した化学物質や毒素、老廃物などを外へ出す働きが活発化します。

宿便も出ます。1日2食にして1か月ほど経ったころ、わたしは夕食後、連続5回もトイレに駆け込む羽目になりました。黒く異臭を放つ便が大量に出ました。排便後、炎症が急速に癒えたのを覚えています。1日2食にして腸を休ませると便通が改善します。完治も飛躍的に早まります。

夜食と間食をやめて、少食にする

夜食や間食はつつしみました。消化には順番があります。夜食や間食はこれを邪魔しますので、消化器に負担をかけるうえ、食べたものがきちんと消化されません。アレルギーの原因になります。

※胃に送られた食物は胃液と混ぜ合わされ、たんぱく質はポリペプチドに分解されます。次の小腸では、すい液や胆汁、腸液を分泌。これらは弱アルカリなので、胃酸の酸性を中和。たんぱく質やポリペプチドをアミノ酸に、脂肪を脂肪酸とグリセリンに、炭水化物をブドウ糖などに分解し、腸壁から吸収します。次の大腸では消化酵素の分泌はありません。水分の吸収が中心です。残った不消化物や消化液などは便として排泄されます。

食べる量を減らす、ということも同時に意識しました。腹8分目からはじめて、最終的には腹6分。とくに昼食は、休んでいた消化器をいたわるという意味で、なるべく軽くすませるのがいいようです。

食べる際はよく噛みます。50~100回咀嚼して飲みこむようにすると、唾液の酵素が消化を手助けしてくれますし、満腹中枢がほどよく刺激されて、少量でもおなかがふくれます。

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少食にすれば、動物は健康に長生きできる

欧米の医学や栄養学では何十年も前から、摂取カロリーを30~40%に制限した動物の寿命は、好き放題食べている動物に比べて格段に長く、がんの発症や老化が遅くなる、という研究が多数発表されています。米国の国立老化研究所でも、摂取カロリーを60%に抑えると、寄生虫からサルまで寿命が50%も延びることが動物実験でたしかめられたそうです。

究極的なカロリー制限ともいえる断食では、皮膚の若返りが著しく、シワが消え、そばかすや発疹、吹き出物が消えていく、と複数の専門家が指摘しています。

カロリー制限は、免疫力や抗炎症作用を高め、糖尿病のリスクを軽らし、心臓の働きを強くするのです。老化の速度は遅くなり、健康寿命も延びるのです。

1日2食&少食は、アトピーの治療に役立つばかりでなく、こうしたメリットも同時に与えてくれます。まさにいいことずくめです。

ただし、朝昼晩とどんぶり飯をかっこんでいた方がいきなり1日2食にするのは少し無理があるかもしれません。そんな方は、まず間食と夜食をやめてみるといいですね。それから食べる量を少しずつ減らし、そのうち朝は野菜ジュースだけにする。段階を踏むとうまくいくと思います。

ニンジンリンゴジュースで毎朝、ビタミン&ミネラル補給

わたしは毎朝、ニンジンとリンゴでコップ2杯分のフレッシュジュースをつくって飲んでいました。現代食はビタミンやミネラルが不足しがちです。精製された穀物や糖質は、ビタミンやミネラルがそぎおとされているからですね。また、糖質過多の食生活も過剰にビタミンとミネラルを消費します。ニンジンには、ヒトのからだに必要な約130種のビタミンとミネラルがすべて含まれています。リンゴも栄養満点。リンゴ酸には消炎作用があるし、なによりニンジンジュースにリンゴをくわえることで、風味がぐっとよくなります。

※玄米や全粒小麦を精製して白米や小麦にするということは、ビタミンやミネラルをたっぷり含んだ胚芽をとりのぞくということです。砂糖も同じです。黒砂糖から白砂糖をつくる過程では、ビタミンとミネラルを含む糖みつを遠心分離器で除去するのです。

それに、ジュースの糖分が血糖値をあげてくれるから、低血糖で朝から頭がぼんやりする、ということもありません。栄養豊富な皮ごと搾りたいので、有機ニンジンを使います。ちょっと贅沢ですが、1日2食&少食で食費は確実に減るのだから、このくらい許容範囲だよ、と妻を幻惑しました(笑)。いまも毎朝1杯飲んでいます。妻も娘も大好物なので、わたしの1日はニンジンとリンゴを切ることからスタートします。つくり方はニンジンリンゴジュースの記事にまとめました。

ニンジンリンゴジュースニンジンリンゴジュース。絞りたてのニンジンリンゴジュースのうまさたるや、言葉では表現できないほどです。起き抜けのからだが息を吹き返すのがわかります。デトックス効果も高いそうです。

ちなみに、青汁という選択肢もあります。製品にもよりますけれど、青汁も栄養素を豊富に含んでいますから、ニンジンリンゴジュース同様、デトックスに役立ちます。青汁の選び方はこちらの記事にまとめていますので、興味のある方は目を通してみてください。

食事制限で便秘になったら水酸化マグネシウムの出番

1日2食&少食をはじめると、最初は便秘がちになるかと思います。かくいうわたしもそうでした。そんなときは緩下剤の水酸化マグネシウムが便利です。一般の便秘薬は腸壁をただれさせ、強引に排便を促すしくみですが、水酸化マグネシウムは腸内で水分をたくわえて便をだすので、腸への負担がなく、腹痛もありません。習慣性や副作用もないといいます。水酸化マグネシウムについては、水酸化マグネシウム(スイマグ)とミルマグの記事にまとめています。

ミルマグ(水酸化マグネシウム)水酸化マグネシウムを含有したサプリメントです。

食事制限をあまりガチガチにやると、ストレスの種になってしまいます。ストレスはアトピーの天敵です。食事内容や量を制限しているからこそ、わたしは食から無理に目をそむけるのでなく、貴重な食を楽しむ、ということに目を向けました。ストレスでどか食い、なんてことになると元も子もありませんからね。お暇なときにiHerbのおすすめ軽食&お菓子の記事をどうぞ。

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自宅で手軽にお灸に挑戦

お灸には、免疫力アップや毒素排出の作用がある

お灸は、もぐさをツボに置いて燃やすことで、熱刺激を与える療法です。

内臓の病変なんかはからだの表面にあるツボに投影されるから、そこへ刺激を与えてやれば健康がとりもどせるはず、という考え方ですね。

昔は、お年寄りがよく、お灸を据えていたものです。わたしのじいちゃんも、縁側に腰掛けて、お灸をしょっちゅうやっていましたし、わたしの父は悪さをしたら、文字どおり本物のお灸を据えられたそうで、背中や肩にいまも火傷跡が残っています。父はお灸のことを「やいと」といい、思いだすといまだに恐怖を感じるようです。わたしも子どものころは、悪さをすると「やいと据えるぞ」とよく脅かされたものです。本当に据えられたことはありませんが。

やり方は、2つあります。

ひとつは有痕灸。直接、皮膚にもぐさを乗せて、火をつけます。ごく軽い火傷を負います。父が据えられたのはこれですね。もうひとつは無痕灸。生生姜やニンニクを皮膚に置き、そのうえにもぐさを乗せて点火。熱刺激は温和なもので、火傷もしません。

お灸手前がもぐさ。よもぎを乾燥させたものです。よもぎの精油成分はからだにいい働きをするようです。

一般に、消化器や呼吸器の慢性疾患、神経痛、リウマチなどの方がよく利用されますが、そのほかにも対象となる病気は多岐にわたります。刺激するツボ(約360の正穴と約150の奇穴が定められている)によって、さまざまな病気に効果があるといわれます。そのなかには、アトピーや蕁麻疹、皮膚炎の体質改善を目的としたツボもあります。

有灸痕は、温熱効果にくわえ、あえて小さな火傷を負わせることで、からだから白血球増加や免疫物質生成、毒素排出などの反応を引きだすものです。無灸痕より効果が高いです。わたしの場合、単なる健康増進でなく、病気治療が目的だったので、有灸痕をやってみることにしました。

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小さな火傷に恐怖、怖くて断念

有灸痕の狙いは、火傷によって、ヒトの免疫の底力を引きだしてやろうというものですから、火傷の跡が残ることがあります。水疱ができることもあります。わたしは、手の甲にある「合谷」というツボに繰り返しもぐさを乗せていたら、やがて火傷跡がくっきりとできてしまいました。

「合谷」以外に、肩先にある「肩ぐう」、ひじにある「曲池」、ひざのうえにある「血海」、ひざのしたにある「足三里」などに有灸痕を据えていました。どれも、アトピーの体質改善につながりそうなツボです。

お灸をはじめると、かゆみがすっと引くのがわかりました。終わるともとに戻りますが、やっているあいだは、かゆみを少し忘れさせてくれます。

けれども、わたしはいつまでも慣れませんでした。父と同じように、やいとが怖いのです。

もぐさをこよりのように結って、小さくちぎり、ツボに乗せて、線香でちょんと火をつける。もぐさがチリチリ燃えはじめ、皮膚に熱を感じた瞬間に指でつまんで消す、これを繰り返すのですが、一瞬とはいえ、相手は火ですからやはり熱い。怖じ気づきます。

それと、お灸を据えるたび、妻がわたしの書斎に「煙たい煙たい」といいながら駆けこんできて大騒ぎするため、ひと月ほどでやめてしまいました。東洋医学は長期戦必至です。わたしはフェードアウトしてしまいましたが、つづけていれば、なにがしかの効果は感じたのかもしれません。

用意するもの

もぐさ、線香、線香の燃えかすを落とすための灰皿、ライター、水で濡らしたティッシュペーパー。
もぐさと線香「せんねん灸もぐさ」
「アマゾン」で500円前後。線香つきです。63gも入っていますから、ずいぶんもちますよ。

【やり方】

①ツボにマジックなどでちょんと印をつける。
②もぐさをちぎって手のひらに置き、人差し指で細長くよじります。
③それを米粒の半分くらいの大きさにちぎります。これが1回分。
④濡らしたティッシュで、ツボを軽く湿らせます。
⑤そこへもぐさを乗せます。
⑥線香で、もぐさに点火します。
⑦もぐさが8割燃えて、チクンと熱刺激があった瞬間に指でもみ消します。
⑧ひとつのツボに5~10回ほど繰り返します。
⑨1日1回、毎日つづけます。
 
※ツボの位置や、対応する病気などは、「せんねん灸」のホームページなんかにくわしく書いてありますよ。

なお、糖尿病の方は火傷から感染症にかかることもあるそうですので、はじめるまえに主治医への相談が必要ですね。

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