①1日2食&少食

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朝食抜きの1日2食が、アトピー完治への第一歩

1日3食しっかり食べていると、胃腸は1日中働きどおしで、休む暇がありません。すると傷ついた腸壁を修復する時間がとれません。そればかりか、消化力の落ちた状態で過食すると、食べたものを完全に消化できなくなります。これは宿便になります。宿便は数週間で発酵、分解されて消えてしまいますが、その途中で腐敗が起こり、その毒素が血液に乗って全身にまわり、さまざまな病気を引き起こすのです。

アトピーもそのひとつです。

未消化のたんぱく質や、さまざまな有害物質、宿便の毒素、こうしたものが痛んだ腸壁から体内にとりこまれて、悪さをしているのです。

朝は、水か野菜ジュースを400~500cc飲むだけの1日2食がいいです。理想は、夕食から翌日の昼食まで、最低16~18時間あけることです。昼食が12時とすると、前日の夕食は18時ごろに摂るのがベスト。遅くとも20時までには夕食をすませるべきです。

朝食べないと力が出ないとか、脳に栄養が回らないから勉強や頭脳労働に支障をきたす、とかいわれますが、慣れれば大丈夫です。脳はエネルギー源にブドウ糖しか使わない、という説がありますが、これもまちがい。脳へ供給するブドウ糖が足りなくなると、からだは体内の老廃物や脂肪を溶かしだして、エネルギーとして利用することがわかっています。その結果、吹き出物も減り、肌はきれいになります。思いがけない拾いものですね。

胃腸を休ませると排毒が盛んになり、宿便もでる

ヒトのからだは消化の最中、排泄作業をストップします。だから、過食は老廃物や毒素を溜めこむ元凶なのです。反対に、胃腸を休ませると、これまで消化に使っていたエネルギーを排泄や解毒にまわすことができ、体内に堆積した化学物質や毒素、老廃物などを外へ出す働きが活発化します。

宿便も出ます。1日2食にして1か月ほど経ったころ、わたしは夕食後、連続5回もトイレに駆け込む羽目になりました。黒く異臭を放つ便が大量に出ました。排便後、炎症が急速に癒えたのを覚えています。1日2食にして腸を休ませると便通が改善します。完治も飛躍的に早まります。

夜食と間食をやめて、少食にする

夜食や間食はつつしみました。消化には順番があります。夜食や間食はこれを邪魔しますので、消化器に負担をかけるうえ、食べたものがきちんと消化されません。アレルギーの原因になります。

※胃に送られた食物は胃液と混ぜ合わされ、たんぱく質はポリペプチドに分解されます。次の小腸では、すい液や胆汁、腸液を分泌。これらは弱アルカリなので、胃酸の酸性を中和。たんぱく質やポリペプチドをアミノ酸に、脂肪を脂肪酸とグリセリンに、炭水化物をブドウ糖などに分解し、腸壁から吸収します。次の大腸では消化酵素の分泌はありません。水分の吸収が中心です。残った不消化物や消化液などは便として排泄されます。

食べる量を減らす、ということも同時に意識しました。腹8分目からはじめて、最終的には腹6分。とくに昼食は、休んでいた消化器をいたわるという意味で、なるべく軽くすませるのがいいようです。

食べる際はよく噛みます。50~100回咀嚼して飲みこむようにすると、唾液の酵素が消化を手助けしてくれますし、満腹中枢がほどよく刺激されて、少量でもおなかがふくれます。

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少食にすれば、動物は健康に長生きできる

欧米の医学や栄養学では何十年も前から、摂取カロリーを30~40%に制限した動物の寿命は、好き放題食べている動物に比べて格段に長く、がんの発症や老化が遅くなる、という研究が多数発表されています。米国の国立老化研究所でも、摂取カロリーを60%に抑えると、寄生虫からサルまで寿命が50%も延びることが動物実験でたしかめられたそうです。

究極的なカロリー制限ともいえる断食では、皮膚の若返りが著しく、シワが消え、そばかすや発疹、吹き出物が消えていく、と複数の専門家が指摘しています。

カロリー制限は、免疫力や抗炎症作用を高め、糖尿病のリスクを軽らし、心臓の働きを強くするのです。老化の速度は遅くなり、健康寿命も延びるのです。

1日2食&少食は、アトピーの治療に役立つばかりでなく、こうしたメリットも同時に与えてくれます。まさにいいことずくめです。

ただし、朝昼晩とどんぶり飯をかっこんでいた方がいきなり1日2食にするのは少し無理があるかもしれません。そんな方は、まず間食と夜食をやめてみるといいですね。それから食べる量を少しずつ減らし、そのうち朝は野菜ジュースだけにする。段階を踏むとうまくいくと思います。

ニンジンリンゴジュースで毎朝、ビタミン&ミネラル補給

わたしは毎朝、ニンジンとリンゴでコップ2杯分のフレッシュジュースをつくって飲んでいました。現代食はビタミンやミネラルが不足しがちです。精製された穀物や糖質は、ビタミンやミネラルがそぎおとされているからですね。また、糖質過多の食生活も過剰にビタミンとミネラルを消費します。ニンジンには、ヒトのからだに必要な約130種のビタミンとミネラルがすべて含まれています。リンゴも栄養満点。リンゴ酸には消炎作用があるし、なによりニンジンジュースにリンゴをくわえることで、風味がぐっとよくなります。

※玄米や全粒小麦を精製して白米や小麦にするということは、ビタミンやミネラルをたっぷり含んだ胚芽をとりのぞくということです。砂糖も同じです。黒砂糖から白砂糖をつくる過程では、ビタミンとミネラルを含む糖みつを遠心分離器で除去するのです。

それに、ジュースの糖分が血糖値をあげてくれるから、低血糖で朝から頭がぼんやりする、ということもありません。栄養豊富な皮ごと搾りたいので、有機ニンジンを使います。ちょっと贅沢ですが、1日2食&少食で食費は確実に減るのだから、このくらい許容範囲だよ、と妻を幻惑しました(笑)。いまも毎朝1杯飲んでいます。妻も娘も大好物なので、わたしの1日はニンジンとリンゴを切ることからスタートします。つくり方はニンジンリンゴジュースの記事にまとめました。

ニンジンリンゴジュースニンジンリンゴジュース。絞りたてのニンジンリンゴジュースのうまさたるや、言葉では表現できないほどです。起き抜けのからだが息を吹き返すのがわかります。デトックス効果も高いそうです。

ちなみに、青汁という選択肢もあります。製品にもよりますけれど、青汁も栄養素を豊富に含んでいますから、ニンジンリンゴジュース同様、デトックスに役立ちます。青汁の選び方はこちらの記事にまとめていますので、興味のある方は目を通してみてください。

食事制限で便秘になったら水酸化マグネシウムの出番

1日2食&少食をはじめると、最初は便秘がちになるかと思います。かくいうわたしもそうでした。そんなときは緩下剤の水酸化マグネシウムが便利です。一般の便秘薬は腸壁をただれさせ、強引に排便を促すしくみですが、水酸化マグネシウムは腸内で水分をたくわえて便をだすので、腸への負担がなく、腹痛もありません。習慣性や副作用もないといいます。水酸化マグネシウムについては、水酸化マグネシウム(スイマグ)とミルマグの記事にまとめています。

ミルマグ(水酸化マグネシウム)水酸化マグネシウムを含有したサプリメントです。

食事制限をあまりガチガチにやると、ストレスの種になってしまいます。ストレスはアトピーの天敵です。食事内容や量を制限しているからこそ、わたしは食から無理に目をそむけるのでなく、貴重な食を楽しむ、ということに目を向けました。ストレスでどか食い、なんてことになると元も子もありませんからね。お暇なときにiHerbのおすすめ軽食&お菓子の記事をどうぞ。

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Recipe【ニンジンリンゴジュース】

人間のからだには約30種のビタミンと、約100種のミネラルが必要です。これらすべてを含むのが、ニンジンです。とくに、万病のもとである活性酸素をとりさるベータカロテンの含有量は相当なものです。

リンゴはビタミン類のほか、種々のミネラルや酵素、有機酸をバランスよく含みます。放射性物質を体外へ排出してくれるペクチンや、腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖なんかも含んでいます。

これらニンジンとリンゴからつくったジュースは朝の栄養補給源としてたいへんすぐれたものなのです。わたしがアトピーを完治させるにあたっては本当に欠かせないものでした。英国やメキシコではがん治療にニンジンリンゴジュースを用い、かなりの成果をあげているそうです。

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ニンジンリンゴジュースのつくり方

①ニンジン2本とリンゴ1個を用意。

ニンジンとリンゴニンジンのベータカロテンは皮の部分に多く含まれます。有機栽培なら皮ごと安心して使えます。わたしはいつも有機ニンジンを「自然食21」で買っています。有機栽培のリンゴも「自然食21」でとりあつかっていますが、稀少かつ高価なので、ジュースにするのはちょっともったいないです。普通のリンゴは農薬の使用量が多いそうなので、わたしは皮をむいて使います。

②ニンジンの皮は栄養に富むので、タワシで洗い、皮ごとカット。

ニンジンを切るこれで大きめのニンジン2本分です。搾ると、200ccになります。

③リンゴの皮をむき、同じくカットします。

④ニンジンとリンゴをジューサーで絞り、ジュースをつくります。

juicerニンジンの搾りかすは、蒸しパンやピザ生地にしたり、ふりかけをつくったり、チャーハンに混ぜこんだりして活用しています。食物繊維のかたまりですから、捨てるのが惜しいです。リンゴの搾りかすは、乳酸菌のエサになるかと思い、ヨーグルトに入れています。

⑤すぐに、レモン汁かお酢_(1)を少量くわえてください。

サワードリンクレモンとお酢でつくった自家製サワードリンクです。ジュースに少し入れます。

⑥油_(2)を数滴落とし、ゆっくり噛みしめるように飲みます。

脚注 (1)ニンジンにはビタミンCを破壊する酵素が含まれます。レモンやお酢に含まれるクエン酸はその働きを弱めます。(2)ニンジンのベータカロテンは脂溶性ですので、油といっしょにとると吸収がよくなります。

300cc juiceわっ、と小さく叫んでしまうほど美味です。乾いたからだの隅々に染みわたります。わたしはこれで毎朝起きるのが楽しみになりました。

市販のニンジンジュースやリンゴジュースは基本的に使いません。というのも、生きものはほかの生きものの命をいただいて命を長らえさせている、というのが自然の摂理です。アトピー治療のために飲むのであれば、生きている、つまり生ニンジンと生リンゴからできたジュースをいただくべきだと思います。濃縮還元などの、スーパーのジュースは熱処理され、パック詰めされたもので、もう生きているとはいえませんし、実際に酵素などは死活しています。

といっても、生リンゴが入手しづらい夏場なんかは、100%ジュースで代用するのも仕方ないと思います。わたしは濃縮還元ではなく、ストレートジュースを使っています。味わいはもちろんですが、見た目の色つやも全然ちがいます。

葉とらずりんご青研の「葉とらず りんごジュース」
ストレートジュースです。絞りたてのリンゴを熱殺菌し、そのままパック詰め。1リットルパックが12本入って、4500円前後。1パックはリンゴ6個分の果汁を含みますから、リンゴ1個約61円。夏場に生リンゴを買うよりオトクですね。無加糖、無加水、無香料で、賞味期限は製造日から約6か月。濃縮還元のジュースとは味わいがまるきり別物です。一度これを飲むと、もう濃縮還元は飲めません。それくらいうまいです。妻は娘のため、これを寒天やゼラチンで固めてゼリーをつくっています。ある日、濃縮還元ジュースでつくったものと食べくらべてみましたが、味がまるでちがいました。

シャープの「juicepresso」
Amazonで、2万8000円前後。うちでは毎朝、コイツがうなり声をあげます。以前は、安価な高速分離方式ジューサーを使っていましたが、本当はずっとこれがほしかった。ある日、妻がコンロで電気コードを焦がしてしまったため、ついにお許しが出て、わが家へやってきたのです。金属刃で素材を切り刻む高速分離方式とちがって、石臼のようにスクリューで素材をゆっくりすりつぶすため、栄養素の破壊が少なく、大量の空気混入による酸化も防げるそうです。しあがりは濃厚で均一。高速分離方式のように成分の分離もないです。ずっと以前はミキサーを使っていましたが、あちらは材料を切り刻んで混ぜ合わせるので、飲み心地がどろりとしていますし、ニンジンとリンゴをまるごと食べるのと同じことですから、胃腸を休めることにはつながらないですね。

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