お風呂(入浴)対策 - 塩素除去、半身浴、塩浴、無添加石けん

アトピー完治を早めたいなら、正しい入浴方法を学びましょう。水道水の塩素や、石けんやシャンプーの合成界面活性剤は確実に症状を悪化させます。お金をかけず、手軽にできる塩素除去や、無添加石けんの選び方、塩浴(塩マッサージ)の仕方を説明します。

⑥正しい入浴方法

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お風呂で、老廃物や毒素、ステロイド残留物を排出

お風呂は毎日、しっかり入るようにしました。

シャワーだけですませるのはNGです。ゆっくりと湯船に浸かって、汗をたっぷりかくと、長年ためこんだ老廃物や有害物質、ステロイドの残留物なども外へ出ていきます。完治を早めると信じ、実践していました。

ステロイドを長期使用していた場合、皮下脂肪や血管壁、皮膚などに、体内で消費されたステロイドの残滓である酸化コレステロールが蓄積しているといいます。脱ステ後もしつこいかゆみと炎症に悩んでいる、こんな方は気炎物質である酸化コレステロールがしつこく悪さをしている可能性が高いそうです。

これは汗でしか排出できません。とりわけ、皮下脂肪に溜まった酸化コレステロールは排出しににく、まず運動で脂肪を燃焼させてからでないと、なかなか外へは出ていかないようです。ですから、毎日しっかり運動して汗を流し、お風呂でもたっぷりと汗をかく、これを実践していたワケです。

入浴時、わたしは風呂場に熱い生姜紅茶400ccを持ちこんでいました。生姜の発汗作用を利用するのが目的です。半身浴とセットで行なえば、かなり効果があります。アトピーの肌は汗腺がうまく働かないケースが多いのですが、生姜紅茶は体を芯から温めて、汗をたくさんかかせてくれました。つくり方を生姜紅茶と生姜湯の記事にまとめました。興味のある方は参照なさってください。

※みぞおちから下だけを湯船につけ、37~40℃のぬるいお湯で30分ほど入浴します。すると体の芯が暖まり、汗が滝のように噴出してきます。これを毎日2セットやっていました。

塩マッサージで、アトピーのかゆみが軽減

汗をたっぷりかいたら、塩マッサージをします。お塩の浸透圧の力で、皮下の老廃物が強制的に排出されるようです。お塩を両手につけて全身をゆっくりとマッサージ。すると、やがてぬめりのある汗が噴きだしてきます。アレルゲンのほか、炎症の原因物質も出てくるのでしょうか、かゆみも治まります。お塩に含まれるミネラルが、入浴後のお肌をしっとりさせてくれます。

塩浴と塩マッサージ食塩(塩化ナトリウム)はダメでした。単なる刺激物ですね。ミネラルを含んだ塩がいいようです。海のめぐみを拝借する、ということでしょうか。

ダイヤソルト、塩25kg「ダイヤソルト 並塩 25kg」
スーパーで200~300円で売っている750g入りのお塩だと高くつきます。わたしは、途中から卸業者さんを探し、25kgの袋買いに切り替えました。たしか1500円強に送料840円。コストパフォーマンスが格段にちがいます。最近はAmazonでも買えるようです。1500円前後。送料無料。さすがに安いですね。フェロシアン化合物というものが入っていないものがいいようです。この添加物は、毒性の強いシアンから作られる化合物の一種で、塩が湿気で固まらないようにするためのものです。

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塩素をとりのぞいたお風呂は、アトピー肌にも安心

なお、入浴時は次の2つをかならず行なっています。

①湯船の塩素除去
②無添加の石鹸を使う

水道水の塩素は、アトピーの皮膚には天敵です。風呂に浸かるとかゆみが増したり、炎症部位がまっ赤に腫れたりするのは塩素が原因であることも多いです。

わたしは脱ステ期、お風呂が大嫌いでした。炎症はひどくなるし、かゆみは増すし、風呂あがりには蕁麻疹が出たりしていました。ですが、塩素はビタミンCで簡単に除去できるのです。

塩素除去ビタミンCを付属スプーンにすりきり一杯(1g)投入。塩素臭が消えます。この半分の量でも、浴槽内の塩素は十分除去できると聞きました。

塩素除去をやるようになってからは入浴後の悪化が減り、入浴が気軽になった記憶があります。塩素除去しただけで子どものアトピーが治った、という話も聞きます。シャワーは使いません。かけ湯もあがり湯も、からだを洗う際も、塩素除去したお湯を使っています。

岩城製薬のアスコルビン酸原末ビタミンC岩城製薬の「アスコルビン酸 原末」
Amazonでも近所の薬局でも2000円強。200g入りなので、1日0.5gの使用なら400日もちます。

スズヨ美健研究所の国産高品質ビタミンC粉末ビタミンC スズヨ美健研究所の「国産高品質ビタミンC粉末」
こちらは1キロ入り1500円前後。安価ですね。最近、上の岩城製薬の製品が欠品ぎみで、価格もあがっている様子ですので、あわせて紹介しておきます。岩城製薬のほうが水に溶けやすく、飲用には向きますが、塩素除去ならこれでまったく問題ありません。

お風呂がユニットバスだったりすると、浴槽にお湯をはって入浴するのはなかなか難しいかと思います。そんなときは脱塩素シャワーが便利ですよ。

アラミックの「イオニックプラス ビタミンC シャワー」
脱塩素シャワー。Amazonで、7300円前後。詰め替え方式のビタミンCで、塩素を100%除去します。おまけに、同じ水勢でも約50%の節水ができるそうです。

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アトピーでなくても無添加石鹸はおすすめ

合成界面活性剤の入った石鹸やシャンプーも使いません。合成界面活性剤の怖さはよく指摘されています。皮膚のバリアー機能を破壊し、皮下組織や血管壁を破壊して血流に入りこみ、さまざまな悪さをするそうです。合成洗剤をかけるとゴキブリはあっというまに死にます。無添加のせっけんはネズミがかじります。

無添加の石鹸を使いはじめて、明らかに入浴後の肌の状態がよくなりました。それまでは「牛乳石鹸」を使っていたのですが、入浴後に炎症部位が赤く腫れることがありました。石鹸を変えただけで、なくなりました。なお、「牛乳石鹸」にも無添加タイプがあるようです。

※せっけんの化学名は「脂肪酸ナトリウム」と「脂肪酸カリウム」の2つです。原材料に「アルキルエーテル」「ポリオキシエチレン」「ラウリルエーテル」などの難しい名前やカタカナばかりの名前が書いてあれば、合成界面活性剤ということです。

洗濯用洗剤も合成界面活性剤が使われています。洗って干しても、洗濯物には残留物が付着していますから、それを着ると、皮膚を刺激します。運動で汗をかくと、炎症がはっきりと悪化しますので、わたしは洗剤も無添加石鹸でできたものを使用しています。

塩素除去と同じく、合成界面活性剤をやめただけで、子どものアトピーが治った、という話もあります。

ミヨシの白いせっけんミヨシ石鹸の「無添加石鹸白いせっけん3P」
いつもこれを使っています。3個入り350円前後。「無添加」を謳った石鹸には高いものが多いですが、これはリーズナブル。でも問題ないです。香料、着色料、防腐剤など無添加。原材料に「石けん素地」や「カリ石けん素地」とだけあるものが、昔ながらの安心な石鹸です。わたしは短髪なので頭もこれで洗いますが、同じメーカーからシャンプーとリンス、洗濯用石鹸も発売されています。家族用に買っています。「ベビー用」「アトピー用」と銘打った石鹸でも、合成界面活性剤が使われていることがありますので、ご注意を。

無添加シャンプー
ミヨシ石鹸の「頭皮をあらうせっけんシャンプー」
350ml。500円前後。

無添加リンス
ミヨシ石鹸の「頭皮をあらうせっけん専用リンス」
350ml。500円前後。

無添加洗剤
ミヨシ石鹸の「無添加衣類のせっけん」
1.2リットル。600円前後。

 
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お風呂あがりの保湿やスキンケアをどうするか?

完治までの100日間、わたしは保湿やスキンケアをほとんど行ないませんでした。

肌のかさつきや損傷がひどいとき、使用していた唯一のスキンケア用品は、自作のカスピ海ヨーグルト(笑)。このあたりのいきさつは、ほかの記事に書いたとおりです。アトピーだからといって、肌を特別いたわる必要はないと考えていましたし、ドラッグストアで売っている保湿剤を使うと、かぶれることも多かったですからね。

それに、このサイトで紹介している方法を実践しているうちに、症状は徐々に楽になっていきました。

ただ、わたしが治療期間を大過なく乗り切れたのは、家族の協力を得て、仕事を完全にやめられたことも大きいと感じています。毎日出勤する必要があったら、と考えると、やはりきつかったと思います。最初のころは皮膚がかさつき、かゆみで一晩中眠れないことがざらでしたし、外出するとなると人目も気になります。切り札のヨーグルトも、人と会うときは使えません。塗ると異臭を放ちますから。

いまある “かさつき” “かゆみ” をとにかくなんとかしたい、という方に、わたしが以前、手放せなかった保湿剤をひとつだけご紹介します。

てんさい糖の浸透力や吸水性、保湿力を利用しためずらしい保湿剤。身内が買って送ってくれていたのですが、入浴後のかさつきやかゆみがやわらぎました。「明日も仕事なのに今夜も眠れないのか」という悩みを抱えていた一時期、役立ってくれました。水で溶き、ペースト状にしたものをゆっくり肌になじませて、1~2分放置。その後、ぬるま湯ですすぎます。ちょいと面倒ですが、着色料や合成香料、防腐剤などの添加物が入っていませんから、顔にも安心して使えます。お試しサイズなら、1000円ちょっと。肌に合わなければ、全額返金してくれます。

アトピーに特別なスキンケアは必要ないと思います。

が、バリア機能が極端に落ちていると、体内の水分が外へ逃げだし、外からはハウスダストやカビの胞子なんかがどんどん侵入してくる、という悪循環におちいることがあるのも事実。腸内環境がよくなれば落ちついてくると思いますが、いまこの瞬間の症状をなんとかしたい、という方は試してみるのも一手です。

ナイロンタオルでゴシゴシ洗い、はいいの?

アトピーの方は、体を洗うときはやさしく泡立てて、手でなでるように――これ、よく耳にする話ですね。アトピーの肌はデリケートで水分が少なく、バリアー機能が損なわれているから、なるべく傷つけないようにしないといつまでたってもよくならない、こんな理屈ですね。

でも、わたしはずっとナイロンタオルでゴシゴシ洗っています。ソフトタッチを心掛けようが、ゴシゴシやって血を流そうが、治るときは治るし、治らないときは治らない。なにより気持ちがいいからです。

ハウスダストや汚染外気、シックハウスといった、外界からの刺激をゼロにすれば、アトピーは出ない、という説がありますが、炎症が体内で起こっている以上、わたしは無菌室で暮らしていても皮膚炎は起こると考えています。アトピーの炎症部には好酸球(白血球の一種)が集まってくることが知られています。そこで、彼らは皮膚を壊死させる物質を放出します。そこにあるゴミを外へ強制排出すべく、なんと内側から皮膚のバリアーを破っているわけですね。

それが証拠に、炎症部の皮膚は掻けば簡単に破れます。血が出ます。その際、老廃物やアレルゲン、ヒスタミンなどがいっしょに排出されているのだとわたしは考えています。

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管理人/イチロー

アトピー歴十数年。妻と娘との三人暮らし。数年前、ずっと目をそむけてきたアトピーが仕事もできないほど悪化。否応なく病気とがっぷり四つに組み、百日かけてねじふせました。その実践術のすべてを公開します。ひとりでも多くの方が、あの苦しみから逃れられますように。
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