罹患歴~発症から悪化、脱ステ、完治まで

管理人のアトピー罹患歴についてまとめました。ステロイドやプロトピックの濫用で重篤化、難治化し、副作用に長年苦しめられました。薬をやめた経緯や、その後の再発についても書いていますので、薬の中止を検討中の方や、再発した方の参考になるかと思います。

管理人のこと

最終更新日:2017/02/06
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上京イメージ

20代で発症した湿疹が、ステロイドで成人型アトピーに

わたしのアトピー歴について、まずはざっと説明しておきます。

具体的な治療法とは関係ありませんので、時間のない方や興味がない方は先へ進んでいただいてもOKです。

20代後半で上京して数カ月後のこと、おでこにしつこい湿疹ができました。当時はステロイドについての知識がまったくなく、「液体ムヒ」を繰り返し塗って対処していましたが、やがて背中やおなかにも湿疹が広がっていきました。いま思えば、コンビニ中心の食生活や生活リズムの乱れからくるものだったのでしょうが、そんなこととは露知らず、皮膚科の扉を叩きました。

座っていたのは、きれいな女医さんでした。

「あなた、アトピー?」
「いえ、ちがいますよ」
「念のためアレルギー検査しましょうか」

血液検査でアレルギーを調べてもらったけれど、ハウスダストに少しばかり陽性反応があるくらいで、IgE抗体も基準値内。ステロイドを処方してもらい、帰ってそれを塗ったら、ひとまず湿疹は治まりました。

これが地獄の入り口だと気づくのは3年後のこと。

湿疹はすぐに再発し、またステロイドを塗布。その繰り返しで、このままではいかん、と思い、大きな病院で調べてもらったけれど、やはり原因はわからずじまい。そこでもステロイドを処方。そうして症状が徐々にひどくなり、1年後に門をくぐった病院で再度アレルギー検査をしたところ、なんとアレルゲンのほとんどに高い陽性反応が出ました。IgE抗体の値も健常者のレベルをはるかに超えていました。

なんとかせねば、との焦りは日増しに強くなり、ドクターショッピングの日々がやってきます。でも一向によくならない。どの病院でも判をついたようにいわれるのが、

「一生治らないから、薬でコントロールするしかないよ」

この言葉を聞くたび、背筋が凍りつく思いがしたものです。

仕事の忙しさもあって、有効な対策を打てないまま3年が経過しました。そのころには一番強いステロイドも効かなくなり、顔だけはプロトピックでなんとか抑えていたものの、頭髪は抜け、あちこちに硬貨大のハゲができ、首から下は象皮症と色素沈着と炎症の嵐。ハードワークと寝不足つづきでもうへとへとなのに、それでもかゆみで3時間以上つづけて眠れない。とにかくものすごいありさまでした。

プロトピックで腎臓病に!? 副作用の怖さを知って脱ステ

ある日、はじめて訪れた病院で、プロトピックを2年ほど使っていることを告げると、いきなり血液検査をされました。プロトピックを長期使用すると腎臓がダメになることがあるというのです。これまで何人もの医師の診断を受けましたが、そんなことを教えてくれた医師はいませんでした。

これを聞いて、外用薬だからたいした副作用はないだろう――医師からはそんな説明を受けていました――と高をくくっていたことを猛省し、薬の副作用について真剣に調べはじめました。

すると出るわ出るわ。

恐ろしくなり、もはや薬が効かなくなっていたことも手伝って、結婚を機に薬をやめることを決心しました。妻の協力を得て、一気にステロイドをやめ、その後、プロトピック、抗ヒスタミン剤と順に中止しました。リバウンドは、それはもう筆舌に尽くしがたい激しさで襲いかかってきました。しかし薬をやめれば治ると強く信じ、次章でくわしく紹介しますが、サプリメントや塩浴、海水浴、日焼け、サウナなどを駆使しながら、なんとか脱ステロイド期間を乗り切ったのです。

まともに眠れるようになったのは脱ステロイドから3年くらい経ったころ。気がつけば、症状の8割方が治まっていました。

それからの数年は小康状態を保ち、平穏な日々が流れていきました。ところが数年前――。地獄のような、アトピーの再発が待っていたのです。

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数年後、いきなりのアトピー再発

それは突然やってきました。皮膚に湿疹があらわれ、やがて全身のあちこちが青紫に染まり、それが広がるのにともなって、じんましんが併発。激しい頭痛にも襲われるようになったのです。2週間に1度くらいのペースで、高熱が出ました。

脱ステロイドからずいぶんと時間が経っていたため、リバウンドとは考えにくく、まったく原因がわかりませんでした。手はじめに煙草と酒を断ちましたが、好転の兆しはありません。食事療法を行ない、毎日からだを激しく動かし、漢方薬、お灸などにも手を出しましたが、坂を転がるように悪化していきます。しかし、わたしはいちいちそれをメンゲン反応(好転反応)だと思いこみ、やがてちがうと気づく、そんなことを繰り返していました。

最終的には瀉血療法に手を出しました。後述しますが、瀉血は汚れたどろどろの血液を抜く治療法で、卓効があります。ただ、やめどきがわからず、これしかないと信じてどつづけた結果、わたしは死にかけました。ひどい貧血で歩行困難となり、トイレに行くだけでも息切れする始末。最後は、本当に命を失いかけたのです。

独自の方法で、100日間でアトピーが完治

死の淵から生還したわたしは、これまでもアトピーの改善には本気でとりくんできたつもりでしたが、あらためて過去の体験を検証し、書物やネットの体験談などを読みあさり、治療法を組み立てなおしました。

それを淡々と実践しました。もうこれしか手がない。不退転の覚悟です。

100日後、十数年にわたってわたしをふりまわしてきたアトピーと、ついにおさらばすることができたのです。

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管理人/イチロー

アトピー歴十数年。妻と娘との三人暮らし。数年前、ずっと目をそむけてきたアトピーが仕事もできないほど悪化。否応なく病気とがっぷり四つに組み、百日かけてねじふせました。その実践術のすべてを公開します。ひとりでも多くの方が、あの苦しみから逃れられますように。
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